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スーパー攻め様(になりたい)受け!!!!!!!!!!!!
fujimi no meinichi
「読んで――笑わなかったら返金するわ」
というLINEを秒で送った作品がこちら。
A5ランク神作。
理由は色々ありますよ。
でも、一番大事なことを先に伝えておくと、
神作ってのは、
理由をあーだのこーだの言わなくたって楽しいんです。
頭で読んでも楽しいし、
心で読んでも楽しいんです。
純粋に読者を感動させ、笑顔にできる作品が神作なんです。
その力がこの作品にはあります。
難しいことは考えず、読んでないなら読めばいい。
読んだなら、また読めばいい。
以上。
以下、あーだのこーだのにお付き合い頂ける方はどうぞ。
ひとことで言うと
ハイスぺイケメン2人が、一緒にいることで人生が輝く伴侶同士になるまでのお話です。
そんな理想の相手と結ばれるなんて憧れるじゃないですか。
現代の恋愛サクセスストーリーそのものですよ。
感動間違いなしですよ。
なのにね、
なぜ、もれなく爆笑しちゃうの。
なんなのこの破壊力。
もう混乱するくらい驚きと感動と笑いの無差別級パンチを浴びまくりですよ。
この2人から生まれる人生のきらめきが素敵すぎました。
最高の理由を3つだけ言わせて。
① キャラが良すぎる
受も攻も最初から最後まで破天荒。素晴らしいWボケ。
なのに滲み出る育ちの良さ、スパダリっぷり。
アホなことをしているように見えて至極真っ当な持論を展開するし、
小気味良いテンポのセリフは癖になるし
そのギャップにクラクラします。
フジミの生き様なんて、もはや哲学です。
こんな面白い攻と、面白い受を掛け合わせて面白くならないわけがない。
しかも顔も良い。
フジミはいつも笑顔で癒されるし
冬真はデレ顔がとてつもなくキュートです。
かつ脇キャラにも嫌なヤツがおらず、ストレスフリーで楽しめるのも高ポイント。
② 演出・展開・スタンスが良すぎる
コントのように毎度始まる冬真のモノローグ
ラブシーン後再開した攻はボサボサの不審者などなど
細かな演出と間合いが絶妙です。
ラブストーリーなのになぜかスリルあり、サスペンスあり、流血(?)事件あり。
ポジション争いの静かなるデッドヒートも手に汗握ります――いや帯に書いてあるから結果はわかってるんだけど、それでもドキドキしますよ。
上げて落として揺さぶりまくりの展開に気付けば釘付けです。
マンガなのに冬真のチャームポイント“声の大きさ”がビリビリ伝わってくるのには正直びっくり。4DXかな??
ニッチな萌えも申し分なく、
「タバコは百害あって一利なし」という前提から
「でも似合ってれば良くね?」という見解に流れるアウトロー感には
はぁぁぁ~わかるぅぅぅぅう~と叫び出したくなりました。
予想の斜め上を行きながら、でも外しすぎない絶妙なコントロール感にただただ笑い、ただただ感動しっぱなし。
そして
③ サザンが良すぎる(もはや反則技)
多分一度読んだら絶対忘れないのがサザン。
今表紙を見ただけで音楽が流れてます。
同時に思い出し笑いが止まらない。
最初のサザンで度肝を抜かれて、
最後のサザンで笑いながらひれ伏しました。
本当参りました。
こんな笑えるセックスシーン一生読めない。
ここまで来てそんな人はいないと思うけど、
もし読んでいない人がいたら読んでね。お願い。
結論
驚きと笑いと萌えと幸せでキラキラの暴力。
脳への刺激が半端ない。
好きすぎて吐きそう。
――これが神作か
今のところ返金希望の連絡は来ていません。
ウルトラハッピーラブコメとして純粋に笑って楽しく読むも良し、少しレトロな雰囲気を纏った可愛い絵と最高に顔のいいカップルを嗜み癒されるも良し、ストーリーの奥に潜んだテーマを読み解くも良し、本当に読む度に色々な楽しみ方の出来る作品です。
登場人物は、容姿端麗スーパーエリート御曹司ながら、
時には他人を喜ばせる為に自分を犠牲にしてしまうほど並ならぬ努力を惜しまない「努力型最強人間」の冬真さん (自称?スーパー攻め)と、
人間離れした力を持って生まれてこれまで血を流した事がない、
もしかしたら本当に不死身なのかもしれない「天然型最強人間」フジミ君。
そんな2人が繰り広げる、まさに最強のハイパーテンションドタバタラブコメディ。
読めば必ずハッピーになる事間違いなし。
…しかし!!
