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オリジナルストーリーはいいのだけど、いつの間に柢王の額に魔族のカケラ入り込む事故があったんだ? でも考えてみれば1巻から柢王は額に額布してたよな… 魔族は天界人に憑くと力を増殖させるらしく、宿主の力が育てば育つほど魔族のカケラも大きくなり柢王の肉体が乗っ取られてしまう。 そうなる前にと、ある石の存在を桂花は探してる。それに天界の蔵書室を任せられる司書の候補者との話を織り交ぜた話だった。 後は柢王のお仕事日常編。 案外こっちのお話がシリアス目だったな。 そういえば天界って東西南北とそれぞれ国家を成してるわけだけど、西って出てきたっけ?
『ヴォー・ア・グレイの宝玉』
天守塔の蔵書室は蔵書量など設備としては最高クラス。
けれど、以前、アシュレイが本を散乱させてしまったこともあり、新たに分類を整理して陳列し始めたのだが…。
なかなか進まない作業に次期蔵書室の候補生に上がっていたナセルを探すことになるのだが、彼は刑務所にいて…。
刑務所が犯罪者をみんな子供にして収容しておくためアシュレイも子供になって潜入。
ちびっ子アシュレイ可愛いですv
そして、その肝心のナセルですが番人の言いなりかと思いきやどこまでも頭の回る子というか賢いです。
結果的にアシュレイに助けられる形になったナセルはアシュレイを挟んでティアとのライバル候補って感じ?
『東領元帥の憂鬱』
こちらはタイトル通りに東領の話ってことで柢王と桂花のお話です。
花街で起きた偽札事件について調査した柢王と桂花。
その捜査線上に浮かんできた人物に対して、柢王は苦渋の選択を…。
誰もがしない決断をする。
ダメなものはダメ。
でも、大切なもの、惜しい人材は守る。
そして、そんな昏い汚れた部分は誰も知らなくていい。
ただ、桂花だけがわかっていてくれれば…みたいなお話。
事件の決着をつけに行って戻って来た時の柢王と桂花のお風呂でのシーンがすごく好きです。
柢王を抱きしめる桂花が、やるせない柢王の気持ちごと包んでくれてるようで。
そうやって分かり合える人がいるからこそ、柢王も苦渋の決断をしても乗り越えていけるんだろうなぁ。
あ、あと、桂花が美姫に化けてる(女装?)シーンがあるんですが、華やかでとてもキレイです。