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utsuro na ai
めちゃくちゃ痛くて可哀想な本です、が、ラストがハピエンなのでいくらか救われます。
メインCPはどちらもネグレクト気味な家庭で育ち、黒く染まっていく。仲間と店をオープンすることになったトアと、幼い頃からずっとトアを、トアだけを慕ってきたジント。真っ黒な大人たちの手に絡め取られ、彼らの人生は狂っていく。
そんな中、トアが共同出資者のオトコに犯されたことを知ったジントは、自分を抑えられなくなる。トアの身体を無理やり暴き、更に執着を募らせ、見るもの全てを疑い、なんとかして、トアだけは離すまいともがく。
一方のトアは、大きな秘密を抱え、みんなから愛される偽りの自分に押しつぶされそうになる。楽な方を選ぼうとするが、誰も選べない。
終盤に向かうにつれ、ジントの行動力に驚かされる。最後の最後まで、目が離せない展開が続きます。
モブかん、監禁、暴力、クスリ、コロシ…なんでもありのくらーい世界なので、地雷に注意してお進みください。