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amayaka alpha ni aisareru
オメガバース+シークレットベビーものになります。
ダークでシリアスな監禁ものから、ほのぼの甘々な子育てものまで。
幅広い作風が魅力の秀先生ですが、今回は、もうひたすら甘いファミリーBL。
スレ違いのもどかしさや切なさなんかはあるものの、とにかく攻めがスパダリ。
とにかくジェントルマン。
愛情を疑いようがない、完璧な攻めですよ!
痛い展開到来に怯えなくて済む、激甘な攻めですよ!!
いや、今、個人的に、甘くて可愛いお話しか読みたくないよ!って状態なので。
延々と甘さに浸ってたいよ!と言う願いを叶えてくれる、最高な作品でしたよ。
まぁそんなワケで、受けが完璧な攻めに愛されまくってる、ひたすら甘くて優しいお話を読みたい方はぜひ。
ザックリした内容です。
富豪の一人息子ながら、親の愛情に恵まれずに育ったオメガの青年・操。
香港で、アルファの青年実業家・浩介と運命的に出会い、一夜の関係を持ちます。
そして三年後ー。
一人で息子・康太を育てる操は、生活の為に街娼となる決意をしますが、なんと初めての客があの夜以来交流を絶った浩介でー・・・と言うものです。
と、こちら、あらすじだけ見ると、主人公が不憫な印象なんですよね。
エリート意識が強い親には邪険にされて育ち、更に現在は、苦しい生活の中、子供の為に身体を売る決意までする。
ただこれ、実際の所は、めちゃくちゃ甘いんですよ。
何てったって、二人の出会いからして超ロマンティック。
一目で互いに魅了されあった二人が、甘く情熱的な夜を過ごすと言うのが始まりなんですよね。
また、街娼云々も、初めての客が浩介。
そう、受けがモブに身を任せると言う痛い展開は無し!
これ、二人の再会は完全に偶然ではあるものの、あの香港の夜以来、黙って姿を消してしまった操を浩介はずっと探していたー、と言う読者期待通りのなりゆきなのです。
読者と言うか、私のだけど。
で、ここから、康太の父親が浩介だと言う事を隠し、あくまで街娼と客としての立場を貫こうとする操。
すると、一月200万と言う契約で、康太と共に自宅に招き、一緒に暮らして欲しいと熱く口説く浩介。
寂しい思いをさせている康太を思い、操はその契約を受け入れて・・・と続きます。
この三人での生活ですけど。
これまた激甘なんですよ。
いや、浩介がですね、とにかくスパダリ。
そしてジェントルマン。
康太を愛情いっぱいに可愛がり、操に対しても甘やかしまくり。
不安要素を感じずに済む、めちゃくちゃ頼りになる完璧な攻めなのです。
また、受けにメロメロって所まで最高なのです。
ところでこちら、そんな状態で幸せ家族そのものの二人ながら、本当の意味で結ばれるのは結構な遅い段階です。
操がですね、かなり臆病だし、意地っ張りなんですよね。
浩介とは住む世界が違うと思い込んでおり、浩太が彼の子供だと言う事も、怖くて言い出せない。
これ、「何故、本当の事をさっさと言わない!?」と若干もどかしくはあるんですけど。
ただ、操の育った境遇を思うと、ここまで頑なになっちゃうのも納得行くのです。
浩介の愛を受け入れて、もし捨てられたらと怖くて仕方ないんだと思うんですよね。
そんな主人公の心情が丁寧に綴られていて、この部分はなかなか切なかったですよ。
ただその分、二人の気持ちが通じ合うシーンには、感動しましたよ。
萌え転がっちゃいましたよ。
もう、マジで浩介、完璧なスパダリ!!
う~ん・・・。
まぁそんな感じで、意地っ張りすぎる主人公に好き嫌いが分かれそうな気もするんですけど。
あと、展開としては先の先まで読めちゃう為、人によっては物足りないと感じるかもしれないんですけど。
ただ個人的には、とにかく優しくてあたたかくてと、安心して甘さに浸れる素敵な作品でした。
ちなみに、面倒見の良い街娼仲間達だったりと、嫌な人物が出てこないのもツボでした。
最後になっちゃったんですけど、二人のエロも萌えましたよ~。
浩介がですね、操の気持ちが固まるまで、抱こうとしないんですよ。
気持ちを無視したくないとか言っちゃって!
