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sensei mou damedesu
これですよもうそれこそこの緩急の付け方!
下巻読み始めてすぐにわりとあっさり同棲解消してしまって
えっこれからなのに!?と戸惑わされました。
でもねー、離れてから分かることもあるからねー、なんてちょっと余裕かましてたら
先生の頑なな胸の内の理由で切なくさせられ、
獅子王の恰好つけることもないド直球の告白にぎゅーん!!!
上巻、ラブコメだったのにずるい……。
こんなにお互いが心を曝け出したら好き以外の選択肢無いじゃないの…。
先生は屁理屈こねまくりだけどそういうところも獅子王と合ってると思います。
平気そうにしていたけどどこかで寂しさに怯えていたんだなぁ。
そして振り回されていたように見えて獅子王の懐がデカいのもグッときましたね。
とにかく大晦日の夜の心情吐露シーンがたっぷりで大大大満足です!!
想いを通じ合わせてもまた素直じゃない先生が可愛らしいし
ヘタレっぽい獅子王の姿も良き。
これだから嘉島作品はやめられないのです。
久々に長谷川×秋葉兄の可愛らしさも読めて嬉しかったですが
やっぱり獅子王×秋葉弟の方が私は好きだなー!!
上巻から引き続き読みました。
上巻では、分かりにくかった悟の心理にクローズアップされています。
悟が、人に対して距離をとるところ。
淡白さを感じていた要因が、分かっていく展開でした。
仕事上の効率化と、実践取材目的で同棲を始めた2人ですが甘くならないですね~
何でだよ?と思いながら読み進めると悟の過去に行きつく。
淡白さは、有るべきものが無くなった辛さから自分を守るため。
年末のエピソードは、ちょっと切ない。
悟の変化は、切ない過去を思い出して悲しい事を「悲しい」と捉えられたところでしょうか。
絶妙な、真澄の登場と缶コーヒーの場面はかなり良かったです。
真澄が、思っていた以上に格好良いわ…
包容力が有るんですよね。
悟が、ツンデレしながら甘さも出しちゃって。これは、真澄は離れられんね…
『アキハバラフォーリンラブ番外編』
悟の兄と長谷川のお付き合い、温泉旅行が楽しめました!
兄の方が、悟より可愛いのです。
本編から進んだ2人が確認出来て良かったです。
シシオウって攻のネーミングセンスが個人的にはハマらない。
私だけかな・・・
おいといて
男×男の恋愛にまったく免疫のなかった攻が
着実に男に篭絡し、なんとか相手をときめかせてやろうと
奮闘していた前半戦。
後半になるにつれて、好きな相手にするように
しぐさが変わっていくのがキュンなのでございます。
読み始め当初は、もっと雑な人間なのかなと思っていたんですが
思いのほか甲斐甲斐しくて好きv
むしろこっちがキュンだわ(苦笑
すんなり体の関係は続いているものの
心がついていかない本当の理由。
閉じ込めていたものが少しずつというのが良かった。
兄のとこのカプは王道な組み合わせですが
バランス的にはこっちのカプのほうが好きでした。
後半の怒涛の甘&エロスもよかったです((ノェ`*)っ))タシタシ
そのハメ撮りはいつUpされますky・・(殴
人を好きになる理由って人それぞれだし、結構些細なことだったりしますよね。
個人的には、意識させられるかどうかじゃないかと思ってます。
まだ恋が始まらなかった上巻からの下巻でしたが、獅子王がコツコツ撒いたタネが芽を出したなって感じ^^
下巻は、秋庭が獅子王を好きかどうか、付き合うか付き合わないかで散々揉めます^^;
秋庭がグダグダ言ってて、すごくめんどくさい(笑)
でも、読んでいて全然不快じゃなかったし、むしろ、恋の始まりが丁寧に描かれていたなと思います。
「誰かを好きになる理由」「あなたでないとダメな理由」
ここにこだわる秋庭は、やっぱり〝好き〟が分からない。
自分には恋愛を描けないと漫画を諦め、自宅に帰ります。
秋庭はとっても完璧主義者。
漫画も締め切りがないと終われないし、自分の中の疑問に答えが出ないと前に進めない。
それでいて、幼少期のトラウマのせいで寂しがり屋。
人の心変わりに過敏な、とても難儀な男です。
その面倒な男を大きな包容力で受け入れる獅子王は、やっぱりかっこいいなと思いました♡
考え過ぎずに、〝好きだから好き〟って感じもいいなと。
コツコツ与えてきた愛情とか言葉が、秋庭に対しても効いてたんだと思います。
秋庭も人間らしくなった。心の成長が大きかった。
恋は、理屈じゃないって分かったよね^^
そして、Hは本当に丁寧。
側位からバックへの体位変換と、やっぱり獅子王の言葉責めが最高に好き(゚∀゚)
獅子王の笑顔にもキュンキュンでした♡
(わたし獅子王好きすぎだなw)
AmazonKindleでは、本編の修正はトーンでしたが、
ち○この描写が上手い秋庭の絵って、修正はどうしてたんだろ?
