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kawaii ga oshigoto desu
ディアプラスさんのフェア特典小冊子が欲しくて、色々まとめ買いした際に購入したこちら。
も〜〜〜本当におっかしくて可笑しくて、何回ブフッと吹き出しただろう?ꉂ(๑˃▽˂๑)という感じ。
ツッコミどころ満載ではあるんですが、小さなことは気にならなくなるぐらい面白くて。
自分の萌えツボをグイグイ押されて、もうたまらなく楽しんじゃいました。
読み始めたら面白すぎて止まらなくて、深夜まで読み耽り、気付いたら2時半…(後悔なし)。
初対面のセレブ30歳スパダリの口から出る、
「手始めに僕のことを”慧たん”と呼んでもらえるかな」「君のことは”はるりん”と呼ぼうと思う」なんていうセリフから、ツボに入りまくり笑いまくりでした。
(先生のあとがきの後に、羽純ハナ先生による”けいたん””はるりん”のミニキャラ
顔イラストがあり、可愛さに悶絶)
以下、簡単なあらすじと感想を。
人材派遣スタッフの高卒18歳青年・春真(受)の初仕事は、
なんと”ゲイのセレブ男性の婚約者のふり”。
そのお相手となる慧吾(攻)は30歳のセレブ実業家。
言動は天然なものの紳士的で優しく、慧吾のもとで”本物の婚約者”らしく
振る舞おうと要求に応えるうち、秘めた恋をしていたはずの春真は急速に慧吾に惹かれていき、恋心を抱くようになってーー
と続く、楽しい(切ない要素もちらりとある)ラブコメです。
もう、「出会って一週間で恋心爆発、結婚決めました!てへっ★」
なんて、自分がお母さんでもお父さんでも「ゆ、ゆるさーーーーん!」となっちゃうところなんですが。
本当に不思議なんだけれど、無理やり納得させられる形じゃなく、
読んでいるうちに自然と受け入れている自分がいる…
笑っちゃいながら「しょうがないかあ!」わっはっは、となるこの感じ、
きっと小林典雅先生の文章力、展開力のなせる技なんだろうなあ…!と感嘆しきりです。
恋に落ちた二人のすれ違いの描写、それぞれが引きずっている「恋」の描き方も
見事で、慧吾の叶わなかった恋のお話には、切なくて悲しくて胸が痛みました( ; ; )
(※そこで出てくる「くまちゃん」のぬいぐるみは、もっと何か攻め受け二人に
関係するものだと思ってました;真相にちょっと拍子抜け…というか、驚いたところはあったかな?)
最後の高い高い壁ーー春真の叔父で養父の絃×慧吾の、旅館でのやりとりとまさかの
「枕ラグビー」にも、めちゃくちゃ笑ってしまった〜!!!
攻め受け二人とも、相手の親への説得方法が独特すぎ面白すぎ!
春真の妄想癖…いや、想像力&創作力?もぶっ飛んでいて、天然×天然カプの面白さを存分に堪能しました(*´艸`)
チラッと小林先生の既刊のカプも出てきたりして(未読の作品なのでこれから読む…!)、
そんな遊び心までふふっと楽しめる一冊。
細かいところにツッコミは不要。受け入れて、思いっきり笑おう!
そしてハッピーになろう!✨
と思ってしまうような、変態天然紳士×ウブだけど誘い受け、のビタミンラブコメ、
最っっっ高に楽しかったです◎
溺愛年上攻めの良さをたっぷり吸って、また明日もがんばろ!と思えました。感謝…!٩(ˊᗜˋ*)و・:*+.