まぁそのわりには、ちょこちょこ操の身体に(エッチに)触れてるけど。
時々糖度の高いBLが読みたくなります。
そういう時にピッタリの作品です。
今回も主人公のオメガはちょっと可哀想な人でした。オメガの人権はまあまああるけど、親から愛されないタイプのオメガのお話でした。
操の周りのオメガは強くて美人だし、息子のこうくんはめちゃくちゃ可愛いし、お相手の浩介さんはスパダリだし。
操だけがマイナス思考なんですよ。
親に愛されずに育ったからなのかな。もっと気楽に生きればいいのに、好意を素直に受け入れればいいのに、と思いました。
浩介はお金持ちだし、子供にすぐ好かれるし、行動力あるし、欠点のないスパダリですよ。多分えっちも上手いはず。操を最初に買った時にバーンと100万円を財布から出したのがカッコよかったです。
次は食事しただけで200万円って凄すぎます。
これからは奥さんがやりくりしてくれるから、益々お金が貯まりますね。
ちょっと現実離れした話は浸りやすくて大好きです。
うーん?
タイトルから、とっても甘くて優しいお話を想像していました。
確かに攻めは受けを溺愛し、揺るがない大きな愛で尽くします。
が、受けがどうにも好きになれなかった……
ワンナイトで妊娠・出産した操は、両親からも愛を受けず育った寂しいΩ。
大学を中退し、一人で子どもの康太を育てる日々。
康太の父親は、裕福なαの浩介。
二人は、ひと目で恋に落ちた運命の番です。(多分)
浩介に迷惑をかけたくない操は、関係を持った翌朝、ひっそり姿を消しーー…
一人で2歳の男の子を育てるのは、本当に大変だと思います。
操は健気な頑張り屋……という印象。
亡くなった両親の借金を背負って、将来のために街娼をする決心をするのです。
そこで、最初の客として出会ったのが浩介でーーという展開。
浩介に責任を押し付けたくない操は、子どもの父親は浩介ではないと言います。
それでも、操にプロポーズし、康太と一緒に同居する事を望む浩介は、とても優しくていい男です。
この男と一緒にいたら康太は幸せかも……と思う操。
うーん。この辺から違和感がやってくる……
なぜ本当の事を打ち明けないのかとモヤモヤするのですが、
言えば拒絶されると思っている。
操は自己肯定感が低いから仕方ないのかな?と思う反面、
浩介の何を見てるのかと苛つきもします。
なんやかんや幸せに暮らす中で、3人でパーティーに出席するのですが、そこで女性と話す浩介に嫉妬。
浩介の愛情に甘えるだけ甘えて、結婚は承諾しないし康太の父親だとも打ち明けない。
そんな状態で嫉妬はするんだ?って感じだし、翌日こっそり家を出ようと決心する所は怒りすら覚えます。
翌朝も、いつものように二人に愛を注ぐ浩介がかわいそうで見ていられない(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
お土産を楽しみだと言いながら、家を出ようと考えている操を卑怯に感じてしまいました。
全ては康太のためと言いながら、結局自分の感情だけで動いてるじゃん!て、憤りました。
浩介と離れて康太は悲しんでるよ?