白抜きはやめて欲しい(笑)
同時収録作は、アキバ〜の番外編。
下巻の方は、ガッツリスピンオフ感出てました。
こちらの二人は相変わらずかわいくて、ちょっと物足りなさを感じたかな。
やっぱり、獅子王くらいエロい男の方が好きです♡
下巻はスピンオフ作品に本編の短編2話が同時収録。
「先生、もうダメですっ」第6~8話/番外編 第8.5話/描き下ろし
「アキハバラフォーリンラブ」番外編/温泉編
BL漫画編集者×新人漫画家の営業マン
攻め視線で展開したココミカルな上巻から、下巻はほぼ受け視線のシリアス展開。
序盤から上巻とテイストが違うことに驚きましたが、
上巻でもちゃんと匂わしていた、恋愛感情が解らない悟の背景が掘り下げられていく。
オタクニートの兄にべったりのブラコン悟ですが、
二人は両親に関心を持たれず寄り添いながら育った兄弟で、兄に恋人ができても嫉妬することはないブラコン。
一ケ月同棲してもトキメク事はなく、他人を好きになることができない自分に恋愛漫画は描けない…
既に好きだと言う獅子王に、悟はもう辞めると自宅へ戻る。
恋愛感情が解らない、他人を好きになれない悟が自分を分析する場面から、
どんどん核心に迫っていくトラウマ起因の掘り下げた心理描写がじわじわくる。
他人を愛せない理由は捨てられたくないから…。
兄と一緒に生きて行くと思っていた中で、兄に恋人ができて今年初めて一人の大晦日。
悟は傷つきたくないから、気づかないよう無意識に生きてきたのか。
寂しさに気づいて、隙間に入り込んできた獅子王に癒されて、心を開いて感情をぶつけていく描写に、
もっと気持ちを言葉にして包んで貰いな~って言いたくなる。
「仕方ないですよ、好きになっちゃんたんだから」
上巻から獅子王は理屈じゃなくて感情のまま行動する場面がありますが、
このシーンはいいなぁ大好き、ギュンギュンしまくりました。
悟はツンデレではなく、人当たりはいいのに心を開かないタイプだったので、
獅子王を受け入れた後はどうなるのか興味津々だったんですが、簡単には素直になれないか…。
ツンデレ気味な悟に押しの強い獅子王というカップリングも最高にトキメキます。
獅子王がちょっかいをかけまくる溺愛攻めで、ちょいツンな悟が可愛いわ。
本音を言えば、兄カップルの短編よりも、二人のアマイチャ後日談尽くしにして欲しかったです。
色んなキュンがもっと見たかったよ。
それにしても、恋人になってからの資料撮影は、何かと弊害がありますね。
無関心を装う悟にエロいちょっかいを掛けて煽る獅子王とか、仕事にならない二人にニンマリです。
「アキハバラフォーリンラブ」番外編/温泉編
オタクニートの歩と年下リーマン長谷川が恋人になった後の番外編。
悟に関係を隠していた二人ですが、共通の友人に二人が怪しいと言われて…。
かなり鈍い悟も面白いんですが、
恋人と知って「これでもっと密着した画を提供して貰える」と喜んでる悟。
そして、温泉編は二人っきりの温泉デート。
いつも長谷川にお世話をされている歩が、年上で30歳を強調して頑張ってるのがカワイイ。
上巻と下巻でテイストが違う作品というのも珍しく、グイグイ引き込まれて読み応えありでした。
評価は上下巻とも神寄りの萌2です。
※シーモア:トーン描写です。
待っていました一気に読みました。嘉島先生ロード中で「アキハバラフォーリンラブ」読んだばかりだったので、あの、人の気持ちを構わない秋庭弟が覆い隠してる気持ちを開かれていく様子に、暴く側の獅子王さんを必死でけしかけてました。
めんどくさいめんどくさい悟くんにちょっかい出しながら様子を見てる獅子王さんの表情が!
