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ouchi to gohan to ai wo kudasai
屋敷神様に人間にして貰った、家猫のユキ。
亡くなった優しいご主人様の相続人としてやって来た青年との、超ピュアでほのぼの可愛い、スレ違いジレジレラブになります。
いや、元猫である受けが、めちゃくちゃあざと可愛いんですよね。
本人はひたすら健気で真っ直ぐで一生懸命なんですけど。
また、攻めは受けの事を祖父の愛人だと勘違いしていて、それらにより巻き起こるズレに、ニヤニヤしたりジレジレしたりって感じで。
これ、受けが純粋な気持ちで言ったセリフが、ことごとく違う意味を連想させちゃうんですよねぇ。
金髪の美形が「ご主人様に可愛がって貰ってた」とか「一緒に寝たり撫でてもらってた」とか言いだせば、攻めじゃなくとも誤解するでしょうよ!
この、互いの認識は完全にズレてるのに、何故か上手い事会話が噛み合っていっちゃうと言うコントみたいなやりとりにも、笑わせて貰いましたよ。
捻りなんかは無いんですけど、その分、とにかくピュアで可愛いお話を堪能出来ると思います。
あまりの可愛さとピュアさに、萌え転がりましたよ。
ザックリした内容です。
ご主人様に拾われて、可愛がられて育った白猫のユキ。
倒れたご主人様を助けたいと屋敷神様に願うと、なんと人間の姿にして貰えたんですね。
やがてご主人様が亡くなり、相続人としてやって来たのが孫である誉。
彼は、ユキの事を「愛人」だと知らない言葉で責め、出ていくように迫りますがー・・・と言うものです。
で、これ、攻めの側からすると、ゲイだと告げた途端に連絡も無くなりと、自分を見放したとしか思えない祖父。
彼からの遺言で「屋敷と土地を譲る条件として、自分の愛人と犬猫の世話を押し付けられた」になるんですよね。
その為、最初は怒り心頭。
ユキ達を追い出そうとする。
しかし、屋敷を訪れてユキ(+他のペット達)と交流を持つうちに、彼の健気さやいじらしさ、愛らしさにどんどん惹かれて行き・・・って感じでしょうか。
こちら、繰り返しになりますが、とにかく二人の日常が可愛い上にキュンキュンなのです。
えーと、ユキですが、元猫なので、すごく純粋だし裏表と言うものが無いんですよね。
こう、優しいご主人様の事を思い出せばボロボロ涙をこぼし、誉に「とっと帰れ!ばーーーか!」と言ってたかと思えば、食べ物を貰って満面の笑みみたいな。
また、自分はろくに食べずに、他のペット達に食べ物を食べさせる。
いや、ユキにとって、ご主人様もペット達も、共に暮らす家族なんですよね。
ご主人様との思い出がたくさん残るここで、「みんなと暮らすんだ」なんですよね。
最初こそ、寂しい独居老人に付け込み、亡き後も居座ろうとする図々しい愛人ぐらいに思っていた誉。
それが、ユキのそんな姿に毒気を抜かれる。
そして、愛しさを覚えるようになる。
また、食事やお土産を持ってしょっちゅう現れと、不器用な優しさを見せる誉。
彼になつき、いつしか訪れを心待ちにするようになるユキ。
これ、ユキ視点でありながら、誉がどんどんユキに惹かれてゆき、また愛しさを覚えているのが良く分かる仕様になってるのも楽しくて。
いやね、ユキが小首をかしげるとか、やたら仕草なんかがあざと可愛いんですよ。
猫だから当たり前だけど!
で、「そういう仕草や表情も癖か? それとも意図してやってるのか?」と誉・・・みたいな。
や、読者大好き、天然無意識煽り系受けなんですよ。
攻めが振り回されてるのに、ひたすらニヤニヤしちゃうんですよ。
読者と言うか、私が大好きなんですけど。
と、そんな日々を過ごすうちに、誉に惹かれてゆくユキ。
しかし、戸籍も無い、正体も分からないユキは、親類から不法滞在の外国人なのではと疑われ・・・と続きます。
これ、色々誤解とか思い込みが重なって、すごくもどかしい事になってて。
この時点で誉は、ユキの事をまだ愛人だと思ってるんですよね。
だって、「愛人」の意味が分からないユキが、特に否定をしなかったから。
また、ご主人様から自分が人間になったり猫になったり出来る事を、決して他の人には言ってはいけないと言い聞かせられてもいた。
その為、不法滞在者と言う誤解を解く事も出来ない。
くっ、もどかしすぎる・・・!