その後一悶着あり、その日の内に和解する展開もなんだかなぁ。
全て分かった上で接してた浩介はやっぱり大人だし、康太はとても可愛かったんだけどね。
ハッピーエンドは目に見えていたのですが、なんだかモヤモヤが止まりませんでした。
ただ、攻めは全く悪くない。1ミリも。
今回は大手アパレルメーカー社長と一人息子を育てる男娼のお話です。
旅先で出会った攻様の子供を育てる受様が攻様と再会して番となるまで。
この世界には男女性のほかに第二の性があります。この世を掌握する神
に選ばれしアルファ、その世界を支える穏やかなベータ、そして日陰で
咲く花のように世の中に取り残されたオメガ。
オメガは男女ともに性別に関わらず妊娠出産ができるため、昔から深刻
な事件や事故に巻き込まれる事が多発し、時に希少価値の高い男性オメ
ガは闇取引される時代もありましたが、今はオメガの扱いは格段に良く
なり、人権も守られる時代となりました。
受様は裕福な家庭に生まれた男性オメガです。ともにアルファの両親は
子の誕生も望んでおらず冷やかな親子関係でしたが、血液検査でオメガ
と判ると受様からの愛情さえも疎むようになります。
世間体から大学進学できた受様でしたが、大学2年生の春、受様は友人
との台湾旅行で運命の相手と出会うのです。
受様達は旅行中、現地の大学生に台湾と日本の企業の合併記念パーティ
の臨時バイトを頼まれます。旅の記念と全員でウェイターをしますが、
そのパーテイで日本企業側の出席者だったのが今回の攻様でした。
受様はこれが運命の出会いであり、攻様が生涯ただ1人の番だと感じ、
攻様に身を任せた結果、新たな命を授かります。
しかしその妊娠は両親にとって家の恥でしかなく、受様が家を出る決意
した直後、2人は莫大な借金を抱えて亡くなってしまいます。しかも
受様は整理しきれなかった借金を背負う事になり、大学を辞めて子育て
をしながら必死にバイトをしますが、体調まで崩してしまいます。
その結果、受様は夜の街角で街娼をする決意をするのです。店に勤める
と簡単には休めないだろうと何もわからないままに街角に立ちますが、
面倒見の良い男性オメガの街娼に声を掛けられ、色々と手解きを受けら
れたのは幸運以外の何ものもありませんでしたが
彼らの手解きを受けて改めて街角に立った日に出会った客は、台湾で夜
を過ごした攻様だったのです!! 攻様は再会を喜び、受様の初めての客と
なりますが、受様は攻様の子を産んだ事は打ち明けられません。
しかし、受様を買い続けた攻様は受様の事を知りたがり、息子の存在も
隠せなくなってしまうのです。それでも他の男の子供だと言う受様に
攻様は結婚を前提とした交際を申し込んできて!?
旅先で出会った攻様との一夜で授かった受様が再び攻様に再会した事か
ら始まるオメガバースになります♪
実は攻様も受様との出会いを運命的なものと思っていたのですが、受様
に何も告げないうちに去られてしまった為に、受様の名前だけを頼りに
探していたのです。
そして再会した受様は男娼として客に買われる事を仕事にしようとして
いたのですから、これはもう自分が客になるとかない!! と思ったであろ
うことは読者の眼にも火を見るよりも明らかです♪
出会いも再会もロマンチックで鉄板路線の王道ロマンスなのに、子供に
無関心な両親の元で育ったからか、受様は妙に自己認識が甘く、思い込
みから攻様が子供の父親である事を打ち明けません。
最後のハピエンはお約束だろうと、スパダリな攻様が寛容に見守る中で
受様が自分の気持ちにどうやって決着をつけるのかと思いながら、楽し
く読ませて頂きました (^-^)
受様が愛されずに育った事と両親の死で生活は苦しくなって赤貧生活を
大剣はするものの、出会った人達や巡り合わせが全て好転要素だけしか
ないのがちょっとひっかかりましたけど、
本作はオメガとしても人としても虐げられたりする展開がなかったので、
安心して2人の恋愛事情にドキドキできました。オメガバース初心者さん
にも読みやすいお話だと思います。
他の方も書いておられましたが、書籍裏カバーのあらすじが正しくありません。
富豪の一人息子とありますが、操の両親は貿易会社を経営していました。操には関心が無くオメガだと知ると辛く当たってます。確かに裕福で衣食住には困っておらず、親の見栄から有名大学に通わせて貰っていました。
ただいつ追い出されても不思議では無くて、操はバイトをしてお金を貯めていたようです。
大学と友人達だけが心の救いで、その友人達との台湾旅行で偶然知り合ったのが今回の攻めの浩介でした。