最初に抱いた違和感がどんどん大きくなって最後はサラサラーっと流し読みになってしまった作品でした。
というのも、受けの性格がどうにも私には合わなかったです…。
二人ともちょっと癖のある性格の持ち主で、攻めはハイスペ残念イケメン。
受けは素直な子…なのですがノンブレスで語る妄想やツッコミがすごいです…。
レンタル彼氏として働き始めて間もないとはいえ、お客である攻めにズバズバとダメ出しを言ったり物怖じをしません。
攻めの地雷にもズカズカいくし読みながら色んな意味でヒヤヒヤしました…。
また、攻めには別の忘れられない好きな人がいるにも関わらず10日間で受けに結婚を申し込むくらいのスピード感は、ちょっと心が追い付きませんでした…。
それからビックリエピソードとして、攻めが薔薇100本を持ってプロポーズをしに来るのですが喜んで受け取ったかと思えば、それを育ての叔父に「横流し」と言って渡し、さらには「そのまま叔父の婚約者にあげなよ、めったにないよ薔薇なんて」と横流しの横流しを提案。
このデリカシーのない行動にドン引きしてしまい…。
あと、作中では会話がほとんどです。
一人が3~4行続けて喋ることが多く、すごい時は一気に9行を使って一人がしゃべり倒します。
会話文以外は受けの心情が割合を多く占めているので、周りの状況があまり読み取れず読者を置いていく印象を受けました。
更にはキーパーソンかと思われる、両親を早くに失くして育ててくれた叔父の人柄もよく分からないまま…。
攻めの父に認めてもらった理由も、正直やっつけ感が満載。
読みながら頭の中に「??」がたくさん。
途中からは、受けは宇宙人でこの話はギャグだと思って読んだらどうにか最後まで読むことが出来ました。
「嘘と誤解は恋のせい」も既読済みで好みとは違ったので、こちらの作品で再挑戦したものの、やはりどちらの受けと作風が私とは相性が悪いのかもしれません…。
これはもう私が悪いのですが、執着攻めと思ってこういう雰囲気なんだろうな~と想像していたお話と違ったのが大きな要因で申し訳なく思います…。
人材派遣会社に入りたての春真にやってきた初仕事は、ゲイの金持ちの婚約者役。
実際に依頼者の慧吾に会ってみると真面目な紳士。
恋人に見えるように一緒に住み、恋人っぽいフリに慣れていくというもの。始めてみると。。。
春真は育ての親代わりの絃に片思いをしていたので、ノンケという感じでもなく、慧吾に落ちるのは結構早かったのかなぁと思いました。
何がいいかって、紳士な慧吾が度々春真の可愛さにやられているところを、当の春真は全く気付いていないとか、セレブに向かって庶民を突き通す春真とか、慧吾の父親を丸め込んじゃう春真の話術とか、読んでいてスカッとする場面も多く良かったです。
相思相愛になるまではサラッとで、早々手を出してしまうのかと思いきや、紳士はすごかった!!
その反面春真が意外にも積極的だし、この2人いい!!
格差カップルとか、偽装結婚とか自分の好きな設定が詰め込まれていて、最後まで楽しめました。
受けの妄想力とコミュ力と庶民レシピと金銭感覚がすごいですね!
あんまり外見の描写はないですがきっと受けは可愛い男の子なんですね。そんな子にふつつか者ですがよろしくおねがいしますなんて言われたら、そりゃクッと額と目を覆ってしまいますよね。
もうああ言えばこう言う黙ってない受けが面白かったです。
攻めも溺愛のあまり暴走しちゃって。イケメン社長セレブなのに受けの庶民感覚を一緒に楽しんでくれて。
すっかり尻に敷かれてますね。
典雅節炸裂でツッコミも冴え渡り何度も笑いました。
叔父もまさかラグビーで決めようとか!