とりあえず、ここからとてもあたたかい結末です。
いやもう、誤解が色々解けて、良かった良かった!
そして、ユキが愛人じゃないと分かった誉、めっちゃ嬉しそう。
ついでに、めっちゃ優しい笑み。
私もめちゃくちゃ嬉しいよーーー!!
あとこちら、本編終了後に、誉視点の短編がございます。
個人的に、本編を受け視点、その後に攻め視点で、受けへの愛しさが語られるみたいなパターンが大好きでして。
あの時の刺々しい態度の裏で、既にユキに惹かれていたのね~とか、どんだけユキにメロメロなんだよとか。
終始ニヤニヤと読ませていただきました。
誉がゲイだと分かった途端、よそよそしくなってしまった祖父(ご主人様)。
この時の彼の真意が分からないまま終わってしまったのだけが、ちょい残念ですけど。
とりあえず、可愛くて優しくてあたたかい、とても癒されるお話でした。
表紙のイケメンに撃ち抜かれて購入。間違いないと予測していましたが、その通りめっちゃ好きなお話でとても嬉しかったため神にしました。表紙の方々皆さん良いし、おじーちゃんがこれまた良いし、ユキの天真爛漫な色っぽさがとても良いのです。本編190Pほど+攻め視点のお話27P+あとがき。2回読んでもティッシュ3枚は必要です。
庭で鯉に残り少なくなってきた餌をやっていると、今はもう亡きご主人様の匂いが!人型をしているとヤバイので逃げなきゃいけないのに、懐かしさのあまり動けないでいると、やって来たのはご主人様の孫という誉(ほまれ)。ご主人様は「あいつはいい子だから、おまえたちを見捨てることはないだろう」と言っていたのに、ユキに「出ていけ」と冷たく言い放って・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ご主人様(攻めの祖父、ユキたちを飼っていた人)、スミ、光圀、お銀さん、忠相、次郎吉(ユキと一緒に飼われていた犬猫、ユキの通訳によりお話参戦します)、沢村さん(弁護士)、攻め父ぐらいかな。
++好きだったところ
ユキと犬猫たちを自分の死後もなんとかしたかったおじいちゃんが、望みを託したのが孫の誉さんというお話。王道なんだけど、こういうお話が大好きなんです。加えて何でもかんでも初めてのユキちゃんが本能の赴くまま、清らかで初心なんだけどエロいってところが凄い。色っぽいを通り越してエロい。すごい。耳しっぽ出した時、誉さんは「血管ぶちきれる」と言ってましたが、ええ、ほんと切れると思います。本能って恐ろしい。
誉さんより圧倒的にキャラとして愛おしかったユキ。猫の気持ちがまだまだ残っていて、妹のスミが誉さんに撫でられているのを見て「撫でてほしい・・・」と思ったり、びっくりしたら耳しっぽが出そうになったり、しっぽ触られたらきゃあきゃあ大騒ぎしたり、「ご飯くれる人に悪い人はいない」なんて言い切るところはあーもう可愛すぎて心配。綺麗しエロいし素直だし、2020前半期トップ3に入るのではと思うキャラでした。
お爺ちゃんの若い愛人と誤解していた誉さんは、そりゃ最初こじれていましたが、いたってまっとうな方で、ユキちゃんのピュアえろなところに早々にノックアウトされていました。スパダリな部類に入るのではと思われますが、ユキちゃんが怪我しちゃった所ではホロホロ涙を流してしまう人情味あふれる方なんだと思います。これからユキちゃんと一緒にながーく幸せに生きてほしいんです。
で、どう考えてもこれ、余裕で続きを書けると思うんです。(先生勝手なことを申し上げてすいません)とても続きを読みたい。外でも人型を保てるようになったユキちゃんがぷんすこ怒って家出して、誉さんがあわあわする等のお話をどうしても読みたい。(攻めざまあが好き)
皆さん、どうかお力を貸してください。皆さん読んで~!!!
攻めの誉は35歳。受けのユキは猫の年齢で3歳。
誉とユキの絶妙に噛み合ってないような会話がムズムズしつつも微笑ましい。
誉がユキのことを愛人愛人言うけど、愛人って単語がわからないから否定もせず肯定もせず。ゲイという単語も、結婚と子供ができないことだと認識してるから、何も考えずに誉に抱きついたり、撫でてって言ったりする。
この時点ではまだユキが猫だってことを知らないから、詳しく説明もしない。
猫姿のユキを抱っこしたまま門をくぐって、人間に戻っちゃったところ可愛い。
「寝たのか」って聞くと「三人一緒にお布団で寝た」と答え、「抱きたい」って言うと「どうぞ」って両手を広げて……。セックスって単語も知らないから通じなかったけど、誉が発情してることに気付いて「交尾する?」って言ったり! 人間の知識に疎いのがこんなにも可愛い。
顔射にぐっときた。
誉が突然の休日出勤になり、唇尖らせてむくれる不機嫌ユキがかわいすぎる!
