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tadaima
社内で2年間の出向後に戻ってきた先輩社員・山口漣を紹介された成田。
山口は人当たりのいい優しげな男性。
昼食時、自作のお弁当を広げる成田に「卵焼き交換して!」と気軽に声をかけてくる…
…というのが2人の始まり。
料理上手な成田に毎日毎日卵焼きをクレクレ。ついに「山口さんの分も作りましょうか」とまでこぎつける。
と言っても、2人は全く「BL展開」ではなく完全に胃袋関係のみ。
週末山口が成田の家で手料理を食べその後泊まるような習慣になっても、まだBL展開なし!
だが、ある日料理と家族に関しての辛い思い出を成田が明かしてから、少しずつ空気感が動き始める。
「家族」というものに居場所が無かった2人が、食を通じて結びついていく…
山口って意外と策士なんです。
山口の気持ちを全然知らない成田に、家賃いらないごはんだけ作って、そうすれば奨学金の返済できるでしょ…と同居を持ちかけるわけで。
同居しはじめてから淡〜い両片想いになっていきますが、あくまでもほのぼの!
これは山口のキャラ設定の勝利かなぁ。
本当にいつも美味しそうに食べて、いつも成田に感謝してて、でも押し付けがましさは無くて。
成田にとって「家」「ひと」との関係性で初めて落ち着ける場所。それが山口と住む家。
ほのぼのとあったかいハッピーエンドです。
「番外編」
年末、部屋に山口の歳の離れた異父弟・渚が急にやってくる、というエピソード。
成田という同居人がいる事を知らない渚。ですが山口は隠し立てせず成田は恋人だ、と話すし、自分の実家への小さなわだかまりも明かします。
渚にはわかんないだろうけど、自分だけ家族じゃないみたい…っていう気持ち。わかるような気がするな…
「おまけ」は甘〜いヴァレンタインエピソード。ラブラブじゃん。
キャンペーン中で超激安で購入した作品なんですが、これは大当たり。
リーマンのエロ無しBLが読みたい方に大おすすめです。
タイトルから連想するように、ほんわかしたよい作品。
職場にやってきた、天然だけど仕事ができる蓮。
お弁当男子の主人公、章平のところにやってきては、購入したお弁当のおかずと、章平自作の卵焼きを交換してくれと言う。
次第に仲良くなる二人。
二人が、だんだん近づいていく課程が丁寧に描かれていて、これという事件が起こるわけでもないのですが読んでいてとても自然だしほっこりする。
いいカップルだなあと。
蓮さんがほわぁとしてとってもいいキャラ。
お互いの家庭の様子なども描かれます。