ただのギャグ漫画では終わらせないのが虫歯先生のすごいところ。
個人的にこの漫画の本質は、可愛い絵柄にぶっ飛んだストーリーで思い切り笑いながら読めるのに、生と死、存在意義について考えさせられる哲学的な要素が含まれているところだと思います。
死は誰しにも必ず訪れるゴールです。
私たちは毎日、毎日、必ず訪れる「死」に抵抗しながら生きています。
死に抵抗する事は、つまり生きると言う事。
人が死ぬ、という事実は生きる源にもなっているんではないでしょうか。
もしかしたら自分は本当に不死身なのかもしれない、と思いながら生きて来たフジミくん。
誰しもが持っている筈の、死に対する恐怖や抵抗といった共通認識がない彼は、喧嘩をする事で自分の存在を認識し喜びを感じていました。
彼にとって喧嘩という行為は、自分に姿形があり、存在していると言う事を確かめられる唯一の他人とのコミュニケーションだったのかもしれません。
いつもにこやかな瞳の奥に、どうする事も出来ない運命を受け入れた学習性無気力感と虚しさが醸し出ていて、これがどうしようもなく魅力的です。
そんなフジミに心奪われた主人公の冬真さんは、容姿端麗のエリート御曹司でありながら自分磨きや相手を喜ばせる気遣いも欠かさない頑張り屋さん。
自分の置かれた環境や人生を理解し、それに誇りと責任感を持ち、一生懸命に努力しながら生きていました。
ただ、人が欲しがるようなものは全て持っているが故に、興味を持てる物がないと言う悩みもありました。
そんな彼が持っていなかった「誰にも、どんな肩書きにも縛られない自由」を持ち、ただ自分に正直に存在しているフジミくんに、彼は初めて興味を持ちました。
どこか真逆のような信念を持ちながらも、お互いに興味を持てる物がない事に共感した2人。まぁ、最強同士、惹かれるのも無理ないですね。
特にフジミくんをオトしてスーパー攻めになりたい冬真さんの猛烈なアプローチ(と言う名の自己マーケティング)は冬真さんの可愛さや思い切り笑える場面満載で、見応えたっぷり!!!
ここからちょっとネタバレ・・
そんな猛烈アプローチの甲斐もあってか、フジミくんも冬真さんと言う人に惹かれていき、ついに、冬真さんに興奮して生まれて初めて血(鼻血)を流すことにまでなります。
なんとなく自分にも「死」は訪れるんだと概念として認識はしていたフジミですが、自分の血を見た事で死という「概念」が「事実」になります。血が流れる=止まらなかったら死ぬ=死ねる事の証明=生きている証!
しかも、そのきっかけとなったのは冬真さんなのです。
それと同時にこのまま死ねたら面白いなあと、鼻血まみれで最高の笑顔を見せるフジミくんは後世に残したい名シーン。
これまで喧嘩をする事でようやく「存在している」と言う喜びを感じていた男が、冬真さんとの出会いで、ついに「生きる喜びと楽しさ」を感じる事ができました。
「俺の死ぬ理由冬真さんがいいです」と言うセリフですが…フジミくんにとって死が生きる喜び・楽しさそのものだとしたら、それを与えてくれるのは冬真さんがいいと言う意味にも解釈できますし、単純に命を捧げても良いほど好きって事ですよね。
こんな愛の篭ったセリフありますか!?!?(冬真さんには上手く伝わらなかったかもしれないけどそこがまた可愛くて笑えます)
そして、超絶顔の良い2人が結ばれる大サービスシーン盛り沢山の最終話!!
