僕の弟子入り顛末記

boku no deshiiri tenmatsuki

僕の弟子入り顛末記
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
乙吉 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コンパス
レーベル
コンパスコミックス
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

弟子入りに行ったはずの憧れの小説家の先生にいきなり褥に誘われた…!?文学界の人気作家・芝村先生の小説に憧れて作家になることを夢見る学生の辰午(たつま)。弟子入りに訪れた先生の家で小説家と思えないほど耽美で綺麗な男性に引き入れられ、あまつさえ辰午の若い身体を淫らに受け入れられてしまい…!?憧れの芝村先生となし崩しに体の関係を持つことになり、辰午の作品も小説家の登竜門の同人誌に載せてくれるというが…?夢と肉欲の狭間で揺れる時代浪漫。表題作ほか、和の雰囲気ただよう全4編の短編集。当コンテンツには「僕の弟子入り顛末記」「貴方に好きと言われたい」「果てしなく、ただお前を」「背中越しに恋の花」が収録されています。

表題作僕の弟子入り顛末記

早川辰午,19歳,小説家志望の学生
芝村洲也,小説家

同時収録作品貴方に好きと言われたい

市丸孝太,ゲイに目覚めた会社員
新津煕,31才,喫茶店マスター

同時収録作品果てしなく、ただお前を

元蔵
那鎚(なづち)

同時収録作品背中越しに恋の花

利助,生駒屋の奉公人
藤二郎,湯屋の三助

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

テイスト色々短編集。全部和服もの

電子配信の乙吉先生の短編集。

「僕の弟子入り顛末記」
年代は明治?昭和初期?
憧れの小説家に弟子入りしたいと熱望する書生さんが主人公。
自分の書いた小説を持参して芝村先生の家に押しかけた辰午(たつま)。
だが先生は会った途端に性的に誘ってくる美形の男だった…!
…という感じでいきなりHになりますが、辰午はずっと良い子だし先生は別にビッチというわけでもなく、両思いの恋人になります。

「貴方に好きと言われたい」
女性と付き合っても長続きせず、別れ際にゲイじゃないの?と言われたことでゲイに目覚めたリーマンの市丸。
ある日食事に入った店の和服美人マスターに一目惚れし…
マスターの新津はゲイで、襲い受けされてのめり込むが、新津は恋人に裏切られたことがあり人間不信で本気の恋はしないと言われてしまう。
市丸がひたすら一途で、新津の心も癒されていきますよ、というお話。

「果てしなく、ただお前を」
江戸〜明治くらい?
1人の男の臨終場面。美しい男が看取っている。
その美しい男はどうやら不老不死で、長く愛し合っていた相手を今亡くそうとしている…
必ずまた見つける、と言い残して逝くが。命の長さの違いを描く切ない系。

「背中越しに恋の花」
江戸時代。
奉公人であり、小遣い稼ぎに男を抱いたり抱かれたり、の利助。
ある日湯屋で新入りの三助・藤二郎に一目惚れして…
藤二郎もカネ次第で湯屋の客と寝ていた。利助もカネを注ぎ込むが、藤二郎には心に秘めた恋があって。



乙吉先生の絵柄が結構好み。スッキリ美形で非常に読みやすいように感じます。
ストーリーは正直短編ということもあるのか唐突な部分もあり。
「貴方に好きと言われたい」はストーリーも良かったと思う。また、「果てしなく、ただお前を」は主題が好きなので、こういうお話をもっと読みたい。

1

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