攻めの父も受けに圧倒されちゃって。
受けの子供時代の写真を叔父と攻めで可愛い可愛い言いながら、並んで覗き込んでるのがもう同類じゃん!で。
エッチの描写はあんまりなくて刺激もあまりです。
でも初めてでうまくいって良かったです。
諫山さんにボーナスあげてください。
ふふっと笑わせてもらいました。
受け様は、人材派遣会社『キャメロット』の新人、春真。
節約と創作が得意で生き生きとした楽しい受け様です。
最初の数ページで、春真のたくましい想像力に笑わせてもらいました。
攻め様は、この『キャメロット』にゲイ婚のパートナー役を求めて仕事の依頼をした慧吾。
このパートナー役として、春真は慧吾の家に住み込むことに。
バカップルとして見せつける為に、距離を縮めるべく、ボーイズトークに花を咲かせる2人。
雇用主の特権をフル活用して、膝枕だのおそろのパジャマだの、慧吾は役得でしたねΨ( ̄∇ ̄)Ψ
慧真を知っていく内に春真は、穏和で優しい慧吾に気付けば惹かれていて。
無事、慧吾の家族にパートナーとして紹介された後に、春真の、甥離れできてない過保護な叔父に仕事内容がバレて、春真は連れ戻されてしまう。
100本のバラの花束を抱えてプロポーズに来た青年実業家慧吾、愛嬌もあって、かっこよかったです(*≧∀≦*)
偽装パートナーから本当のパートナーになるまでが、雑誌掲載分で、まだ最後まではいたしてない2人。
書き下ろしでは、ただただもう慧吾が春真を溺愛していました。
もうね、受け様を好きすぎて、残念になっちゃう攻め様、大好き。
(о´∀`о)
プチストーカーと化していた慧吾と、それがまんざらでもない春真。
いいバカップルだわ。
春真と慧吾の父親とのやり取り、最高でした。
慧吾と春真の叔父とのやり取りは、残念で可笑しい事になってて笑うしかなかったです。
2人の念願叶った初えっちまで、楽しく読ませてもらいました。
典雅節、というレビューをたくさん見て。
なるほど、という感想と「控えめ」というレビューをさらに見かけて「これで!?」という気持ちとで本作以上に小林先生の作品に興味を持ちました。
文字で読むコメディはとても新鮮でした。
怒涛の春真節は、特に霧生会長に対しても物怖じしないところが気持ちよかったです。あれでも春真はとても気を遣っていたというのがまた痛快でした。
「わしが口を挟む隙がない」と憮然とするお父様、緊張場面なのに面白すぎました。
地に足のついた妄想でとばし気味の春真とお花畑な妄想が止まらない慧吾さんとの妄想合戦は本当に怒涛の文章で、すごく面白いのですが途中けっこう目が滑りました…本作はCDになっているのでしょうか。キレのある受さんと大らかな攻さんなお声で、音声ドラマで再生してほしいなあと思いました。
個人的に好きなのはパネルの準備と掲示が早すぎる慧吾さんです。
また、兄弟がユウゴとシュウゴで音が一緒だなてとこまでもう笑ってしまいました。
一生懸命、絃さんを好きだった春真くんも健気だったので、絃さんへの気持ちと慧吾さんへの気持ちの違いを春真くん思考でもう少しつきつめるようなところも読みたかったです。
秘書の諌山さんがいちばん面白かったです。
私の中の主役でした。
評価迷って迷ってですが面白さと好みとは両立しないことを知りました。勉強になりました。
セレブ攻めと庶民派受けが偽装結婚のために同居するという目新しさはないネタだけど、やけにキャラが生き生きしててとても楽しめました。
なんど彼らの言動に吹き出したことか!
そして紳士なのにどこか変な攻め、受けのせいで暴走しがちな攻めが好きな方はきっと楽しめると思います。
まず初対面で、一刻も早くラブラブな恋人っぽくなるためとはいえ「慧たん」「春りん」呼びをしようと提案する攻め。
初っ端から変というか、飛ばしてる!
そしてそんなズレてる攻めを冷静に軌道修正できるナイスな優秀秘書の存在もいい。
受けはチャキチャキしてて芯があるんですね。
攻めの桁外れのセレブっぷりに目を白黒させつつも、堅実な金銭感覚の持ち主なので、きちんと物申すことができる。
例えば、お土産に攻めが1個1000円するようなケーキを8個買ってきたシーンがあるんだけど
「超嬉しいんですけど、8個は多すぎです。もったいないから次買うときは1個でそれを分け合って食べましょう、そのほうが本物の恋人っぽいし」と言える。
そしてたしなめられて憤慨するどころかやけに嬉しそうな攻め。早くも尻に敷かれてる感が……
だけど「明日はケーキじゃなくてコロッケがいいな」と受けが言うと「いいよ、20個くらい買ってきてあげようね」とすぐにセレブ買いに走ろうとする(笑)
後半の「可愛いが止まりません」は、途中でちらっと攻め視点に切り替わるんだけど、ここが秀逸。
脳内お花畑になっちゃってる攻めが「可愛くて号泣したくなる気持ちを春真くんから教わった」などと秘書にとうとうと語って聞かせるんですよ〜!