この後はネタバレですので、嫌な方は読まないで下さい。
操は一目で運命の番だと確信して、浩介に誘われるままに熱い一夜を過ごすのです。そして浩介はワンナイトの相手としか思っていない筈と、後ろ髪引かれる思いで寝ていた彼の元を去ったのでした。
帰国して直ぐに妊娠が分かると両親は激昂して、操は子どもを産む為に家を出ました。その直後に両親は事故で他界します。会社を畳む際に借金がある事が分かり、弁護士に依頼した時には相続放棄の時期が過ぎていて自宅を売却したりと大変だったようです。
息子の康太の将来の為にお金を貯めようとして身を売ろうとするのですが、その途中で後に友人となる街娼のエイミーやユキオと知り合いました。そして色々と身を売る時に気を付ける事を彼等から学ぶのです。
操が初めて街娼の仕事をしようとした時に偶然に浩介と再会し、口を挟んで来たユキオから操が身を売ろうとしている事を聞いて、破格の値段で操を買うのでした。
実は浩介はずっと操を捜していて、これからは身を売らないで欲しいと連絡先を交換したのです。操の家を見たいと言って康太の存在を知ると、結婚を前提として一緒にパートナーとして暮らして欲しいと告白して来ます。
操は迷ったものの康太の安全と言う浩介の言葉に、一緒に暮らす事を選択します。
浩介は操親子との同居の為に色々と準備して、康太の事も大変可愛がりました。
これまでに何度も何度も康太が浩介との子どもだと告白するチャンスがあるのですが、操はワンナイトで出来た子どもだと知られたら重いと思われるとか、他人の子だと思うから可愛がれるのだとか考えて決して言おうとしないのです。
これが不自然過ぎて操の事が嫌になる方もいるかもしれません。
康太は浩介をパパと呼びたいと言うのですが、それも誤魔化していました。
三人の絆が深まりつつあったある日、浩介の取り引き会社のパーティーに家族として出席しました。そこでオメガだと侮蔑の目で見られて、まだ籍をいれて無いなら間に合うと言われている浩介を見て萎縮してしまうのです。
パーティーに飽きた康太とホテルのラウンジにいると、浩介と仲の良さそうな美女を見て浩介が彼女を選ぶと思ってしまうのです。
様子のおかしい操を浩介は心配しますが、操は何でもない風を装って浩介の家を出て行く計画を立てるのです。
訝しむ康太を連れて元のアパートに戻るのですが、この時に操に言ったエイミーの言葉が全てだと思いました。
「康太も、あんたも可哀想だよ。なにも知らない相手だって。一度だけいい夢を見せて取り上げるなんて、あまりに残酷だよ。」
本当に操は愚かだと思いました。この後に浩介に会いたい康太がアパートを抜け出して、車に轢かれそうになったところを浩介に助けられます。
朝の操の様子がおかしいと思った浩介は、家に電話しても出ないし携帯も留守電で繋がらないので、虫の知らせと以前住んでいたアパートに向かっているところだったのでした。
意地を張って大事な2人を亡くすところだった操は、話し合いをして浩介に正直に打ち明けました。
浩介は初めて会った時から康太を我が子だと知っていたようで、操の事も運命の番だと思っていたようです。台湾での一夜の後で告白しようとしていたのに、目が覚めたら操が消えていたのだそうです。
壮大なすれ違いのお話でした。
同じような寂しい家庭で育ったもののアルファである浩介と、オメガである操ではやはり考え方が違ってしまったのでしょうね。
攻の超スパダリに萌えなかったわけではないが、あまりにも受が理解できず、中立にしました。個人的な感想なので、気を悪くされたらすみません…。
お互いに運命の番と認識して、台湾で一夜を共にし、受のΩが妊娠。その後、シングルで子育てしながら、攻のαと再会する、という話。
オメガバースのなかでは、Ωにも一定理解ある世の中になっている設定になっていて、不必要にΩが乏しめられる感じもなく、私自身はオメガバース自体には抵抗感もない(そもそも本の中の設定としか見ていない)ので、そこまで気にせずに読めました。
とりあえず、攻の浩介さん(α)がとんでもなくスパダリなんですよね。なんか、スパダリすぎて、過剰スパダリ設定すぎでは?と思うくらい。
大会社の社長でお金持ち、容姿端麗。そして、性格が擦れてなくて、めちゃめちゃ包容力あるし、優しいし忍耐強いし、もう、ほんとに絵に書いたようなスパダリなんです。
一方の受の操(Ω)は、もうなんていうのか、超女々しい。もう、ほんとに申し訳ないのだが、全然同情できない感じでした…。
