囀る鳥は羽ばたかない 6【BLCD】

saezurutori wa habatakanai

囀る鳥は羽ばたかない 6
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神68
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

64

レビュー数
7
得点
340
評価数
68
平均
5 / 5
神率
100%
著者
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
音楽
オンリード・岩野道拓
脚本
suito
原画・イラスト
ヨネダコウ
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
フロンティアワークス〈CD〉
シリーズ
囀る鳥は羽ばたかない
収録時間
117 分
枚数
2 枚
ふろく
フリートーク
あり
発売日
JANコード
4589644719548

あらすじ

これまで守り通してきた一線を、ついに越えてしまった矢代と百目鬼。百目鬼は矢代がかけがえのない存在であることを、矢代は百目鬼への感情の正体と、自らをかたちづくる矛盾の正体に直面する。
大切だから、離れない。大切だから、手離す。
平田との抗争が切迫する中、百目鬼を捨て、ひとりでけりをつけようとする矢代だったが…… 

命をかけた抗争の行方は? 
矢代と百目鬼の関係は? 
怒濤の新展開!! 

コミックス第6巻の内容を完全音声ドラマ化して収録。

表題作 囀る鳥は羽ばたかない 6

百目鬼力 → 羽多野渉

矢代 → 新垣樽助

その他キャラ
影山莞爾[安元洋貴]/ 三角隆仁[大川透]/ 平田和明[高瀬右光]/ 七原祐輔[興津和幸]/ 天羽静真[佐藤拓也]/ 杉本隼人[三宅貴大]/ 綱川[上田陽司(現:上田燿司)]/ 阿部[奈良徹]/ 鯨[利根健太朗]/ 鮫[山本兼平]

レビュー投稿数7

もうこれただのBLCD作品ではない

原作未読です。
シリーズ全部拝聴ずみですが、6でいったんストーリーが節目を迎えますよね。
脇役もここまでくると愛着がわいてきて、モブキャラですら、みんな矢代の魅力にまんまと彼に手を貸してしまうのが、なんだかかわいいなーってにやついてしまいます。ちょーっと相変わらずCDだけでは伝わらないところが多々あるのですが、(キャラの立ち位置とか)そこは潔く、原作読みなおそうって思っちゃいました。
この作品本当にシリアスなのに。強面なガラの悪いおっちゃんばかりなのに、ほんと愛らしく思えちゃうお茶目な一面がちりばめられてて聴きどころの一つだと思います。にしても今回は三角さんがめちゃくちゃ怖って思っちゃいましたが。
。キャストみたらほんとBLCDでは珍しい面々でほんとすごい。
ここから聴く人はいないだろうと思うけど、ほんとうに、聞かないとそんて思うほどの名作なので、是非聞いてほしいです。

0

ゾッとする

ある意味節目を迎えた6巻ですが

私は原作も既読でドラマCDも1巻からここまで全部聴いてますが

キャストさんたちのお芝居が本当に良い意味でゾッとする

特に今回は三角さんがガチの鬼神でしたね

さすが大川さんです✨

あと高瀬さん演じる平田よ!!!最後の産廃所でのシーンの「俺を見ろ」は凄かった

あんだけ憎たらしかった平田ですが、なんかちょっと可哀想にも思えてくるほどでした

倉庫での百目鬼と矢代のシーンも切なかった

本当に心の濡れ場でしたわ

2

好呀

我实在是太喜欢了,有种想为他去si的.....冲动,太太他太牛了

0

神以外の評価ができない

ドラマCD第6巻です。何度もコミック読んでましたが、声が入ることで、世界がものすごく広がります。5巻も節目の巻でしたが、6巻も長かった抗争に一区切りつくことで大きな節目となり、コミックを読んでる時よりなお深く物語を堪能でき、もはや神評価しかできないです。

