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unmei no omega
学生時代に自分を犠牲にヒートから守り、そしてβ×Ωだけど幸せに暮らしてきたふたり。
このまま一生幸せが続くと思っていたのに...運命の番(α)が現れてしまう......
運命の番と出会ってしまったことで、心は変わらないのに身体が言うことを聞かず、徐々に立樹(Ω)の身体が壊れていきます......
ー以下ネタバレ注意ー
どんどん立樹(Ω)の身体はおかしくなっていきます。残された選択肢は、「手術で卵巣を取ってしまうことで、子供を産めなくなるがヒートを消すことができる」もしくは「運命の番(α)とつがってしまう」、このふたつしか残されない状況になってしまいます・・・
子供がたくさんほしかった立樹(Ω)にとって辛い選択肢しか残されてない・・・本当に残酷ですね...。ラストも、「元に戻るだけだ」...本当にそうでしょうか......なかなかしんどい気持ちになりました......
オメガバースのつらいところだけが詰まっています。
βの諒大とΩの立樹は長い付き合いで、将来も誓った仲。
悩みといえば立樹がいつまでも名前呼びをしてくれないことくらいだったのに、ある日立樹が運命の番であるαに出会ってしまって…。
という、「本能か、愛か」がテーマの作品でした。
この作品では、ヒートが起こってもうなじを噛みたいという衝動はないです。ただただからだを貪り合うのみなので、オメガバースっぽさは半減という印象。
展開はみなさまが予想されている通りです。
作画もちょっと古い感じなので、好みが分かれるかなと思いました。
レビューがなかったので、参考になれば幸いです。