いろいろあって再会したあと、普通なら、浩介さんに「あなたの子供だよ」って言いますよね?もちろん、ワンナイトで出来た子供だし、言ったことで浩介さんが不信に思うかも、とか、操が不安になるのもわからなくないけど、それはあくまで操の気持ちなだけであって。浩介さんが息子の実父であることには間違いないんだし、子の福祉を1番に考えたら当然ですよ…。浩介さんにも実子である事実を知る権利や養育の権利だってあるんだから。子供より自分を優先してるじゃん…って、思ってしまい、操をめっちゃ冷めた目で見てしまいました。
しかも、それを自分の論理で言わないと決めて、でも浩介さんにどんどん惹かれて思い悩んだり。言わないと決めたなら決めたでもっと堂々と一生隠す覚悟でやればいいのに、ウジウジ悩む姿が延々と続き、読んでるこっち側は「覚悟もないならホントのこと言えばいいじゃんよ…」とモヤモヤが止まらない。
こんな悩むくらいだったら最初から本当のことを打ち明けてそのあと親として自分たちがどうしていくべきかを話し合うほうがずっと建設的です。なんていうのか、操のシングルで育てていこう、自分で選んだ道なんだし、という決意みたいのが何度も出てくるのに、そのくせ、漂う操のセルフ悲劇のヒロイン感に、「子供が最優先」を感じられなくて、イライラしてしまいました。
なんか、例えばこれが、浩介さんの実子じゃなくて、操の連れ子で、子供にパパと呼ばせるのが…みたいな展開ならまだ理解したかもしれませんが…。
しかし、浩介さんのスパダリが凄まじく、息子が幸せになるハッピーエンドで良かったです。
延々と操が浩介さんに本当のことを言えずに悩んでいる描写が続くので、事件なり、第二子ができるなり、話の中での転機がもう少しあったほうが良かったのでは、と思いました。
そもそもあらすじと本編の内容あってなくないですか?ヘタクソか…(これは多分作者さんのせいではないけれど)。富豪の一人息子って書いてあるけど、『富豪』ではないですよね?あらすじって大事だと思うんです。読む前からそこから想像を広げて楽しみにしていたのに、いざ読んだらあれあれ?みたいな。そんな小さなことからまずつまずき最後まで受けが好きになれずに終わりました。
アルファの攻めとのワンナイトでできた子供を1人で育てるんですが、その思考回路が甘ちゃん過ぎて無理。
金銭面で苦労しており体を売ることを決めるのだけど、国の支援もちゃんとあるって書いてあるのに『若いから』自分でなんとかするって意味不明すぎです…。何がしたいの…。あと個人的に子供を『お前』って呼んでるとこも無理でした……。
うーんなんか全てが噛み合わず私には合いませんでした…すみません。
αの浩介とのワンナイトで身を篭り、一人で子を産んで育て、生活苦に男娼として身を売ろうとするΩ操が浩介と再会する話
テンプレートな設定だがなんだかんだ何度も読みたくなる流れではある、そして以前先生のほかの作品も読んだことがあるから大丈夫だろうと思い購入しました
物語自体は予想できる展開です。先生の文体も癖なくとても読みやすいです。
痛い描写もなく、タイトル通り主人公の操はひたすら甘やかされている、甘い話です。
オメガバース初心者や、甘い話が好きな方々に向いている作品かもしれません。
以下のはあくまで個人的な感想、しゅみじゃないを選んだ理由です。
子どもの康太はかわいいし、浩介(攻め)もスパダリすぎるし、操の友人ふたりもいい人すぎて、
α主義の両親に無視されたり苦しい子ども時代があったかもしれないが、いい大学に入れてもらったし大学時代も友人がいて、どう見ても恵まれている子です
自己肯定感が低いのは仕方ないこととして、男娼として生きていこうとする覚悟とか考えや浩介に康太のことを知られたくないと言いつつ家に招いてあっさり自分の住所をばらしたり、離れると言いつつ普通に元の家に戻ったり……思ってることとやっていることがすべて中途半端で甘すぎると感じてしまいました(あらすじでは世間知らずと書いてあったので、その通りです)
感情移入したくて読んでいるわけではないが、操のその世間知らなすぎる部分にどうしても同情できず、イライラしてしまったときもありました
男娼として働くと言いつつ結局一番最初の客は浩介で、確かに金銭的やりとりはあったがそれだけで男娼といってしまうと、実際男娼として働いている操の友人ふたりはどういう気持ちで彼を見ているんだろうと考えてします。自分的に、ここが一番のモヤモヤです。
そして浩介と操の再会シーン、身を売る操にその場で現金100万円を渡す浩介だが、現金100万円の束は結構の厚みがあるので財布や内ポケットに入れられないだろうと、そこだけどうしても引っかかってしまいました