条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
19世紀ロンドンを舞台にした殺し屋神父×気高い御曹司の パラレル小説!
dakaretaiotoko 1i ni odosareteimasu kouketsu no junkyosha
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
原作コミックスを小説化するのではなく、
同じキャラクターでパラレルワールドの作品を作るのが面白いなと思いました。
アニメ版のシリーズ構成・脚本を担当している方が書かれただけあって、作品内で動き回っているのはチュン太&高人さんそのもの。まったく違う時代背景で異国で肩書きも違うのに何も変わらない彼等が面白いやら安心するやら(﹡´◡`﹡ )
というのは少なからず原作を楽しんできた者の感想。元ネタは桜日さんが遊び心で書いたラフ画(チュン太を殺し屋神父・高人さんを御曹司で描かれたもの)から始まっているだけあって、原作ファンが楽しむ小説だなぁという印象は正直ありました。
本を開いて個人的に感じたことですが、字は大きめで行間も広めかな?と。小説は…という方もチャレンジしやすそうかなと思います。(あくまで私感ですが…) 著者がアニメの脚本を書いているだけあって、テンポやセリフ回しがアニメっぽい感じもしました。(本を読んでる最中、頭の中はアニメで動いてた…)その辺りでも取っつきやすさはあるかもしれません。
ちなみに桜日さんの描き下ろし漫画は4P。
挿絵は(ザッと数えて)6枚+人物紹介イラスト。
個人的一押しはポリスメン・ウサカの立絵です…!!!!
めちゃくちゃカッコイイ……!!!!!!!!(;///;)
評価は
・原作を嗜む者的にパラレル最高→萌え×2
・小説としての感想(細部の違和感)→萌え
(違和感の例をあげるなら、19世紀イギリスが舞台なのに"枕営業"ってセリフが使われたりとか…。元ネタを意識しすぎてたま~に「ん?」となる。細部を気にせずゆる~く読むぐらいで良いのかもしれない…)
萌え×2寄りの萌えであげます。
さてさて。お話は19世紀イギリス。
◉高人さん→ティケト
名門貴族の御曹司で出生に秘密があり、常に命を狙われています。
◉チュン太→ジュンターヌ
神父 兼 ティケトのボディーガート。壮絶な育ちゆえ子供時代は殺し屋。(今もティケトのためなら躊躇いなく人を殺せます)
少年ジュンターヌも最初はティケトを殺すために雇われた殺し屋でした。しかしティケトと出会って生まれて初めていろんな感情を知ります。少年ジュンターヌの生活状況を聞いたティケトは怒り悲しみ、殺しは止めるように叱り、少年ジュンターヌを教会に預けます。
少年ジュンターヌはまたティケトに会いたいと願っていましたが、叶わぬ夢でした。ティケトは命を狙われる身。少年ジュンターヌに危害が及ばないよう接点を持たぬようにしていたのです。
それから数年ーーー、またも帰る場所をなくしたジュンターヌの前にティケトが現われます。そして立ち上がれないジュンターヌに「おまえに生きる理由をやる。俺に従え」「報酬はなにが欲しい?」とーーー。
そんな感じで物語が展開していきます。ティケトの命を狙う輩と対峙したり、街を不安に陥れる"悪魔憑き"(いわゆるゾンビみたいな…)を追ったりと、全体の設定自体は硬派ですが如何せん登場するキャラがキャラなのでコミカルでライトな印象が強いかな~と思います。
個人的にめちゃくちゃ萌えたのが、彼等が出会った時にジュンターヌがまだ子供だったところ…!!!愛情も温かい食事も知らないジュンターヌがティケトの優しさにポカンとなるのがキュンなのです…!!!お風呂の入り方すら知らなくて、ティケトが頭を洗ってあげたりね。良き(∩´///`∩)そんで子供時代からティケトに執着しながら生きて今のジュンターヌが出来上がるのがニヤニヤしちゃうッ!!攻めの成長みるの大好きマンには堪らない展開でした♡
あと上にもかいたけれどポリスメン・ウサカがカッコイイ。この人が登場すると話が締まるかんじがして更にグッときました。(登場シーンが少ないのが悔やまれる…)ササキさんが登場するとホッと和むところも原作イメージ通りで良かったです♪
芝居がかったセリフは少々引っかかったかな…。浮いているというか、やたらテンション高い会話だなぁと。個人的には好みからすこし外れました。(アニメや漫画だと気にならないんですが;)パラレル小説として読む分には面白かったです。