イタズラで!いじわるで!大人が遊んでる感が!とってもステキで!
からかいつつも、獅子王さんも「かなりもう好き」ていうの、ああ〜幸せです。
嘉島先生の描かれる漫画が好きなので、これ多分BLレビューでもなんでもなくなってるとは思いますがとっても胸いっぱいになりました。いい時間過ごしました。
上巻は攻様の獅子王さん寄り、下巻は受の悟くん寄りて感じです。
アキハバラ〜のときに、悟の行動が空気読まなさすぎというか…そこ気にしよ?遠慮しよ?とか、ワザとか?て気になったところ、長谷川くんにもお兄ちゃんにももどかしいだけの読めない食えない存在だったのが、その背景が今作になってなんとなく明らかになりました。
それでも、お兄さんとの距離感を自分でもまだ自覚してない感じが残ったままで、悟くんかなり心の甲冑が厚いです。
過去を追うのが物語のメインではないので、深刻さを求める人には物足りないかもしれませんが、
アキハバラのあの可愛いお話そのものが、自分と同化してたつもりのお兄さんが自分ではなかった、てショックに繋がってるの、私はかなり好きです。
今の獅子王さんが今の悟くんを変えていくのがメインだと思うので、腹を括ってる下巻の獅子王さんしたたかでカッコよく。
自覚途中の悟をどんどん剥き出しにしてってほしいのでそこをもう少し詳しく!見たい!
アキハバラの番外続編のページ分も、個人的には悟くんのその後に使ってほしくはありました。悟くんの作品とか!
上下巻だとレビューどっちに入れようとか若干困りますし(?)
それでも、嘉島先生の描く二人の温度感みたいなものが大好きなので、
キスのときに頭押さえてる手つきとか、筋肉とか、髪の乱れや相手を見る目つきとか。生々しいのに美しくて、愛があるといいますか。大好きです。
番外編のほうも、リードしたいお兄ちゃんと、振り回されつつなかなか余裕な長谷川くんが垣間見られて可愛かったです。
番外編は少女漫画!て流れなのでがっつりエロではないですがきゅんきゅんしました。6年越しに収録されてうれしい。
すっごく迷いましたが欲張りなので萌2で。
上下巻を通しての感想となります。
BL漫画家秋庭(実は男性)の担当となった編集者獅子王、秋庭の提案のままに作品の手助けとなるべく漫画に生かせるであろうポーズやデートやあまつさえキスやセックスまでさせられる羽目になってしまい段々と並々ならぬ感情を募らせてしまい‥しかし反して秋庭は全く意に介せず同棲までしても平常心のまま。体は気持ちよくても心はついていかず作品の糧にもならないと堂々巡りを続ける秋庭に対して獅子王はどうするか‥という感じの前編。
読者からしてみると獅子王の反応には感情移入するも秋庭がそっけなさすぎてこの人達どうなるんだろうどうするんだろうとやきもきしつつ後編に。
傍から見れば甘い同棲生活のようには見受けられるものの自分の感情に折り合いがつかない秋庭はますますややこしい事を考えついに秋庭から筆を折る事そして同棲生活に終止符を打ちたいと提案を打ち出す事により二人の関係はジエンド‥。
自分だけを見てくれる人が欲しい、しかし自分にはそんな魅力も理由もない、失うのが分かってるから手に入れたくない‥育ってきた環境から実は人一倍臆病でそんな姿を見せない為にも仮面を被って行きてきた秋庭の本当の姿、そこに獅子王は気づくのか、そして秋庭の心を瓦解させ二人は本当の意味で結ばれるのか‥という感じでゆっくりとお話が続いていきます。