キャストトークでも新垣さんが、この巻は平田さんですからとおっしゃってましたが、まさにその通りでした。コミックを読んでる時は、平田めー、どこまで悪どいんだー、竜崎の矢代に対する淡い想いまで利用するなんてー(怒)と思ってましたが(竜崎押しです(笑))、三角さんとの最後のシーン、BGMもすごくて三角役の大川さんと平田役の高瀬さんの鬼気迫る演技がド迫力でした。平田の『俺を見ろっ』のセリフ。平田の三角さんへの憧れ、慕情。平田の哀しさが見事に表現されていて…素晴らしかった。そして、三角さんがもうめちゃくちゃかっこいい…。やはり、鬼神でした。大川さん、しばらくお休みしていらしたとのことで、お身体の具合が心配でしたが、やっぱり、三角さんは大川さんでなきゃダメです…。ほんとにめちゃめちゃかっこよかった。これからもずっと聞いていたいお声です。そしてそしてキャストトークの大川さんがかわいすぎます(笑)必聴!!

矢代と百目鬼の車の中のシーンも、声になることで矢代の徹底さがすごかった。不機嫌とかじゃない、ここまで徹底した拒絶。今でも、ほんとに百目鬼ここ、良く耐えたなー…と、百目鬼に拍手を送りたい気持ちでした。

飛ぶ鳥は言葉を持たないでは、セリフが追加され、百目鬼が七原に『頭の前から消えればいいんですね』と伝えます。もう、この時の百目鬼の心中たるや…。羽多野さんの声が百目鬼の心とリンクして、胸が苦しかったです。でも同じくらい、矢代も心が砕ける思いで百目鬼を手離したことがわかるから、聞いてるだけの私はあぁぁー(泣)しか言えませんでした。

個人的に大好きな綱川役で上田さん登場!もう妄想してた綱川さんの声にピッタリ!!これから出番も増えると思うと、今から7巻が楽しみすぎます!
そして、七原&杉本コンビが今回もかわいくて癒されて。七原、ほんとーに、かわゆくていい人。

今回は抗争の終結がメインだったので、濡れ場がほとんどないのですが、キャストトークで新垣さんが、『いよいよただのヤ○ザCDに(笑)』と言っていたところで大爆笑してしまいました(笑)でも、竜崎役の三宅さんがいないのがやっぱり寂しく、早く竜崎復活してほしいなぁーと思いました。そして、倉庫での矢代と百目鬼とのやりとりを羽多野さんが『心の濡れ場』と表現されたところは、さすがー!その通りー!と激しく同意しました(笑)

また、平田役の高瀬さんの最後のキャストトーク。新垣さんがご一緒されていて、長い時間この作品に携わってこられた仲間として、高瀬さんに心からの感謝と敬意、労いを伝えられていました。高瀬さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

現在、連載も追っかけていますが、まだコミック7巻の発売前なのに、ドラマCDも待ち遠しすぎます!今回も本当に素晴らしい最高の作品でした!

16

心を整えて聴きます!

気合い入れて聴きました!気合いというか、心構えというか…かるーく聴けなくて…ですね。
おすすめはしない聞き方ですけど、わたしはいつもこの作品、キャストトークから聴きます。和気あいあいのキャストの皆様の感想などを聴いて、なんか安心してから本編を聴いてます。

で、ですね。やっぱり音声化凄い良いです。ほんと。連載もコミックスも追いかけていて、自分なりの解釈でお話を読んではいるのですが、ドラマCD化されることで、暖かみや彩りが広がりました。特に、今回は悪役だった平田さんの哀しみも伝わりましたし、矢代と百目鬼、矢代と影山、それぞれの距離感も絶妙でした。あと、三角さん怖い、ほんとに怖かった…。
キャストトークの安元さんのお話にもあるように、矢代の影山への気持ちが一段落ついた感はありました。本音で冗談言える…このやり取りも必聴です。

さて、物語はまだ続いていて、上田さんの綱川がもっと出てくると思いますし、楽しみです。あ、健太の兄貴に次回は面会できると思われます(笑)

7

至高の完成度!!

