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yosoou alpha tanetsuke no omega
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
他の方が書いている通り、ストーリーのとても面白い作品でした。真頼はオメガながら社長の座に着くエリートで、主張のしっかりした人なので、個人的にとても好みでした。またジョーカーという裏の顔を持つというのも、少し耽美な感じがしてよかったし、エロという点では抑制器が良かったです。抜いた後に快感が一気に来るということは、、、それを自分で抜くとすると、、、など、これだけで色々な話が出来そうな本当に素敵なアイテムでした。
上記の通りいろいろな点で素敵な作品ではあったのですが、展開が速すぎるということだけが残念でした。ジョーカーのくだりも出会いの場面でほぼ終わりですし、然程のエピソードもない中ですでに好き合っていて、違和感でした。また、最後は子供たちの協力を得て解決していましたが、流石にあの年頃の子どもには無理がありすぎるのではと思ってしまいました。1巻でまとめることを考えると致し方なかったのだと思いますが、同じ流れでもゆっくり巻数をかけて、エピソードを色々経てからくっついたり、子どもが暗躍できた理由を説明したりなど、して欲しかったと思います。
水壬楓子先生の初オメガバースもの。
こちら、すっごく面白かったです!
オメガバース的には王道設定寄りかと思うのですけれど、ベテラン作家様が味付けをするとこうも面白くなるのかと。
コミックス版は未読ですが、今作だけでも十分に楽しめました。
どうやらリンクしている部分もあるようなので、コミックス版も気になるところです。
昼間は財閥の御曹司で次期当主候補。
発情期の夜は、自身が経営する娼館で謎の高級男娼・ジョーカーとして淫らに舞う。
この2面性を持った真頼が主人公な時点で面白く感じてしまう。
財閥もの、と聞くと少々難しそうなイメージがちらつくかもしれませんが、全くそんな事はなく。
文章がとてもお上手なので、疑問もなくするするっと読めてしまいます。
なおかつ面白いというのだからすごい。
個人的なイメージを言えば、主人公がアルファを装って生きて来たオメガもの…となると、もっと悲壮感が溢れるものになってしまったり、いざ番相手が現れると、途端になよっとしてしまったりしがちな気がするんです。
しかしながら、こちらの作品は受けも攻めも最初から最後までかっこいい。
あくまでも対等の関係かつ、バディ感があるというのかな。
相手を心から信頼しているのが分かるのが良くて。
もちろんラブも甘さもたっぷりあるんです。
もー、たまらないですね!最高じゃないですか?
こういうオメガバースが読みたかった。
前半は、財閥の中でオメガである真頼がアルファを装い、息が詰まりそうになりながら気高く生きる中で、他財閥の風変わりなアルファ・黎司と再会し、呪いのような家から抜け出し共に歩んでいく事を決めるまで。
後半となるのはそこから約7年後のお話で、2人の間に誕生した子供達も登場し賑やかに。
決別したはずの御家騒動に巻き込まれながら、家族の揺るぎない繋がりを描いたもの…と、盛り沢山です。
娼館での再会時の印象では、もっと殺伐とした無理矢理な展開になるのかなと思っていたのです。
ところが、良い意味で予想を裏切られる、甘くて良い読み心地の再会ものでした。
攻めの黎司がですね、アルファだとかオメガだとか、そんな些細な記号のようなものには拘らず、真頼という1人の人間を心から認めて尊敬し、愛しているのがあちこちに見て取れるのがすごく好きで。
財閥にとっては「ジョーカー」のような立ち位置に居た2人が惹かれ合う様子もこれまた良いんですよ。
運命なんて言葉よりも、黎司が何気なく言った一目惚れというシンプルな言葉になんだか1番萌えてしまったな。
後半では、前半と色が少し変わっているのが面白くて。
いやー、前半よりも甘さはたっぷりで、けれどそれだけではなく展開が非常に面白いです。
決別した家の問題に巻き込まれ、子供達も黎司も側に居ない状況で必死に立ち向かおうとする凛とした真頼がかっこいい。
お互いを信頼し合っている2人の強さが素敵なのです。
6歳とは思えないちびちゃん達の活躍もお見事でした。
ママは最高だよね。もちろんパパもね。
ハラハラもドキドキもラブもあるバランスの良さ。
お話の面白さと魅力的なキャラクター。
テンポも良く、1冊を通してとても楽しめました。
この世界観でもっと読みたくなっちゃう。
今作で登場した、抑制剤ならぬ抑制器。
ヒート時にアレの形をした抑制器を挿入して、文字通り抑制する代物なのですが、副作用が無い代わりに、抜いてしまうと抑え込んでいた性欲が一気に放たれて強烈なヒート状態に陥ってしまうと。
この設定だけでも、これはすごいアイテムが出て来たぞ…というワクワク感でいっぱいだったのですが…
