空のノートに愛 【単行本版】

sora no note ni ai

空のノートに愛 【単行本版】
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×23
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
52
評価数
13
平均
4 / 5
神率
38.5%
著者
サンバ前川 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
macaronRINX
レーベル
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

不慮の事故で母を亡くし漁師の父と二人で暮らしていたがその父も海難事故で帰らぬ人となってしまい悲しみに暮れる最上天(もがみてん)。
幼い頃から天に片思い中の幼馴染・愛下生央(まなかいくお)はこの先もずっと天を見守っていくことを心に決める。
が―、葬儀から数日後に一人の青年が天の元へ訪れたことから状況は一変した。その男、佐渡島京(さどしまけい)から漁師だと思っていた天の父が実は『古井達』という著名な推理小説家であったことを聞かされた二人。
その財産管理を任されているという佐渡島に遺産を相続する権利があること、さらに父には内縁関係の女性と息子がいることも告げられ、驚きと同時に自分が天涯孤独ではなかったことを喜んでみせるがその心境は複雑な天。
佐渡島が帰ると「最後にするからちょっとだけ」と自分の胸で声を詰まらせ涙する天を抱きしめる生央だったが―…

表題作空のノートに愛 【単行本版】

愛下生央,高校3年,天に片想いする幼馴染
最上天,高校3年,父を亡くした幼馴染

レビュー投稿数1

かわいい幼馴染同士の高校生の話

漁師の父が海の事故で亡くなり、天は一人になってしまいますが
幼馴染の愛ちゃんが、いつも側にいてくれるので精神的に支えられます。

父が実は小説家だったとか、異母兄弟の兄が出てきて
周りをうろつくとか、天の家族に複雑な要素はありますが
全体的に明るくほのぼのなお話です。

両片思いから両想いになるのは半分以上過ぎてからですが
ほぼずっと天と愛ちゃんは一緒にいて、ちょっとしたすれ違いはあるものの
そこでグズグズせずに、すぐに気持ちを伝えるので、変にヤキモキしません。

父の財産管理人等と言って登場する人が、異母兄なんだろうなというのは
わりとすぐわかりました。

同じ父親なのに、天と違って、あまり家族愛に恵まれなかった異母兄は
かわいそうだなぁと思います。

異母兄が昔プレゼントした万年筆を父が持っていたというのがわかって
愛されていたんだってのがわかるのはよかったですが
わからないよりはマシだけど、そういうのはちゃんと子供の頃に
わかるように愛情を示してほしかったよねって思いました。

父にしたら、いろいろ行き詰まってしまったから失踪しちゃって
新しい家庭は、過去の失敗を反省して温かいものにできたんでしょうけど。

シリアスな感じでは描かれてませんが、異母兄の気持ちを考えると
そりゃあ複雑な心境になるよね、って思います。

全体的に、ほのぼのかわいい感じの高校生のお話で、とってもよかったです。

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