これは是非、電子版ならばデスクトップを全画面にしてお楽しみください。
物語のラストシーン。
冬真さんとの出会いにより、これまで理解者もなく漠然と生きていた「不死身の男」は死んで、自分へ存在意義や生きる喜びと楽しさを与えてくれた人によって「不仁美」として新たに生まれ変わりました。
不死身の命日はつまり不仁美と言う人間の誕生日でもあったと…。
最終話を読み終えた時に改めて、この不死身の命日と言う作品タイトルにズトンと心を打たれました。最高のオチです。
この作品のイメージフラワーは、扉絵にも登場する通り「アマリリス」。
花言葉は「誇り」そして「輝くばかりの美しさ」・・・
イメージフラワー、タイトル、オチ、全て含めて、まるっと1冊本当に素晴らしい圧巻の神作品です!!
もちろん虫歯先生節の効いた、読み手をぐいぐい引き込んで行くストーリー、スピード感、演出、キャラクター、各コマの中に散りばめられた小ネタの数々、(私のお気に入りは冬真さんが幼女や動物にまでモテてまくって密かに貢がれまくっているところ)も見逃せないところ。
2人で協力して熊を倒したり、空を飛んだり、大声でサザン歌いながら初挿入するBL漫画は虫歯先生にしか描けません!
「フェイクファー」や「神様はきっと左利き」程ダイレクトではなく、虫歯先生の人生観や価値観について考えさせられるテーマは取り入れつつもミュージカルを鑑賞しているかのように駆け抜けていく物語。今回も思い切り楽しく読めました。
本当に大好きになること間違いなし!!!
あっ!!!神様は「たぶん」左利きの間違いでした!!大変失礼いたしました。
油断していた。煽りを読む限り、上下争いすったもんだ問題をあははと笑って読み流す物語だと、思っていた。
虫歯先生の作品では「天国 in the HELL」を既読でして。可愛いくて萌えるんだけど、ちょっぴりビターなのだ。その感じ、その感覚をとりあえず呼び戻しておいた方が良いかも、と読み返してみる。既刊はページ数の割にはショートストーリーの様な読後感で、メッセージも割とシンプルに思える。
本作は、それに比べると幾分ヘビーだ。私は一読して、作者が込めた「思い」を何かとりこぼしていないだろうかと狼狽える。
そのくらい、溢れ出るメッセージを受け止めきれなのだ。
各章が変わる度、少しずつ変わる冬真の自己紹介。
「俺の名前は三角冬真(中略)ひとかどの人間である。」
「俺の名前は三角冬真(中略)跡取り候補筆頭の座は揺るがん自負がある!」
「俺の名前は三角冬真(中略)満ち足りた日々を謳歌している!」
高層ビルから易々と飛び降りる、フジミ。
いつか見た夢の様に、軽々と冬真を抱き抱えて空を行く彼は、もぅ、それだけで王子さま。
彼の存在は、不思議。というだけで説明は終わる。血を流した事の無い彼が、初めての興奮に血を流す、というクライマックスがフジミの「命日」なのか。
何をもって、彼の「命日」とするのか。言葉の端々に込められたメッセージを読み解いて行く様な、
ドキハラがここにある。
善意がある人というよりも悪意の無い人と姉に言わしめるフジミ。
喧嘩をして殴り合うことで「俺と俺以外」「生きている感覚」を認識するというフジミ。
「面白いと思った人」しか覚えられないというフジミ。
ゆるゆると微笑んでいるフジミはとても不気味なんだけど、存在そのものが圧倒的で。
冬馬の心を掴んで離さない。
そして。フジミも。こんなにも心惹かれた人はいないと思える様になる。
「俺が将来死んだ時、冬真さんのせいで死んだことにさせて欲しいです!」
こんなにも変テコで愛おしさに溢れたプロポーズがかつてあっただろうか。
ものすごく変なのに。本当にはきっと。よく分かっていないのに。私は途中からほろほろと涙してしまったよ。
フジミを名乗って来たフジミは「命日」を迎え。冬真から「不仁美」という名を戴く。
特別一番誰より大好き。
それは生きている事と同じくらいシンプルで大切な事。
ややこしくて圧倒的なこの物語にはいくつものメッセージが込められている。
虫歯先生に脱帽!!!!やられた!すごい!