前編で秋庭の心情がわかりづらくどうやったらこの人はオちるのだろうと悩んだ結果が後編でちゃんと明らかにされ、当初は軽薄そうに見えた獅子王が時に冗談も交えつつちゃんと秋庭の欲しい言葉を熱く粘り強く語ってくれる‥その二人の歩み寄りにより漸く二人はハッピーエンドを迎えるのですがちょっとした獅子王の会話が相変わらずセクハラじみていたりそうかと思うと時に秋庭が大胆になったりと‥いいコンビだなと思わせる楽しいコメディ作品になっています。
個人的オススメとしては攻めである獅子王のイイ体つき!無精髭とこのイイ体は秋庭にも刺さるかもしれませんが単純に読者にとっては目の保養です笑。
絵がとてもキレイで編集部の女性陣も可愛い‥。また作品を読みたいなと思わせる作家さんでした。有難うございました!
真澄がふつうにかっこいい!
恋愛にあまりマメそうじゃない見た目のくせに、結構甘えただし、イチャイチャしたいし、優しいっていうギャップが良い…
ひねくれた先生に、丁寧に優しく話をする様はなんだか先生と生徒みたい。先生がすごく幼く見えてなんだか可愛らしかったです。
最初は先生にあまり魅力を感じなかったのですが…2巻では漫画の為だけじゃない感情が動く人間らしい一面にやっと!となりました。
そしてめちゃくちゃ素直じゃなくて頑固!
逃げてひねくれてどうしようも無い、女の子相手だったらこんなに追ってくれないよ、相手が男の人だからこそだろうなぁと思いました。真澄がこんなにスパダリになるとは。優しくて性欲強くて最強ですな笑
アキハバラフォーリンラブは未読なので読んでみようと思います!
『アキハバラフォーリンラブ』で出てくる弟くんがBL作家になったお話。
『アキハバラ~』は読んでいた方が分かりやすいかも…特に下巻に兄ちゃんとか彼氏とか女装っコが唐突に出てくるので??となるかもしれません。
BL雑誌編集の獅子王真澄(カッコいい名前)と
チ〇ポの描写がメチャクチャ旨いミス・アッキーナ先生(秋庭悟)の出会い。
二人で作品作りの為に脱いで撮影したり、デートしたり。
抱き合って、同居までして意識しまくりの獅子王なのに
悟の気持ちは理解不能…獅子王が不憫な上巻。
悟が自覚し始める下巻。
読み応えがあって面白い作品でした。
さて、個人的に萌え不足で枯渇状態の上巻から、その張本人のトキメキ殺し・悟の淡白感の根本が明かされた下巻。
愛という形のない感情が分からない悟。
好きって気持ちが理解できない、好きになって好きになってもらっていつか終わってしまうのが怖い。
臆病な裏返しであの淡白な無反応感。
ん〜………理解は難しいけど納得はしました。
良いお年を、の件はなんだか刺さるものがありまして、確かに年末を一緒に過ごす大切な人には使わない言葉だなあ…と。
ああ言えばこう言う、屁理屈で凝り固まってしまっている悟を獅子王がざっくり、でもしっかりした愛情表現で解していき、あの飄々とした笑顔が崩れて、やっとしっかり表情や感情が出てきて人間味が出てきたのでよかった。
はあ、悟先生…もうダメかと思いました(意味が違う)が、かわいいところあるんじゃないですか〜!
恋人になったあと、獅子王の悟に対する態度がいい意味で容赦なくってちょっと強引なのがいいかんじでした。
ドライな反応がなくなってしっかり感じている悟のお気に入りのバック描写のエロいこと…。
上巻からのフラストレーションが下巻でスッキリ解消。良いバランスの上下巻でした。