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copy that
あらすじから受けのコピー能力をファンタジー的な特殊能力の類いと思い込んでいたのですが違いました。特にそういった設定は存在せず、受けがスタントマンとして活動する上でのルーティーンや強迫観念的なものでした。
コピーのために触りまくるという設定で(その流れでキスまでする)ちょっと受け入れ難かったです。
受けのキャラがすごくわかりやすい強気キャラで面白かったです。
冒頭、攻めの営業スマイル挨拶に受けが「胡散くせぇ」と返すシーンがあってちょっと感動しました(王道すぎて逆に見ないやり取り)。
その他にも街中でファンを撒くなど王道のシーンがちょこちょこ登場して面白かったです。
しかし、場面転換や話の流れが読み難く、それなりに急展開のなので話について行くことが大変でした。
他人の擬態化と命懸けのスタントという強い身体的要素がそれぞれの気持ちに強刺激を与えてしまうのは仕方のない事かもしれない。試し読みなどを読んで面白ければ購入後悔しないでしょう。
ただしBLなんだけれども仕事愛強めというか、仕事愛を恋愛と勘違いしている風にも受け取れる感じでなので、お仕事BLや芸能BL好き向けでしょう。
コピー・ザット1というタイトルなので、ひょっとして続くのでしょうか。この1冊でもお話としてはいったん完結しています。
了解、という意味なので、スパイものか何かかな、と思ったら全然違いました。アクションが得意な俳優と、俳優になりきるのが得意なスタントマンのカップル。
自分を殺して、スタントをする俳優になりきる彼。つまり、コピーするという意味でした。仕事で一緒になり、お互いに尊敬し合う仲になります。しかしスタントマンの彼には元彼?にまつわる因縁があるようで。。
珍しいお仕事と設定は面白かったです。しかし、過去の描き方含め恋愛感情を持つまでがちょっと分かりにくかったかなーと思います。
正直、好みじゃなかった。
なんでしょう、電子専門なんですが画面が白っぽくて。元々、紙好きなんですが電子で良ければ紙を購入して手元におきたいのです。
だけど、こちらはそうならなかったです。
アクション得意な若手俳優と、スタントアクターの仕事経由での出会いと恋に変わるまでなのですが。
話の着眼点は、面白いです。スタントするために、俳優を完全にコピーしていく千堂とコピーされる側の陽羽。
前にコピーされた俳優との、関係性であれこれ妬いて、気になる!いや好きだ、みたいになると言う…
もう少し、千堂のバックグラウンドが有ると違うかなぁ。
撮影現場でも、スタッフいる前で恋人じゃないうちからキスしている2人はみていられないかも。仮に恋人だとしても、その振る舞いは、日常的には要りません。