大川さんお帰りなさい!!とまず言わせて下さい。
復帰なさって本当に嬉しいのですが、今後もどうか無理はなさらずに…。
しかしご病気の件もあったせいか何巻でも重要な三角さんですが6はまた格別な気がします。
情の厚さと容赦のない冷酷さのどちらも聴けますので。
Track7「俺の知らねぇところで勝手に死ね」なんてとにかくぞくぞくしてしまいましたね。
黒羽根の墓前シーンにはセリフが足されていてそちらの優しいお声ときたら…やっぱり三角さんは大川さんでなくちゃ!!

天羽役の佐藤さんはいつも三角さんのそばにいて敬語なので、三和会の綱川と話す時タメ語なのが新鮮でした。
そして綱川役の上田さん!セクシーですね…ありがとうございます。
平田役の高瀬さんは役柄のせいなんですけど憎たらしさ全開です。
いやもうしょうがない、昔から裏切って来た男だから。
矢代をボコボコにするところもこの野郎ぉおおお!!って思っちゃいますね。嫌な役を演じ切るのも腕の見せ所かと。でも三角さんに愛されたかった本音がなんとも言えず悲しい……。

七原役の興津さん、ヤっただのなんだのとコミカルなシーンと緊迫したシーンのギャップがたまりません。おバカだけどやっぱり愛し過ぎです。
安元さんの影山も口は悪いですけど矢代を心配していて温かさを感じます。

“置いて行かれた”百目鬼の苦しさもさることながら、淡々とした矢代が車内で二人きりの時にまた突き放そうとするのがもう切ないったらありゃしない!!
羽多野さんも感情を抑えつつ圧をかけるような言い回しが最高に百目鬼です。
新垣さんは百目鬼に本心を決して見せまいとしているんですけど、倉庫で熱が出た時の弱っているお声が絶妙です。外の雨音もすごく雰囲気が出ています。平田に鉄パイプで殴られながらのモノローグ、ずっしり重い…。

コミックス6巻まるっと今回も収録して下さってとにかく聴き応えが半端ないです。
あまりセリフが多くない方々も熱のこもった演技で皆さんに拍手をお送りしたい!

巻末キャストトークがもう待ってましたぁ!!のワクワクで一気に頬が緩くなっちゃうんです。
皆さん収録後にも関わらずめっちゃお元気ww
新垣さん、羽多野さん、安元さん、興津さん、三宅貴大さんの5人。
興津さん、遠くにいながら大声張っててマイクに優しいと言われてますww

濡れ場をぶつかり稽古って言うし、倉庫での矢代と百目鬼のやりとりを「心の濡れ場」って羽多野さんが言うからそれだけでも面白いのに畳み掛けるような興津さんの「ヤったんスか!?倉庫でヤったんスか!?」のツッコミがまた笑う!!
安元さんは喋る事があまりないと言いますが「大繁盛してたじゃないの~」と笑われていました。でも「矢代にケリがついたといいますか。冗談が本音から言えた矢代を初めて見えた気がして」と、しっかり物語を見守っていらっしゃるんだなぁと嬉しくなりました。作品を愛してくれてる!7もみんながケガしてくれないかなぁって(影山の出番があるから)可愛いですww
興津さん、言いたい事は百目鬼が「せっかく前回治ったのに勿体ない」とwwアッチねwww
頭に対する執着が激しすぎるから「七原に譲ってくれ!」も笑いました。本音出ちゃいますからね、七原。やっぱり一度でもお相手してもらいたいんだろうなぁ。
杉本役の三宅さんに繋げるのもお上手。
三宅さん、いつもいた竜崎役の“健太の兄貴”がいないから寂しいらしいんですが「彼はパクられたからね」と安元さんが言うので「実際はパクられてないですよ」とツッコミ入りましたww「面会行ったらいいよ」www事務所でお会い出来るそうです。