さり気なく自分の形を模した物を真頼に渡していた黎司と、そうとは知らずに使っていた真頼の図に、自分の中で眠っていた何かの扉を開かれた気がしました。
ありそうでなかった、こんなにえっちで素敵なアイテムを思い付いた水壬先生の発想力に乾杯。
アンソロジーで読んだ時から好みだな、と思っていたので、一つの作品として本になると知って楽しみに待っていました。
受け様は五大財閥の1つ、佐倉之家の次期当主として日々精進している真頼。
オメガでありながら、身内にもそれを隠して、アルファらしくあろうと気を張って頑張っていて、こんな生活を毎日過ごしてるなんて痛々しいくらいだと感じちゃいました。
ヒートの時には、高級クラブを作っていて、そこで最高級男娼ジョーカーとして身の内にこもる熱を発散している。
かーっ、やることが大きくて潔くてかっこいい。
攻め様は、その高級クラブに客としてやってきた同じく財閥の1つである藤院家の黎司。
アルファであり、幼い頃に自分がかみついた後があることから、ジョーカーが真頼であると気付いて、口止めとして、開発中のヒート抑制器ア○ルプラグのモニターを依頼。
ア○ルプラグって。
これを世に出したくて書いたと後書きで書かれてましたが、薬じゃくて抑制器のプラグとか、そんな世の中の攻め様が喜びそうなもの、よく考え付きましたものですね、と水壬先生の発想力に脱帽です。
んで、この抑制器、入れてる間はよく効いてるけど、外しちゃうと爆発的なヒートがきてしまう、という、やっぱり攻め様が喜んじゃうものだよね。
真頼も、外してヒートが来た時は黎司に相手をしてもらって、と過ごしていって距離を縮めていく2人。
これまで次期当主として努力してきた真頼は、一度は黎司の手を離したけど、一族が集まる面前で黎司が真頼を得る為に爆弾発言をしたのを見て、黎司と生きていく覚悟を決める。
もうね、2人してとってもかっこいいんです。
そして、2人の関係を運命じゃなく、ただのひとめ惚れだ、と言い切る黎司にきゅんですよ。
その後の書き下ろしでは、2人の双子の男の子に恵まれた忙しくとも幸せな日々を過ごしているその後の2人なのだけど。
真頼を放逐したくせに、他のアルファの息子では事業がうまくいかず、真頼の息子であり孫に当たる双子ちゃんを欲しがる佐倉之家の当主である父親。
裏で手を回して引き取ろうとするも、たくましい双子ちゃんの活躍もあって、無事解決したかとほっと胸をなでおろしたら、最後の最後でうえーーーっていう出来事が待ってました。
他のアルファから番にされそうになる真頼の恐怖。
自分の唯一の相手が他のアルファの番にされそうになる黎司の恐怖。
ここで黎司の告げる想いがまたきゅんきゅんでございました。
あー、よかった。
最後まで気を抜かせず楽しく読ませて頂きました。
イラストは小山田あみ先生ときたら、またかっこよくて男の色気がたっぷりの2人が堪能できました。
壬生先生の初めてのオメガバースらしいですが、とても面白かったです。そしてベテラン作家さんらしく文章も読み易かった。
コミカライズ版はまだ読んで無くてこれからです。
オメガだという事を隠して五大財閥の沙倉之家の当主になるべく奮闘している真頼がとても魅力的でした。身内にも隠す緊張感が読んでて胃が痛くなります。
誰にも頼る事が出来ず自ら経営する娼館でヒートをやり過ごすのですが、それが全然痛々しく無いんです。真頼のジョーカーがとても魅力的でした。
それでも黎司が客として現れて、真頼の正体に気が付いた事から運命が変わって行きます。
黎司が商品化しようとしていたプラグ型抑制器がとってもイヤらしかったです。
そして思わぬ妊娠と沙倉之家での園遊会でのピンチに颯爽と登場して、真頼を拐って行く黎司がとってもカッコいいです。真頼も呪縛から解き放たれて幸せそうでした。
沙倉之家を出て双子を産んでからのお話も物凄く面白くて、時間を忘れて夢中で読みました。
黎司と一緒に仕事をしてとてもやりがいを感じている真頼の様子と、賢く可愛い双子と黎司のやりとりの様子がとても幸せそうで。
真頼の良き理解者であった中原が沙倉之家の執事を辞めて、真頼について来てくれていたのも良かった。
真頼が居なくなった沙倉之家は異母兄達の無能振りで経営不振に陥ってました。そのうちの何社かを黎司が買い取り真頼が再び経営に携わるようになりました。
すると今まで音信不通だった父親から呼び出しが来て、双子を沙倉之家の跡継ぎにしてやるから後見人として戻る事を許すという甚だ受け入れられない内容でした。
真頼はもちろん断りましたが、黎司を暴行罪の冤罪で逮捕させたり児童虐待容疑で福祉局に双子を連れ去らさせたりとやりたい放題です。
心配する真頼に黎司は大丈夫だから信じろと言います。
黎司は双子の親権を巡って公開裁判を起こします。金を使った証人に沙倉之家が優位に思えましたが、双子達が証言台に立った時に逆転劇が起きるのです。
この辺りでとてもスカッとしました。
壬生先生は後書きで最初で最後のオメガバースと書かれてましたが、是非続編を書いて欲しいです。
当て馬の穂高と彼の兄と真頼の大叔父のお話も読みたいし、黎司と真頼のその後をもっと読みたいです!
