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kemono ni yomeiri
人外苦手な私でも楽しめる作品だったのでレビューを書きました。人外苦手、または未着手の方向けのライトな話としては最高だったと思います。
本作の登場人物は、山神・イシラと村人・ヤトです。二人は小さい頃は仲良しでしたが、イシラが正式に山神となってからは会っていません。そんなある日、山神様がヤトを生贄として要求します。ここらへんは神様BLフォーマットですね。
ただ、想像した100倍くらいイシラ様が可愛いです。
ヤトは生贄のつもりで屋敷に来たのに、なぜか高級旅館のサービスを受けます。屋敷の説明をしてくれるお付きの(?)うさぎも可愛い。テンションマックスでやってくるイシラ様を宥めます。イシラ様はずっとヤトが大好きだったんですね。ヤトは人身御供ではなく嫁なので、ベッドシーンもめっちゃ甘いです。人外あるあるの調教系で山神様のアレのサイズがでかい話で展開すると予想していたのですが、蓋を開けてみたらただのイチャイチャ。イシラ様はサイズ勝負ではなく前戯に時間をかけるタイプでした。全身舐め回されてトロトロのヤトが可愛い。気持ちが昂ぶってから挿入されるので、痛かったり辛かったりもないです。
イシラ様は神様の威厳ゼロなので人外BLとしては弱いかもしれませんが、人間大好きな神様もありなのでは?と思っています。何より絵がきれいで構成も分かりやすいので、苦手な人もとっつきやすいと思いました。