そしてそれを情け容赦なくぶった切る秘書。
ここがほんと笑えて好き。
脳内お花畑なのに、受けの叔父に認められるまでは一線を超えまいとする大人としての良識があるところも良かったし、叔父に認められるために、自分がいかに優良物件かをアピールするために送った書類の内容には笑った。
天然紳士な攻めが見せるちょい変態臭、そしてお花畑っぷりが後半は加速しててとても面白かったです。
あとがきによると15周年とのことで、過去の作品に関係したものがあちこち散りばめられてあるんですね。
例えば作中に登場した「アナルと雪の女王」というゲイビタイトル、どこかで見た……と思ったら、「国民的スターに恋してしまいました」で登場してたあの伝説DVDだ…!ということで、そういうファンならではの楽しみも味わえます。
神に近い萌萌で。
結局、好きで何回も繰り返し読んでるので、神に変更したい…
本当にこの作者様には毎度毎度楽しい時間を頂いてますわ。
腕枕棍棒脇の下スンスンからお喋り枕で盛大に吹き出してしまいました。
慧吾の父とのやりとりにはもう爽快ささえ感じるほどの会話の可笑しさに、何度も読み返して笑いました。ハムスターがトイレットペーパー事情で咎められるって 笑笑
作者様の作品の登場人物は最後までただの嫌な奴では終わらないから安心して読めます。
他の方々もおっしゃってる通り、小林典雅先生ってただただ楽しいを楽しめる唯一無二の分野?じゃないかと思います。
唯一無二です。毎回面白さを期待され、それに応えてくれるBL小説家は。コミックならギャグ要素強い方いると思うけど小説は珍しいと思う。こんなに受けも攻めも面白すぎる人のカップルってないだろ!と心の中で突っ込みつつも「まあ典雅ワールドの住民はこれが通常運転なんだろうな」と納得させられてしまいます。
実際博識で雑学王ですごいと思います。適材適所でそれをチョイスするのも。日々アンテナを巡らせ「これは小説のネタに使える!」と考える努力を怠らない人なんだろうな。最後にラグビーネタも出てきたし。ここまで今年ラグビーが世間で盛り上がることを見越してたなら、小林典雅…恐ろしい子!でもね「アナ◯と雪の女王」はディ◯ニー怒ると思うよ。私は爆笑したけど。
ストーリーは王道年上スパダリ攻め。受けは面白い性格の可愛子ちゃん。受けの影響を受けて攻めも段々変な人になっていきます。私の好きだったシーンは受けと攻めの頑固親父が対決する所。ワクワクしました。パンダが出てきた時点で受けの勝利を確信しましたが、こういうラブじゃないシーンで読ませる才能って凄いと思います。
もう作家生活15周年とのことでおめでとうございます、とこれからもよろしくね、の気持ちを込めて神評価です。
先生買い。攻め受けともあんまりシンクロしなかったので萌と中立の間です。雑誌掲載分140ページ弱+書き下ろし80ページ程+あとがき。典雅先生っぽさはやや控えめではと思いました。
育ててくれた叔父にほのかな恋心を抱く春真。はやく独り立ちしなきゃと、高校卒業後、人材派遣会社で働いています。ある日、社長から春真指定で、2ヶ月住み込みでゲイ婚パートナーのふりをしてほしいという依頼がやってきて…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受け勤務先社長、攻めの秘書(♂)、受け叔父、攻めの家族ぐらいかな。
※※攻め受けについて
攻めさんは所謂紳士なスパダリで、変態臭はあまり感じませんでした。コレクター気質?執着?かな。ちっさい春真のお写真を甥溺愛な叔父から見せてもらって、金に糸目はつけないから譲って等とぬかしていたところが好きだったです。
受けはおそらく天使ちゃんなんだろうと思うのですが、それを直接的に表現した箇所は余り無かったように思います。だから万人からモテる天使とはあまり思えませんでした。確かに庶民派お料理色々ガンバってカワイイですが、攻めが受けラブになる理由が今ひとつピンと来なかったです。確かに良い子だし、好きになったんだから理由も何もあったもんじゃねーなんでしょうが…
「密林の…」が全開じゃん!と思っていたので、今回は典雅さん節も少し控えめなのでは?!と感じたお話でした。