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お酒が入ると、ヤリたくなっちゃう。
tadaima horoyoi
小料理屋の料理人・石川×老舗割烹オーナー・湯元
ふたりの、お酒と料理にまつわる美味しそうなBLです!
お料理とかも美味しそうに描かれていて、お腹が空いちゃいますね(笑)
縁々先生の絵柄はいつも綺麗でそれだけでも色っぽいのに
今回は『お酒を飲むと誰彼構わず襲っちゃう』という受の設定で…
ええ…もうなんかとってもH(笑)です。
湯元は自分でその悪癖を知っているから、石川の前では下戸のふりをして、自宅でこっそりお酒と石川が作ってくれる巻かない料理を楽しんでいたのに…。
そこになにも知らない料理人が現れて。
まあね、据え膳ですからちゃんといただいちゃうわけですが
湯元の一言「誰彼かまわず」という言葉にちょっとしたすれ違いが。
色っぽいエロが満載の美味しいBL。
同時収録の弁護士×検事のお話も面白かったです。
おいしい料理を心底おいしそうに食べて、
おいしくおいしく食べられちゃうお話って満たされる!!
お尻と表情がとてもとても色っぽい~~~酔っぱらって迫る姿のかわいいこと!!!!!
誰でも?じゃないところやすれ違いも良くて男らしさと可愛さ堪能。
他2編は法曹界のお話。
ひとつはご飯&ワンコ×堅物そうで…と思ったら、吾妻が仕事もせっくすも食べることも生命力がみなぎりまくってるのがすがすがしい!!仕事の顔はきりっとクールで、食べている時やえっちな顔は可愛くて…湯元さんとはまた違ったちょっと魔性みのある可愛さがグッときます。
最後の1編もいつの間にか成長した理仁に押され押され絆されるおじさん受けの醍醐味!
続編(?)吾妻検事~で、国友×吾妻の馴れ初めを読んでから再読すると、また可愛さ倍増に感じました!!
寡黙な料理人、石川くんの作るお料理がまず、美味しそう。
白魚と空豆のかき揚げも、お昼に出される綺麗に彩られたお重も。
料亭のオーナーで若と呼ばれる湯元さんは、石川くんの料理のファン。
お料理にピッタリ合うお酒とそれを愉しむのも好き。でも、酔うと直ぐその気になっちゃう。湯元さんのほろ酔いがエロい。
トッロトロです。そもそも惹かれあっていた2人はさっさと一線を越えちゃいますが、石川くんは寡黙なだけに、湯元さんの一夜の相手をしただけだと焦り。湯元さんは、だらし無いところを見せてしまったこと、こんな自分とお店に我慢しているのだと勘違いしてぐるぐるしてしまう。
物語は中編なので、モダモダは意外と早めに収束してめでたし!です。
もうちょい長めに、色々なお料理と共に楽しみたかったなぁ。
途中、石川くんが他のお店でバイトを始めて。それを転職されちゃうのかと焦った湯元さんは、
石川くんを尾行するのですが、石川くんは板場で料理の練習をする為に食材を買うお金を稼ごうとしていただけだったという。え⁈ お店の食材は使っちゃいけないの⁈ と、ちょっとビックリ。
料理人は皆んな、勉強の為に個人で食材を買うのかなぁ。だとしたら、結構大変ですよね。「みづ希」の板長が「板場使いたいなら好きに使っていいぞ。」と、言ってるのは、あくまで調理器具だけなんですね。と、細かい事が気になってしまいました。
お酒が入るとエッチのお誘いになっちゃうのが、YES or NO 枕みたい、と恥ずかしがってる湯元さんが可愛い。「お酒は俺の前だけにしてください。」と、寡黙な石川くんの独占欲もいい。
修正は一、二、三、四本の短冊。なので、見えてます。
石川くんのは結構太い。なので、見えてます。そんな短冊じゃ隠せません。
お尻突き出して、石川くんのを口にする湯元さんがエッチでした。
描き下ろしには、湯元さんは酔うとエッチになるけど、石川くんは酔うとまさかの寝落ち。
エッチはお預けの夜。
同時収録は、庶民派弁護士 × エリート検事の
◆ 「法の前には等しくあれかし」
こちらも国友弁護士が料理上手で、彼の作るおでんが美味しそう。
恋人の吾妻検事はがっちり胃袋ごと掴まれてます。
さらにスピンオフの
◆ 「司法修習生の恋煩い」
ほろりと切ないショートストーリー。
国友弁護士の事務所の所長、真尋は15年も前に恋人を亡くしていた。
それでも未だにその傷は癒えることは無い。
事務所にはかつての恋人、橘の甥・理仁が司法修習生として入所する。
理仁はほんの少年だった頃から一途に真尋を想っていた。
そんな理仁の気持ちをどうしても受け入れることの出来ない真尋。
真尋は、手に入れて失うことの苦しさを経験しているから。
恋する事を怖がっているのが切なくて。
けれども、理仁が怪我で病院へ搬送されたと聞いた真尋は、もう恋を失いたく無いと、走る。
理仁の心からの愛の言葉もキュッと胸を締め付けます。
まぁ、病院での激しいエッチは、『公然わいせつ罪で6ヶ月以下の懲役、または30万円以下のの罰金、または拘留か科料…。』なんて考えながらみっちみちに抱かれている真尋がエッチぃです。
表題作『ただいま、ほろ酔い。』3話と、
同時収録『法の前には等しくあれかし』とそのスピンオフ『司法修習生の恋煩い』。
割烹オーナー湯元と湯元が見初めた真面目な料理人石川。
お酒が入ると淫らに、平たく言うとエッチをしたくなってしまうという湯元の酒癖を知った石川は迫ってきた湯元を結構あっさりと抱きます。
その後も酔いに任せて何度も身体を重ねますが、最後は言葉少なめな石川の思いもわかり、湯元が素面で気持ちを伝えます。
顔のタッチが所々で少し変わるのが気になりましたが、全体の線が繊細で、お料理が美味しそうでした〜。
同時収録の家庭味溢れる弁護士・国友×バイタリティ溢れる検事・吾妻の秘密のお付き合いも気になりました。
大切な人を亡くし心に傷を持つ弁護士の遠野がその大切な人の甥で司法修習生の理仁の一途な想いを葛藤しながらも受け入れるお話もよかったです。気になる病室エッチでは公然わいせつ云々〜、と弁護士ならではの視点で考えつつも理仁の勢いに抗えず抱かれる遠野。
どのカプも程よくエッチシーンはあれど、受けのおしりを慣らす描写がほぼなく、即お繋がりだったので前戯好き←としてはそこはちょっと残念でした。