『犬猫屋敷のご主人様』
ユキとの出会った時の話を誉視点で。めっっちゃユキを溺愛。甘えん坊なユキが大好き。
「大きくしてあげる」って舐め始めるの策士すぎるえろい。
ユキは、誉のものを舐めたり撫でたりする事と、掛けたり飲んだりして匂いを付けられるのが好き。かわいい。自分の胸元に精液を塗り広げるのえろ過ぎでしょ!!!
誉視点でのエロシーンのユキがえろ可愛すぎる。
猫みたい、ではなく、正真正銘、猫の受け・ユキが健気でピュアピュアで可愛すぎて、読んでる間中脳内ゴロゴロが止まらなかったーー…!!
夕映先生の猫ちゃんもの(?)。先生の「山岳シリーズ」も大好きなんですが、こちらのモフモフ猫ちゃんのお話もめちゃくめちゃ刺さった…何度も言うけど受けのユキが可愛すぎて。
おじいちゃんと暮らしていた猫のユキ。
倒れたおじいちゃんを助けて!と神様に祈った結果、家の敷地の範囲内でだけ人間の姿でいられるようになり、近所の人に助けを求めることはできたものの、その後おじいちゃんは亡くなってしまいます。
ある日、おじいちゃんそっくりの匂いのする孫・誉が家を訪れ、思わず飛びつき抱きついてしまったユキだけど、誉には冷たく「けがらわしい」と言われてしまいーー
と続くお話。
祖父の愛人と勘違いされ、冷たい態度をとられてしゅんとするユキが不憫で切なくて…
このもどかしさがあるからこそ、誉のピンチ!からの、事実が分かり、心を通わせ…てからの、二人(1人と1匹?)のえちが…最高に甘くてえちで良かった。
去勢手術をしているから、人間の姿になった時、ユキには双袋がないんですよね。
なぜだか分からないけど、そんなところにも萌えた。
えちのことを、より直接的な表現で「交尾」って言っちゃったり、人間の常識を知らないために無意識・無自覚に誉を煽っちゃうユキに、誉と一緒に翻弄されました……ユキ、可愛すぎるよ!!
後半、攻めの誉視点の話が読めるのが、また良かった。
家族や仲間を守ろうと必死だったユキの言動を完全に誤解していたことに気付き、後悔する攻め。
意識を取り戻したユキを自分のマンションで介抱する間の誉の内心の葛藤が面白過ぎて、読みながらニヤニヤしちゃいました( ̄∀ ̄)
今までユキのこと傷つけたんだから、悶々とするがいいさ〜なんて、ちょっと意地悪な気持ちになりながら。
猫耳、尻尾、そして猫特有のあの舌のざりざり感。えちの時にばっちり、それらが発揮されてます。猫好きさんにはたまらないと思う…!
犬派の自分も心を撃ち抜かれる、素直でピュアで罪深い猫ちゃん受けのお話でした( ฅ•ω•)ฅ
完璧にタイトルと表紙に惹かれたジャケ買い!
