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yokubou ressha
話の半分もしくは1/3はエロを入れるが掟のピアスさんらしい作品です。
要は、痴漢公認援交車内プレイストーリー。BLはファンタジーだよ。電車の中で公開プレイだよ。
作中用語「相乗り」=座っている客が自分より軽そうな客を膝の上に乗せてお触りする事。
「座っている中年×小柄な学生」「ガタイの良い若者×サラリーマン」等の組み合わせが多い。
立ち観客=公開プレイ鑑賞をする人。デバガメ。
痴漢というか、電車内がハッテン場ですって感じの設定です。通勤通学時間を使ってイチャイチャするぜ!ついでに愛の営みを見せ付けるぜ!なんというBLファンタジー(笑)
主人公はサラリーマン。ある日、たまたま座席に座っていたら隣に座った眼鏡のサラリーマンが立っている学生に「俺の膝に乗れ」と絡んでいた。学生がオロオロと困っていたので、主人公は自分の膝に学生を乗せて眼鏡のサラリーマンから助けてあげました。
と、いう感じに出会います。
国ぐるみで同性愛をカムバックしている無茶な設定が面白い。短編集です、8割がエロです。結構痛い系の話もあり、緩急バランスは良い方…かな?
恭屋鮎美さんの作風は同人(最遊記)などで結構ペンタッチがシッカリしていてトーンワークが独特って印象があったのですが、やっぱりトーンワークが独特。結構Lも%も荒めのトーンを多用しているのでデザインチックな画面になっています。
同人出身らしい弾けた設定が魅力の1冊になっています。だって国が同性愛を応援って…!BLマジックというジャンルだと思う。
初読み作家さんです。
表紙からも分かる通り、H満載の本でした。
ただ、H重視といっても、社会人x高校生、高校生カプ、同僚カプ、ガチ兄弟と様々な形態のカプが登場してシュチュエーションもそれぞれなので、飽きずに最後まで読めました。
特に表題作シリーズは設定が飛びぬけているというか、あり得ない状況なのですが、作者さんが満員電車の中で思いついたことが元になっているようで、あとがきでも笑ってしまいました。
ラストに四コマ漫画が収録されているのですが、作者さんが実際に体験されたことみたいで中々楽しく読めました。但し、食事中にはお読みにならないことをお勧めします^^;(←食事中に読んでしまった人w)
基本的にエロを楽しむ仕様になっています。
ストーリーではなくそちらをご堪能下さいという1冊かと思います。
短編集で作品も多いですし、いろんなシュチュをご覧いただけますよ。
少し考えさせられる題材もあったりですが☆何のそのです。
次から次へと変化球が飛んでくるので、それを追うのに必死で読者としてはあまり内容が残らない感じがします( ; ̄ω ̄)ゞ
まぁ、何も考えずに色んな話をななめ読みしたい位の時には最適の1冊かもしれませんね。