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sabrina
幼馴染同士の曖昧な距離を超えていく過程を描いた短編。
2010年の雑誌掲載作です。
前後編合わせて60Pくらいなので、本当に短いんですが…ここにBLの良さが詰まってました。
話は王道。
小中学校の同級生で今は別々の高校に通うサブローとリナは腐れ縁。
女遊びが絶えないと噂のリナだけど、真面目にサブローの勉強をみてくれる一面も。
微妙な距離感だったある日サブローが女子に告白されてしまう。
それを知ったリナは付き合うのに大反対した挙句サブローにキスをしてきて…
正直エッチも何もないんだけど、確実な受も攻も無いんだけど、なにこれ超萌える…
扇ゆずは先生、マンガ描くのめちゃめちゃ上手い…
シンプルで短い話だからこそ、BLの技術力が光ります。
キラキラ系男子かつ眼鏡がめちゃ似合う秀才リナ。
バスケで鍛えた健康的な肉感がたまらないサブローくん。
扇先生の素敵な作画だからこそ絵になる二人です。
そんでもって、こんなにメインキャラがカッコ可愛いのに、登場する女の子の顔が見えない、もしくはすっごい地味な所がまさに伝統的BLマンガって感じですごい好き。
演出も王道らしい盛り上がり。
風呂上がり半裸でこんにちはとか、
すってんころりん、のしかかっちゃってキス寸前の距離とか。
安心のラッキースケベ展開にわかっていても萌えちゃう。
キャラクターの性格も、短い作品なのに、決して単調でも作り物めいてもいないところがさすがです。
サブローへの気持ちが漏れないように必死に女好きとしてカムフラージュしている所。
それでもサブローのことしか見えていない、考えていない所。
ぎゅんぎゅん伝わるリナの拗らせ感に悶えます。
そしてサブローもサブローで、ただの無自覚さんなのかと思ったら……ここだけは最後、そうだったんかい!というオチで油断せずに楽しめました。
無自覚だったけど先に拗らせていたのはサブローだったのかもしれない……。
こういう想像が膨らむ所がやっぱり上手いなぁ。
それでも結局サブローに振り回されっぱなしのリナの健気さが最後まで可愛い一作でした。
日常系だけど華やかで、王道だけど繊細で、扇先生はゴージャスな長編だけでなく短編もリピートしたくなる確実な面白さ。是非おすすめです。
ちょっとこの作品は未消化な感じでした
男子高校生だから、このくらい健全なのもアリかもしれませんが、エロがなしでしたのでページを読み進めていて
エンドだったので、あれ?もう終わり??みたいな感じでしたね。
料金高くなっても構わないので、もうちょっとページ数多くしてもらって、ボリーム欲しかったと言うのが正直なところかな?
そうなると、扇先生が大変な作業になちゃうかな?
別の日に出してもらってでよかったので、澪つくし&ジュリアとは分けた日にちで発売でだしてもらえると、扇先生ファンとしては、大喜びでした(*´꒳`*)
扇ゆずは先生の描く初恋!
先生の作品で、えっちなしを初めて読みました!
なのに、ナニコレ。エロに親しみ過ぎたせいでしょうか、扇ゆずは先生の初恋話が照れちゃうくらい、眩し…
高校違うのに、待ち合わせしないのに!
いつも同じ時間の同じバス、同じ後部座席に座るサブローとリナ。
何なの、こんなの仮に生活圏内に2人がいたら。私、バスの降車ボタンになって見続けるわ!時には、リナの肩で眠っちゃうサブロー、それを許してムラムラドキドキしているイケメンのリナ。
ああ、繰り返しますが、眩しっ…❤️
いいなぁ~相手と気持ちが通じるまでの、やり取りに無自覚なエロさの衝撃。
ああ、バス停と降車ボタンになりたかった!
すっごいピュア〜
モテモテイケメン×地味メン
幼なじみ高校生同士の両片想いラブです。
莉夏と三郎は別々の高校に通う幼なじみ同士です。
約束はないけれど、行き帰りのバスで時間を共にする仲。
ただそだけなんですよ。
だけど、その時間をとても大切にしているサブリナなんです。
遊び人と噂の莉夏は本当は女に興味がなく、
サブローへの気持ちのカモフラージュのために告白を断らない。
だけど、サブロー以外にはとんでもなく冷たい男なんです。
サブローはサブローで莉夏への気持ちを封印している、
とても不器用な男の子。
だけど、天然無自覚に莉夏を煽って翻弄します(笑)
Hなしで、あるのは軽いキスだけだし、
はっきり気持ちを伝えないまま終わるのですが、
読者には明らかに両片想いだと伝わってきます^^
莉夏のツンデレには萌えました♡
背景の書き込みなどは少なく、
全体的に白い印書をうける本作ですが、
テンポの良さと会話の面白さは健在!
扇先生のここまでのピュアラブは珍しいんじゃないでしょうか?
前後編でなかなか読み応えありましたよ^^