作者さん初となるオメガバースで、アンソロジー掲載作である「heat capacity」に、その後の二人で「装うアルファ、種付けのオメガ」を書き下ろしての書籍化になります。
連動企画として、一足先に「heat capacity」のコミカライズ版「孕むアルファ擬態するオメガ」が発売されていて、もうすっごく面白かったんですよね!
これが小説版で、更にその後の二人が読めるとあって、発売を今か今かと待ちわびましたよ~。
や、何より唸らされたのが、座敷牢の回収。
これ、連動企画の良さと言うものが、最大限生かされてますよ。
こうも巧みに使って来たか!
こういう、プロ同士のペンによる共創って、めちゃくちゃ面白いですね。
また、コミカライズ版では二人が結ばれておしまいだった為、くっついた二人のイチャ甘は少な目だったんですよね。
それがそれが、こちらでは約半分も、カップルとなった二人が読める。
もう、びっくりするほど甘くてですね!
オマケに、ストーリーとしてもめちゃくちゃ面白くてですね!!
「孕むアルファ擬態するオメガ(heat capacity)」でも胸アツなオチに萌え転がりましたが、「装うアルファ、種付けのオメガ」では痛快なオチに萌え転がりましたよ。
もう本当、面白すぎるわ。
黎司、真頼が好きすぎるし、格好よすぎるわ。
守るべきものの為に、毅然と顔を上げて戦う真頼、シビれまくるわ!
ザックリした内容です。
国を支配する五大財閥の一つ、沙倉之家後継者である真頼。
美貌と才能を併せ持ち、優秀なアルファとして知られる彼ですが、実はオメガだったんですね。
その事実を隠して当主としての仕事をこなす真頼は、発情期になれば高級男娼「ジョーカー」として持て余す熱を発散する日々。
そんなある日、ジョーカーの客としてやって来たのは、同じ五大財閥である藤院家のはぐれもの、黎司でー・・・と言うものです。
まずこちら、設定がとにかく面白いのです。
主人公である真頼ですが、昼は凛々しい若き当主、発情期になれば妖艶な「ジョーカー」として男娼をしと、そのギャップにまずノックダウンされちゃうんですね。
いや、オメガが不当に扱われる社会に強い憤り持つ、すごく誇り高い青年なんですよ。
ジョーカーとなるのも、効率的に熱を発散させようと言うしたたかな考えからなんですよ。
そんな真頼と幼い頃に出会っていて、今回再会を果たしたのが攻めとなる黎司。
彼は特権階級でありながら一人で海外を放浪と、変わり者のアルファになるんですけど。
こう、すごく器の大きさや余裕を感じさせる、ついでに受けに甘い攻めでしょうか。
で、やたら滾っちゃうのが、ジョーカーと客としての二人の再会時。
これ、真頼が女王様然としていて、そんな彼を大人の男の余裕でもって抱く黎司と、すごく萌える展開なのです。
「もう他の男では満足できなくなるぞ?」と黎司が言えば、「満足させてから言え・・・!」と真頼みたいな、強気な応酬が最高なのです。
個人的に、こういうやりとりがめちゃくちゃツボなのです。
と、ここから、共同で「発情抑制器」の開発をする事になり、その過程で二人の距離が近づいてゆく様が、丁寧に綴られます。
いやね、終始真頼視点で進むんですけど、黎司の真頼に対する深い愛情が透けて見える仕様なのです。
ふいに黎司の見せる言動が、真頼への真っ直ぐな想いを感じさせて、めちゃくちゃ萌えちゃうのです。
先に、二人は幼い頃に出会っていると書いたんですけど、既にその時、黎司は真頼に運命的なものを感じていたんですよね。きっと。
まぁそんなワケで、20年もの時を経て、再び二人の運命が回り出すと言う展開が、とてもドラマチックでうっとりしてしまう・・・。
この後も、真頼にとっては試練の展開なんですけど、黎司の愛がとにかく深くて、ひたすら萌え転がっちゃうんですよ。
何だろう・・・。
オメガなのを隠す事に、強い意地を見せてきた真頼。
逆を言えば、アルファを装うしかなかったんですよね。
そんな彼が呪縛から解放される、胸アツのオチがとても感動的で。
そしてしつこいけど、とにかく黎司が格好よくて!!