最後までグングン読ませるテンポの良さやキャラクターの魅力はもちろんですが、やはりラストがいい。
フジミという男はケンカをすることでしか生を感じられなかった。しかし冬真に出会ったことで人を愛するという生きがいを見つけた。
最終話で冬真によって『不仁美』という名前が与えられ、『不死身』は1度死に、そして生まれ変わった。だから命日。そして誕生日でもあると…。
は〜!なんてことだ!
めちゃめちゃいい!!!!
2020年ベストBL漫画に必ず食い込んでくる一作ではないでしょうか。
いやもうね…面白いっ!
単純明快なお話ではなく、モノローグ(笑)や台詞も一筋縄ではない。
故に分かりやすいお話ではないので、所々???ってところが…
でもそれが虫歯先生の作品の魅力ですね。
虫歯ワールド全開の素晴らしいラブコメだと思います。
『こんな人間いるの?』ってツッコミ入れながらクスクス笑ったり、ちょっぴり切なくなったり、色々設定はあり得ないけど面白い。
結局は『愛だよね♥』という言葉で締めくくりたくなる。
虫歯先生にしては(笑)Hは少なめ。
最後まで受攻が読めないトコロも楽しかったなあ…
なんだか凄い2人がBL界に舞い降りたなというのが率直な感想です!!
受けの冬馬さん可愛すぎでしょ。フジミもぶっ飛びキャラで掴みどころなくてワクワクしっぱなしでした。
虫歯先生は初読みでしたが、この2人はずーーっと続いて欲しいですぅううう!!
読んでいる時も読んだ後も読み返している時もあったかい気持ちになれる素敵なお話です。
ぜひ読んでください!
無料掲載期間にももちろん読んでましたが、しっかり購入いたしました。無料でも大変楽しんだので、還元したい気持ちもあり。
基本的にリアルさが大きく好き嫌いに影響するのだけれど、この作品は突飛な非現実だらけで、それでもなお面白くて好きです。非現実が現実の如く描かれている作品は好きなんですよね。某氏の有名な「非日常の中の日常」ってやつ。
藤宮(不死身の人)に動物が群がってるシーンとか、何の説明もツッコミもなしに進んでいくオールボケの空気が最高。熊と戦ったってツッコミはない。
冬馬(財閥や御曹司)と藤宮に並んで運転手もキレッキレのです。声もでかい。「きゃああああ」って。だから冬馬も彼のことが好きなのね笑
コメディが強い作品だと萌が疎かになることもありますが、こちらに関しては全くない!ラブもしっかりで萌えますキュンとします冬馬が可愛いです。
託児スペースに座る冬馬が愛しい。胸ポケットに魔法ステッキさしてる〜
ひかりでは噂の帯が収録されていません。紙本はキンキラで素敵と伺っておりますので、紙が買える環境の方はぜひ紙で…と電子で買ってる自分が言うのも何ですが。電子限定描き下ろしは非常に良いです。エッチな2枚…両方買うしかないな。
竹下登と佐藤栄作かな
何回読み返しただろう…こんなに理想的なカップルがいただろうか!?
スーパー攻め様受け、まさにそれ、まさにそれだよ…今の時代に求められているのはお前だ~~~!!!という気持ちになります。
一番好きなのが1話目の終わり方です。いや…あと悩み悩みぬいて結局受けになる受けもかわいすぎる…ギャグが楽しい…受けが権力持ってるとこもすきだし、攻めも実はおぼっちゃんだったけどそこから抜け出して…というのも、受けと攻めに元々の貧富の差があればいいってもんじゃねぇぞと常々思っているBL整う君としては最高。表紙や扉絵のセンスもいい…色使いも好きです。いつまでも続編を待ち望んでおります。
憂鬱な日々を吹き飛ばしてくれる作品。真っ直ぐで誠実で器が大きくて顔も体も美しくてスーツもチャイナ服もなんでも似合う冬真さん本当に愛しい。男前受け、逆体格差(攻めの方が小柄)等今まで読んだことない属性のカップルだったけど本当に最高で自分の凝り固まった価値観を壊してもらえたし、萌えの幅を広げてくれた。掴みどころのない魔性の男だったフジミが冬真さんと出会って普通の男になっていくのが素敵。2人の生活がまだまだ見たい