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himitsu ha kaikan x reikan
2話ものの短篇。
元々乙吉先生の絵柄がとても好きで、また「霊感」のタイトルに惹かれて読んだのですが。
霊感と言っても幽霊とか怖い話系じゃなくてちょっとトンデモ系でした。
ストーリーは、幼馴染の日雪が大変な霊媒体質で、ちょっとでもエロい事を考えたり興奮したりすると「ゲイでネコ」の霊が憑依しそばに男性がいると誰彼構わず襲い受けしてしまう、というものです。
だから主人公の敬介がいつもそばにいて、霊が入ると自分が相手をしているのですが、問題は元の日雪は完全ノンケ、一方敬介は本当はずっと日雪に片想いをしている、という事!
そんな時、日雪は敬介と離れて夜遊びに行ってしまい、案の定憑依。
その辺にいた男を誘うが途中で霊が離れ、素に戻った日雪は逃げようとして男に殴られる。
迎えに来た敬介と喧嘩になり、敬介はついに告白してしまいます!
まあ短篇ですからね…
ノンケの日雪ですが、俺も敬介が好きだ、となって…
やっと本当の日雪と初H!…と思いきや、そこでまた霊が入っちゃった!
…というところまでが1話。
続く2話は、やっと恋人同士になった2人ですが、Hの度に霊が入るため結局リアル日雪とのHはまだできない!という所から。
さて、ひとりでいる時に憑依し、またそこらの男に襲いかかる日雪。そこに和服の男が通りかかり霊を抜いてくれる。その男性は霊能者だと名乗り…
この霊能者が変速当て馬というか何というか。
まあトンデモ系の進展ではありますが、日雪が自力で霊を跳ね除ける事ができ、遂に敬介は本当の日雪を抱く事ができた〜、というハッピーエンドです。
文字にして書くとなんかおバカな話みたいだけど、読んでる時はそれほどギャグっぽくないです。敬介が真摯だからでしょうか。
やっぱり乙吉先生の絵、好きだなぁ。