と、ここまでがアンソロジー掲載作。
ここから書き下ろしで、その後の二人になります。
こちらはとにかく甘~い!
双子の可愛い子供達に恵まれ、更に二人で新しく会社を興しと、愛に溢れた日常を読む事が出来ます。
また、沙倉之家が二人の子供達を後継者として手に入れようとしたり、かつてのジョーカーの客が横恋慕してきたりと、ハラハラドキドキの展開もあるのです。
追い詰められる二人と、かなり切なくもあるのです。
ただ切なくもある分、これまた痛快なオチに気分爽快で。
そして、二人の強い絆に感動で。
や、これしか出てこないけど、めちゃくちゃ面白いよー!
最高だよーーー!!
ところで、コミカライズを担当された宝井さきさんのイラストもとっても素敵でしたが、小説版での挿し絵を担当されてる小山田先生のイラストも素晴らしかったです。
表紙をめくって悶絶しましたよ。
わぁ~お!
最後になっちゃったんですけど、財閥が存在する事からお分かりのように、パラレル日本が舞台となります。
この世界観も楽しいです。
ついでに、発情抑制器と言う斬新な発想にも恐れ入りました。
何だかんだ言いつつ、黎司のスケベ心が透けてみえちゃうのが楽しいなぁ!
コミカライズと同月発売の原作です。
財閥×Ωバース=ドラマチックという、王道のドキドキわくわく展開です。
「heat capacity」
「装うアルファ、種付けのオメガ」
前半は、財閥の跡取り沙倉之真頼(Ω)と籐院家の一匹狼・黎司(α)とが結ばれるまでのラブストーリー。
後半は、絶縁されたはずの沙倉之家のお家騒動に巻き込まれるストーリーです。
真頼は、αと偽り財閥を継いだΩです。
αに引けを取らない商才をもち、誰からも慕われる人格者で強くて健気な美人さん。
Ωのヒートを紛らわすために自ら経営する高級娼館で一夜限りの客を取るのですが、そこに現れたのが運命の番(多分)で、幼馴染みでもある黎司です。
黎司は自信家で俺様。
セックスでも、〝俺が満足させてやる〟的なオラオラ感を醸し出していて、そこにキューンてなります♡
小山田先生のイラストがまたカッコいいのよ。
パーティー会場で、兄にΩであることを暴かれそうになる真頼を黎司が颯爽と庇う姿にドキドキしました!
後半は、双子を出産した真頼と黎司が幸せ家族になっていてほっこりさせられます。
でもね、黎司が真頼ラブすぎて子ども達にキスを見せつけたり、事後をみられても気にしない態度がちょっと気になっちゃったんですよね。
私は絶対嫌なの。子どもの前で親が性を感じさせる事が。
そこは人それぞれの考え方なんでしょうけど……
ただ、ストーリー展開としては面白かったです。
真頼の父親が身勝手で横暴でムカつきます!
親子はね、万能薬じゃないんだよ。
血が繋がってなくても夫は家族だし、子は宝なの。
自分勝手なお家騒動に苛ついたけど、手段を選ばない相手を完膚なきまでに叩きのめした時は最高にスカっとした!!
強い相手に屈せず、最後まで戦い続けた黎司がやっぱり素敵でしたね。
子ども達は大人過ぎて、ちょっとゾクッとしましたけど……
最後の最後にもう一波乱ありますが、ここも黎司がかっこ良くて惚れ直します♡
全体を通して楽しめました。
ただ、黎司の友人・帆高とその兄、座敷牢に幽閉されていた真頼の大叔父(Ω)との関係は、匂わせで終わってしまった感じがしました。
スピンオフもあり得るのかなー?なんて期待してます^^
あと、作中に登場した「抑制器」と呼ばれるアナ○プラグの発想が素晴らしいと思いました。
抑制剤じゃなくて、抑制器!
挿入中はヒートが抑えられるというもので、その反動は激しいヒートという、まさにΩバースならではのエロ設定!!
IUDとかをヒントにしているのかな?と思ったり……
とにかく、独創的な発想に脱帽でした。