もう締めの挨拶で、10分もしないで終わっちゃうのかぁ…と一瞬しょげたら大川さ─────ん!!!!
「いつにもましてガチで怖いおじさんを演じさせていただきました」本当に怖いって連発していて、そうですよ迫力ありすぎましたwwでもトークはとっても朗らかでしたよ。ええ、7も是非!!
佐藤さんの別録りもあります。上田さんとのシーンをお話してくれました。「これからも頭を支えていきますので」と頼もしいお言葉。
そして!平田役の高瀬さんが満を持して登場!!新垣さんがご一緒に。感想は「疲れました」wwwとにかく熱演でしたものね!汗だくだったそうです。スーツで収録なさっていたとの事で、役に寄り添っていたんだなぁ…。新垣さんは平田のセリフにきゅんときたところがあるそうです。これからが寂しいともおっしゃっていました。「ちょっとでも思い出してくれるといいな」なんて可愛い高瀬さん!本当にお疲れ様でした。

はぁ…相変わらず余韻がすごいですし、早く続きを読みたいし聴きたい!!劇場版アニメもおめでとうございますですが観られない悲しみよ…。

13

人間ドラマ

ドラマCD第6弾。
今回は特に人間ドラマの様相を強く感じる作品でした。
色恋とは別のところにあるけれど、限りなくそこに近い感情が蠢く男たちの群像劇も見どころ(聞きどころ)の一つ。
矢代と百目鬼だけではなく、登場人物各々の生き方や想いが声優の皆様の声(演技)を通して強く語りかけられ、個人的にはより作品世界への理解を深めることができたように思います。
声優の皆さまの演技に心から称賛の気持ちしかありません。


先日映画も観たのですが、スクリーンに映し出される画のなかで特に印象に残ったのは「逆光の矢代の美しさ」「雨」「煙草の紫煙」の表現。
これらが強く心に残ったせいもあると思いますが、CDでも雨音やライターに火をつける音、煙草を吸い吐き出す息遣いに意識を持っていかれました。
息ひとつとっても繊細に演技されているのだなぁ、と改めて感じ入るのみ。

原作を読んでいるときに「この台詞はどんな風に表現されるのかな?」と楽しみにしていたのが、矢代が思わず本音を口にしてしまったシーン(影山に対して、どうして俺じゃなく久我だったのか訊いた場面)と、平田に首を絞められていたときのモノローグ。
影山とのやり取りは自然で、あの言葉もスルリと口をついた言葉だったことが分かる力の抜けた口調でした。
そして、矢代は影山に対しては馴染んだ(そして多少甘えた)口調になるなぁ、と。
他の誰とも違う距離感を上手に表現される新垣さん。流石!の一言です。
長い初恋の終止符が穏やかであったことがいち読者として嬉しい限り。
そして、モノローグ。
新垣さんの繊細な演技が完璧です。
矢代の内面の脆さ、諦念や絶望といった複雑で危うい感情が抑えたトーンのなかで最大限に表現されていて圧巻。
5巻でのお風呂場シーンも心揺さぶられる見事な演技をされていましたが、今回も本当に素晴らしかった!
矢代という男のどうにも掴めない心の奥底を読者に見せてくれました。


跡目争いに決着がつき、一応の区切りを見せた巻でした。
原作の巻末「飛ぶ鳥は言葉を持たない」において、百目鬼と七原の会話で書かれていなかった「七原さん わかりました。俺は頭の前からいなくなればいいんですね」という百目鬼の台詞が足されていました。
切ない・・・。
そして原作では屋上に青空が広がり、これまでの曇り空、雨、夜の情景(登場人物の心象風景とのリンク)とは違った印象をもたらしていました。
けれど、百目鬼が屋上のドアを開けて階下へ戻る画は時間が経過し、周囲は夕闇へ向かっていました。そのドアを開けた下は暗闇が描かれていました。
そこで、あぁ百目鬼は空(堅気の世界)ではなく地下(矢代)を選んだのだという暗示を感じましたが、CDではドアが閉まる音で、堅気の世界との決別を感じました。
表現方法は違えど、百目鬼の決意を感じられる心に残るシーンとなっています。
この先に続く7巻が楽しみで仕方ありません。





キャストトークも変わらず皆さんの仲の良さ、チームワークの良さが溢れる楽しいトークでした!
こちらも必聴♪

16

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