表紙の雰囲気そのままに、たくさんの動物たちが登場する、
優しくて可愛いモフモフファンタジーです。
ある日一人暮らしのお爺さんが倒れ、うろたえる動物たち。
白猫のユキはご主人様を助けるべく、
祠の神様に人間の姿になれるようお願いに行きます。
その願いは叶えられ、敷地内でだけ人間の姿でいられるようになったユキは、ご主人様亡き後、家族として過ごしてきた動物たちの世話をして過ごしています。
エサは底をつきかけ空腹のユキの前に現れたのは、
ご主人様の面影によく似た若い男でーー…⁉︎
屋敷と動物たちを相続したのは孫の誉でした。
ユキが祖父の愛人だとか不法滞在の外国人だとか、
様々な疑いをかけられるながらも動物たちのために頑張ります。
この健気でピュアで甘えたなユキと、冷たい印象なのに本当は優しい誉のキャラがとても魅力的だと感じました。
初めはネコとして、そのうちネコと人間が混在し、
最終的に人間らしくなっていくユキの気持ちの変化が面白くて可愛いなと思うのです^^
やっぱり、ユキは次第に人間になっていくのかもしれません。
ゲイである誉はユキに惹かれていくものの、
ユキのことは祖父の愛人だと思っています。
この思い違いがなかなか正されなくて焦ったいσ(^_^;)
そして、ある出来事によってユキの秘密が誉に知られてしまうのですが、これをきっかけに惹かれあっていた二人は結ばれます。
人間でも猫でも化け猫でも関係なく〝ユキが好きなんだ〟
という誉の深い愛を感じました。
甘えて甘やかす、お互いに必要としている欲求を満たし合う関係がいいなぁー、なんて思います(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
初めてのHは思いのほかエッロエロ♡
ユキが淫乱ネコちゃんになっちゃうし、誉はムッツリですね。
ネコだからなのか、誉にマーキングされたくて顔射やゴックンや中出しを喜んじゃうユキのギャップにドキドキ(*//艸//)
無自覚に煽りまくるユキに誉の理性が崩壊寸前で、
その姿がちょっとかわいそうだけど楽しかったです^^
ユキ視点で進む本編ですが、短編は誉視点で展開されます。
本編の内容をギュッと縮めているのですが、
分かりにくかった誉の気持ちを理解できて萌えました♡
この短編、とても良かったです(´>///<`)
動物を飼うということの難しさも考えさせられつつ、
温かくて優しい空気漂う作品で、ひじょうに心癒されました。
そして、挿絵が作品の雰囲気にバッチリ合っていて、
それもとても良かったです!
ほっこり癒されました…。
といってもそこまでポワポワもしすぎず。
疲れた猫好きの大人に丁度良い癒し系作品ではないでしょうか。
あらすじです。
飼い猫のユキは、とあるきっかけで屋敷の中でのみ人間の姿となれる力を授かる。
美少年姿を手に入れてからもご主人様や仲間の動物たちと穏やかに暮らしていた。
しかし老齢のご主人様がとうとう病気で亡くなってしまう。
その後もどうにか仲間と暮らしていたが、屋敷のご飯の蓄えも尽きて途方に暮れていたある日、ご主人様の孫の誉が現れる。
誉はユキを祖父の「愛人」と呼び、屋敷から追い出そうと冷たい態度。
これからも屋敷で仲間と過ごしたいユキは元ご主人様の遺言通り、誉に新しいご主人様になって欲しいと懇願するが…
ポイントは猫のユキちゃんには当然人間言葉の裏なんて読めない所です。
「愛人」も「国籍」も「不法滞在」も理解できていないまま話が流れていった挙句、ややこしいことに。
ユキ:自分は猫として飼われていた
誉:ユキは愛人として囲われていた
という最大の誤解が、ユキだけでなく誉も苦しめることになります。
誉さんも「愛人め!」と必死の塩対応を取っているようですが、
実はこの人、性根は動物好きの優しいゲイなんで…ちょっとずつユキに絆されて、お魚を届ける通い婿状態になっていきます。
漏れ出る愛しさをそれでも理性で押さえつけようとモダモダしている姿に焦れキュンです。
動物同士の和気藹々さや人間と動物が心を通わせる過程が実にほっこりで、どことなく「手袋を買いに」のような児童文学作品を彷彿とさせます。
でもね、これBLだったんです。
そうして誤解が解けて愛人という色眼鏡を外してみたら…
もうユキにめろめろ。
ずっと色っぽいシーンは無いけれど、普通に可愛くていい話だなぁー、エッチなしでも十分かもと油断しているとヤバいです。
ムッツリ誉が覚醒します。
ユキちゃん初心でまっさらさらなのに、誉さんはガンガン行こうぜ状態。
なんだかイケナイことのような背徳感もチラつきつつ、初心で淫乱なリアル猫ちゃんプレイを楽しませてもらいました。
最後の攻め視点のお話もハイライト+その後のイチャイチャとして丁度良い満足感。
児童文学風ほっこり感×純真猫ちゃんプレイBL
大人のための癒し作品でした。
可愛くて癒されました。緩さと軽さがちょうどよくて、
疲れたときに、ふんわり読みかえしてほのぼのするーと思いました。
ただ、受が人間じゃない(猫科人間?猫人間?)のでセーフ、という部分は
ちょいちょいありました。”猫だから!”アリの世界観なので、微妙に人間同士の関係性とリンクさせてしまう方にはダメかもしんないな、、と思いました。あと、攻(誉)の性癖はちょっといただけないものがあります…。
他のレビュアー様も指摘されていますが、いきなり”顔射”…に戸惑いはしました。。ただ、これ相手が猫なんで(?)、匂いにコーフンするってゆーユキの性癖に人間もコーフンしちゃって…的な捉え方をしました。あと、去勢されている(猫なので!)受が全部中イキってゆー設定にモヤる人がいるのかもと思ったり。(個人的にはファンタジーとして楽しみましたが。)全体的にほのぼのなのに、性癖にクセありってゆー(笑)、不思議なバランスでした。
無私で無垢な受(猫のユキ)がとにかく、健気で可愛くて可愛くて…、途中まで不憫すぎて切なくなります(;;)。その後、不遇から厚遇へ(めちゃくちゃ溺愛される)っていうところに萌えたのですが、もしかしたらラブストーリーというよりハッピーペットストーリー(ユキの心根が尊いわ~)的な要素が強いかもしれないです。人間のルールと犬猫のルールのギャップがコミカルに描かれていて面白かったです。
ケモ耳大好きの民なので読んでみたのですが、最初から最後までユキくんがめ~っちゃ可愛かったです!!!
