電子限定描き下ろし漫画付き
チャットエッチから始まる、強面警察官×ジェンダーレス男子の甘エロ・ファンシーラブ
honey maple more more sugar
可愛くって笑えてギャップ萌えもあって大好きです!
ちぃたん☆のキャラが最高なんです!
真面目で堅物で顔がヤ○ザ並みに怖くて
可愛いもの好きが似合わないことにコンプレックスがあって
好きになったら一直線に突っ走っちゃう。
紬貴に惚れた経緯を告白するシーンが切なくて大好きになりました!
ぬいぐるみたちのメルヘンな世界も癒されます。
オチの付け方もじんわりできて良いです。
めちゃくちゃ笑ったのが
ちぃたん☆がコンビニの外から睨むシーン。
まじで怖いから!爆笑!
巻末のその後漫画で「振り込みたい」ってコソっと言ってるちぃたん☆も好きです。
たまに絵が安定しないのが気になりますが、
お話はすごく好き。
メルヘン世界をパステルなカラー絵で見たいなあ。
ゲイ専用のSNSのなかの、趣味が一緒(可愛いもの、ファンシー系好き)の人たちのコミュニティで知り合った二人のお話。
浅い付き合いしかしてこなくて、本当の恋をしらない受けの"Bee"こと紬貴くん。と、強面でイカツイけど、可愛いものが大好きな攻めの"ちぃたん☆"こと、美喜夫さん。
SNSでしか繋がってなかった二人が、紬貴が実際に会いたいと言ったことから、お話は進みます。
恋を知らない、軽い付き合いしか知らない紬貴くんがちょっとぐるぐるしていたり、あまりに押せ押せで展開が早い美喜夫さんに困ったりしていますが、手作りのお人形達が妄想?夢?の中で、やたらと美喜夫さんとのことを肯定してくることで、最初から心のなかでは気持ちが決まっていた、ということに気づく紬貴くん。
そこからは、ラブラブでとてもキュンとするお話でした。
主人公は、ちょっとビッチ?な手芸男子・紬貴(つむぎ)。
普段は同じファンシー趣味のゲイSNSコミュニティ内で、「Bee」として趣味の交流プラスちょっとエッチなチャットをしたりしてふわふわと楽しんでいます。
最近のお気に入りは「ちぃたん☆」とのチャットH。
趣味も合うし、どんな人なのか会いたくなって…
…と始まります。
ところが「ちぃたん☆」は予想に反してとんでもないコワモテで…!
この「ちぃたん☆」のギャップの面白さがまず本作のポイントだと思うんだけど、ストーリーはもっと紬貴の内面に迫っていきます。
職業柄?異常なほどまっすぐな美喜夫(ちぃたんの本名)は、ズンズンとプロポーズしてくる。
この速すぎる思考回路には紬貴ならずとも驚き、ちょっと待って!になるのは当たり前なんだけど、これまで花を突っついては飛び去っていたミツバチのようだった自分が急に迷子になってしまった、と感じる紬貴。
それでも自分の深層心理ははじめからどうしたらいいか、どうしたいのか、わかってましたね。
自分の作ったぬいたちを大切にする美喜夫なら。
このぬいたちがまた可愛いんだな。
エロ方面を言うと、かなりハードめ。
美喜夫は優しいんだけど体力差があってガツガツの結腸責めです。アングルも結構いっちゃってます。
ただ…
お堅い職業/性格の美喜夫が、チャットなんかでHしますかね…そこが違和感ありましたけど、総合「萌x2」で。
ゲイ専用SNSの中の「ファンシーグッズ」愛好家たちが集うコミュニティで、趣味で作った自作のぬいぐるみを披露するBeeこと受・紬貴。
そこで、彼を神と称し、コメントもチュッ(イイネのこと)も真っ先に付けてくれて、さらにはチャットでエッチをする仲、ちぃたん☆とオフ会することに。
どんな子かな、好みだったらセフレにしてやろうと、意気込んで待合せ場所につくと、めっちゃ強面長身のお兄さんが立っていた。
……ていう、内容。
まあ、かわいいもの好きな内容なら見た目と釣り合わない系って多いわよね。
でも、この作品の攻・ちぃたん☆こと長内美喜雄はほんと強面。
紬貴も最初びびりまくって、声が裏返っちゃう。ヤのつく自由業のような雰囲気だが、実際は〇暴。
そして、紳士的。
実際会ってみて、めちゃくちゃ怯えた紬貴だが、彼の出した答えは「こえー印象が勝ってるけどアリ」。あわよくばホテルへ行こうとした矢先、長内に仕事の電話が。
せめてキスだけでもと、紬貴の提案に「してもていいんですか?」と目力半端なく迫る長内。目ェ、恐い!!ってなりながら、されたキスはまさかのバードキス。
さすが、紳士的。
強面強面って、作品中でめちゃくちゃ書かれてるけど、普通にイケメン。
回を追うごとに、紬貴の目にもかっこよさが際立ってくる。
そして、紳士的なんだが、ちょっとぶっとんでるところもあって、会って2回目で同棲の申請…。
紬貴にしてみたら、会って2回目の人間にそこまで…って感じで乗り気じゃないんだけど、体だけの関係でいいのか悩みまくる。
長内にしてみたら、会って2回目っていうより、ずっと憧れてきたぬいぐるみの神様だもんな。会ってみて、普通にいい子だったから惚れずにはいられなかったわけだ。
紬貴が作ったぬいぐるみとかファンシーなものたち、そして強面紳士の攻め。
まとまってるストーリー。一喜一憂するキャラクターたち。間違いなく隠れた名作だ。普通に面白い。買っても損はしない。
なんで「萌」かっていうと、私にはエロが足りなかった。エロが足りなかった。