僕が君を殺すまで

boku ga kimi wo korosu made

僕が君を殺すまで
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%
著者
柳沢ゆきお 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
麗人plus
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

殺人を犯した犯人が被害者と同様の手口で『死刑執行』され、それが生中継で配信される世界。そんな閉鎖空間の中に、あらたに送り込まれた死刑囚の織田と執行官の渡瀬(水谷)だったが…。

僕が君を殺すまで(1) 35ページ
僕が君を殺すまで(2) 33ページ
僕が君を殺すまで(3) 29ページ
僕が君を殺すまで(4) 27ページ
僕が君を殺すまで(5) 31ページ
僕が君を殺すまで(6) 33ページ
僕が君を殺すまで(7) 29ページ
僕が君を殺すまで(8) 29ページ
僕が君を殺すまで(9) 33ページ
僕が君を殺すまで(10) 31ページ
僕が君を殺すまで(11) 37ページ
僕が君を殺すまで(12) 35ページ
僕が君を殺すまで(13) 49ページ

表題作僕が君を殺すまで

刑務官,被害者渡瀬に似せて整形
死刑囚,恋人殺しの冤罪

レビュー投稿数1

未来の公開処刑方法

私はバレエを取り上げた恋愛ものの「つま先に火」で作者を知りました。独特で個性が強いので、好き嫌い別れるようですが、私は好きです。万年筆で書いているという柳沢先生の描写は粗く太い線が特徴で、人物の区別がをしにくい難点があるけれど、推理ものが多く謎ときが面白いです。神評価

▼あらすじ
殺人を犯した犯人が被害者と同様の手口で『死刑執行』され、それが生中継で配信される近未来の日本・・という設定の推理物。死刑執行というドラマを娯楽として観る未来設定。
どこか狂ってる社会が舞台。国民は、死刑を最高の娯楽と捉えている。死刑執行ドラマ=娯楽を作るために冤罪を誰かが仕掛けているかもしれない、という黒い闇を感じさせる1巻目。

死刑執行はドラマ仕立て、台本があり、刑務官が被害者を演じる。
脚本家の船越は、人を操るかように刑務官・渡瀬(水谷)と死刑囚・織田のシナリオを書いて演じさせる。
二人殺した織田薫は、美男子。28才。元警察官、成績優秀。母子家庭だが母は死亡。練馬同性愛者殺人事件の犯人。
被害者役の刑務官水谷も素顔は美男子、でも被害者;渡瀬に似せて整形している。

ドラマが進行してシナリオライターの船越は二人は互いの本質に触れ、事件に疑問が生じて台本執筆が行き詰る。事件の記録資料には、動機が抜けていた。・・織田は、現在唯一独りの死刑囚。

死刑囚・織田の渡瀬殺害の動機に疑問をもった刑務官・水谷は、執行の引き伸ばしを行う。
台本と違う行動をとった執行官・渡瀬(水谷)は、目に液晶コンタクトを埋め込まれ、行動を監視されることになってしまった執行官の渡瀬。
台本に無い台詞が飛び出す
キスした後、織田が「渡瀬、俺とできるか」・・この瞬間視聴率は最高を記録する。
冤罪かもしれない・・刑務官・水谷は、被害者遺族の調査を行う。すると驚きの事実が明らかになる!遺族は、織田に感謝をしていた。
心中目的の殺人が流行していた当時、新死刑法が施行されてすぐの時、女性をレイプして心中と見せかけ複数を殺人していた夫について、妻が真相を話す。
被害者の遺族から事件の真相を聞いた水谷たち。織田からも事情を聞こうと政治家の力を使い画策・・死刑に関わる法律の改正をよびかける。

上手く行かない・・上手く行かないのは都合が悪い人がいるから? 阻まれてます。冤罪を推理するストーリーのどんでん返しはこれから。
以上、10巻迄の状況でした。

1

碧雲

13巻で完結。
水谷達が織田を無罪、冤罪、裁判のやり直しを要望したのですが、織田本人が救いの死を求めてる意志が堅く、そのまま死刑執行になってしまった。
法に抗えない、無力を描いた作品。
凄く悲しい結末。

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