元は猫なので自然体で甘え上手なのがたまらないし、しかも自分の見た目が良いということに自覚がないという…最高かな?
誉さんも最初は感じ悪かったけど、誤解が解けたあとはあまあまで嬉しかった…。
一目惚れした相手に厳しく接しないといけないのも辛いよね、わかるよ…と思いながら読んでました。
というかユキくんが可愛すぎるので、終始攻め目線で読んでしまった感がある…。
誉くんが猫ユキくんをモフッてるの見たすぎるので、佐倉ハイジ先生で漫画出てほしいです…!
ユキのことを亡き祖父の愛人だと思い込んで嫌悪感をあらわにする誉と、「愛人」が何を意味するのかわからないピュアで健気なユキ。
とにかくユキがかわいいんですね。
無条件にかわいい。
で、最初は頑な態度を取っていた誉だけど、本当は優しくて愛情深い地が少しずつ透けて見えてくるところ凄く良くて、読んでて癒されました。
なんだけど。
夕映さんのエロって、エロシーンになると急にAVぽくなるのは何故なんだろう……
過去作でいうと「午後9時からは恋の時間」は、エロで急に人格変わって結腸責めしたり、「本気の恋をお借りします」は、エロシーンで、なんなの?そんなセリフ言うキャラだったの‥?とガックリしちゃって評価を下げた作品なんだけど、この作品も違和感が……。
今回うわぁ…と引いてしまったのは、初エッチで顔射したところ。
ユキは恍惚としてたけど、初エッチで合体前に顔射って、なんかすご〜く嫌!!と思ってしまいました。
もっとふつーでいいのに……。
エロに至るまでと、エロシーンとのギャップがすごくて、そこがいい!というファンの方もいらっしゃるとは思うのだけど、私はついていけない派です……。
うーん。ご主人様とユキや仲間たちの時間はとても良かった。ホロリときます。
化け猫になってしまった経緯もユキの健気さご主人様想いで大変良かった。
家と仲間を守るために頑張ってきたユキ。
色んなジャンルを読んできたので猫から人へも受け入れられると思ったのですが、なんでかなあ素直に萌えられず。
ファンタジーにやけに現実をつきつけられるというか、人間からしたら当然の反応というか。
やっぱり猫と人間なんだよねと禁断な気がしてしまうというか。
猫だとあかせないから誉や皆に祖父の愛人だと誤解されて酷い仕打ちに合って。
言葉も意味も知らないユキは…。
やっと誉に正体をあかして結ばれる二人。
ここがね。
何にも知らないユキといきなり?ユキも猫なのでこれが発情か!とわかって合意の上なのですがね。
いきなり、顔にかけるとかないわぁ。
しかもユキは去勢されてるし。どうしてもファンタジーに入り込めなくて。
最後の短編は誉視点で。
百歩譲ってユキが猫だとわかるまではいいとして、その後がなぁ。
白猫のユキにムラムラしたり、癒しのためにユキに猫の姿になってもらったり、エッチですぐフェラさせたり、体中にかけたり。
ユキが喜ぶし好きだと言ってもついてけません。
好きな人の匂いが自分に移るのを素直に喜んでるユキなのでしょうが。それを誉もわかっててなのでしょうが。
ユキの猫耳尻尾に興奮する誉が、いつもなら萌え所なはずがどうも萌えられず。
なんか誉に都合の良い恋人兼ペットみたいで。
本当にこのままでいいの?せめてユキに人間の常識とか身につけさせたら?と素直に喜べません。