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殺人鬼(ディータ)と食人鬼(レフ)を関西人(太一)のキレのいいツッコミが制する(?)、新感覚(もしくは“カオス”ともいう)ホラーコメディBL第2巻。
1巻が出た時点では電子連載は続くけどコミックスとしての2巻が出るかはまだ分からないとのことでしたが、、、出ましたね!無事!!
現在18話まで連載されているうちの7-12話が今巻に収録です。
新たに殺人鬼に殺されたい系頭イカレっ娘キャラ(杏奈)が加わって、もはや太一一人ではツッコミの人材不足状態で始まる2巻ですが、、、カオスの中にもホロリとくる切なさありで、太一と一緒にどんどんディータのことが好きになってしまったなぁ。
新キャラ杏奈ちゃんの役どころというのは、ズバリ「当て馬」でしてね。
自分の気持ちにまだ気付けないでいる受けの尻を叩くために、瞳をキラキラとさせながら攻めに擦り寄ってくるわけですよ。
それを見て少し胸にもやっとしたものを感じる受け。そんな受けのヤキモチを嬉しそうに迎え入れる攻め。少しずつ進展を見せる2人。
これ以上ない王道中の王道、テンプレ中のテンプレ展開なのですが、なんでかな……どうも画面の中の光景がテンプレとは程遠い。不思議だな。笑
・・・なんだけど、
太一の少しずつ変化していく感じ、どんどん可愛くなっていく感じ、すごく萌えてしまう2巻でした♡
酔っ払って積極的にエッチする太一が可愛すぎたし、
太一が帰っちゃうんじゃないかと焦って子供みたいに太一の手をぎゅっと握りにいくディータが可愛すぎたし、
そしてきわめつけに最後のディータの涙……きゅーーーんとしてしまった。。
なんだろうなぁこのMりあさんのただ笑わせるだけじゃない読ませてくる作風。
彼らに一体どんなラストを用意されているのか。
どうにか幸せになってほしいところですが、、、なんとも不穏な雰囲気で「つづく」です。
電子ではすでに3巻が出るくらいまで進んでいるのですが(私はコミックにまとまるのを待っているので読んでいないのですが)、この先レフのことも少しずつ紐解かれていくっぽい?
レフくん推しなので次巻の発売がすでに待ち遠しいです。
それにしても1巻発売当初から続いている1巻の品薄状態が重版されてもなお未だ解消されないのが謎過ぎてモヤモヤ…。
なぜいつまでたっても解消されないのかな。
ほんと面白いから紙派さんにももっと読まれてほしいのに。
※紙版:カバー下あり(マンガ)、修正は電子と同じ白抜き
関殺2巻です。
分冊版の7~12話、描き下ろしおまけ、あとがき、カバー下漫画が収録されてます。
もう分冊版は18話まで配信されているので、
未読で気になった方は電子分冊版を一気読みするのもありですね。
有名なホラー作品はけっこう観ている方で、
初めこそなんだこれは?と思いながら読み始めたホラーBL?!ですが、
関西弁使いの上手さと、テンポのいい笑いの間が関西人の私にはツボでした。
殺人鬼ディータと食人鬼レフに挟まれ、
何としても生きたい関西人の太一が、身体を張って恋人のフリをしている内に、
ディータに情が移り始めてる…ストックホルム症候群です。
ディータの壮絶な過去を知り、
太一に惚れて大事にしたいというディータを見て、殺人鬼に愛着を持つ自分…
完全にストックホルム症候群に嵌まるタイプだと気づいてゾッとする…でも見たいのよ。
2巻では殺人鬼と恋して殺されたいという、キワモノでキュートな杏奈が登場。
杏奈の闇も深いんですが、ディータに猛アプローチを掛ける杏奈を見て、嫉妬が芽生える太一。
この杏奈が大暴れで、更に二人の距離は縮まる展開。
杏奈は食人鬼レフの方がヤバい匂いがすると鞍替え。
1巻でディータの壮絶な過去が明かされましたが、ショックな事にまだ序の口でした。
母に暴力を振るう父に手を掛けたのが、殺人鬼の始まりで、
父に似ている自分の顔を見たくないという理由から覆面をしているディータ。
そして、母もまた…。
この件は読んでるのが辛い描写の数々です。
一人になったディータには殺人を止める理由もなく、
レフに言われるがまま、仕事として人を殺してきた現在。
太一に人殺しをやめると約束したディータですが、
やめたからといって、今までの殺しがなかったことにはならない。
太一と出会い愛を知ったことで気づくこと、そしてどんな代償を払うことになるのか?
コミカル展開ですが、この背景からこの先にハッピーエンドが想像できない…。
太一の心情描写が個人的には面白くて和んでしまう。
意外と優しくて男らしい太一が、ここぞという時にはしっかりディータを支えてる。
レフもまだまだ正体不明、かなりIQが高いようで、
殺しの足がつかないよう根回ししたり、他にも色々策を練っている位しか解らない。
そして、今回もう一人の殺人鬼登場。
太一を助ける為に殺人鬼を殺してしまったディータですが…。
次回は怪しい動きをしているレフが動き出すのか?
この作品は太一以外、登場人物が常軌を逸しているので、
新しいキャラが出る度にヒヤヒヤする。
レフには双子の部下がいたんですが、依(より)と存(あきら)…依存って伏線か?
そして、ディータと太一のアマイチャは加速してます。
酔った太一がディータに仕掛けるエッチシーンは見ごたえありますよ。
覆面がとうとう…太一~~~!アホ。こんな感じです。
私は覆面にこだわりはないんですが、穴から見える眼が好きだな。
ディータの幸せそうな姿を見ると、
その先にどんな代償が待っているのか考えずにはいられない。
アホギャグ、コミカルシュールな作品ですが深い。
※紙本:修正は発光。
殺人鬼?カニバ?の異色BL、第2巻。
太一は殺されたくないが故にディータを「好き」という事にして抱かれるハメになったわけだけど、それなりに慣れてきて。
それどころか、家事やってくれるから一人暮らしよりラク〜なんて思うようにも。
太一とはそんなポジティブ野郎です。
そしてこの2巻では新しい登場人物が。
これがまた…とんでもない倫理崩壊人間・杏奈。
殺人鬼と恋人になって殺されたい!という女装子。
はあ〜…次から次へと。Mりあ先生の頭の中面白い!
世界観が一貫してるところがいいですね。
さて、この杏奈はレフの方がヤヴァい奴とすぐに理解して乗り換え!
本気で殺されたいってなんか怖いけど「普通ってなに?」という問いかけは重い。
でも結局杏奈はレフの使いっ走りになるんだけどね。
後半は、下界と連絡が取れるようになったのに逃げない太一と、ディータの過去が中心。
本作は恐怖とハチャメチャの融合が魅力だと思うんだけど、ディータの過去はよくあるシリアス、よくある悲惨。ここもぶっ飛んでた方が良かった。
ラストは太一ファーストになってしまったディータに実はイラつくレフの姿。
次号は恐怖展開か?