T-POINT 貯まる!使える!TSUTAYAオンラインショッピング
flesh&blood
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
F&Bの九巻です。
前巻は海斗がビセンテの手に落ち、スペインへの航路の途中でした。
その間、嵐で沈没しそうになったり異端審問会出身の神父のイッちゃったぶりが披露されたりいたしまして、なにやらこの後も色々大変そうなのが示唆されておりました。
スペインに上陸したせいか新しい登場人物のオンパレードで、衰えた頭にまたしても新しいカタカナ名前を覚えさせなければならず若干グッタリ…
はやく相関図とか欲しい。
その中でも気になるのはやはり、ファン(ヤン?)とラウルでしょう。
ファンは良い人そうですし、過去を読んで少し安心しましたが、ラウルはどうなのでしょう。
もう少し読み進めないとわからなそうです。
ああ、あとアロンソもね。
彼も好きなタイプだわー、これで少しスペイン編の楽しみができました。
このスペイン編だけでもかなり冊数があるようで、ジェフリー贔屓のわたしには楽しみ激減です(涙
海斗の「ジェフリーはやくきて」という言葉にウンウンと頷いてしまいます。
で、いつくるのよ…
ビセンテに拉致された海斗は、とうとうスペインに上陸。
手強そうなフェリペ二世。「朽ちた十字架」サンタ・クルズ侯爵。
女性的な美貌の神父ラウル。
スペインのアイドル・アロンソ・デ・レイバ。
スペイン側も個性的な人物が揃っていて、かなり魅力的に描かれています。
イングランドチームを応援している私も少し、
スペイン側に気持ちが揺れてしまって、困りました。
そして作者がラテンラヴァー好きということで、
レイバ様の描写にかなり気合が入っているような気がしました(笑)
今回はジェフリーとナイジェルの登場は少しですが。
そのかわりビセンテの魅力が炸裂。
このシリーズはいい男たちが多すぎて。目移りしてしまいますね。
長いシリーズですが、どの巻も面白く、ここまで中弛みしないのは凄い。
ただ今回は、本文の挿絵がないことが残念です。
あの美麗な挿絵も、この作品の魅力でしたから……