俺のこと、思い出しました?

ハダカよりも奥深く

hadaka yorimo okufukaku

ハダカよりも奥深く
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神46
  • 萌×258
  • 萌31
  • 中立5
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
21
得点
560
評価数
144
平均
4 / 5
神率
31.9%
著者
薄井いろは 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784801967830

あらすじ

大学事務職の俺は今、ワンナイトの相手(=生徒!?)に再会し迫れている。
擦れてないところが可愛くみえて、クラブで声を掛けたのは俺からだ。
「男は初めて」だとこぼしたくせに、いやにマイペースで思い通りにならない、黒豹みたいな男。

好き勝手に味わっていた俺は、いつのまにか、欲情した熱に未踏の奥を抉られて快楽に溶けてしまいそうになっていた。
荒々しく未熟なのに、流されてみたくなったんだ。

また会えたらと思うほど後ろ髪引かれたのに、コイツは再会することを知って誘いに乗ったわけだ。
「初めて抱いた男」だから執着してるだけだろ…!?

初旅行デート番外・温泉旅行編と描き下ろし11ページ収録!!

表題作ハダカよりも奥深く

大学1年生
大学事務職員

その他の収録作品

  • Bonus track(描き下ろし)

レビュー投稿数21

なんか・・・スゴイ好き!

萩原がクラブで声かけた男とワンナイトを楽しんだがその男が、自分が事務として働いている大学の生徒だったお話。

カーッって燃え上がる愛でもなく、胸に刺さる悲恋でもなく、ドキドキする駆け引きでもなく、どこがはっきりと良かったかは説明できないけど、めちゃくちゃスーッと胸に来ました。
読後のあのじんわり満たされる感じがたまらなかったです。


萩原は生徒だと気づいた後は、あくまでも終わったワンナイトの相手としてあしらおうとするも、グイグイ来る高木に気が付けば落ちている♡
高木がグイグイ来てるんです。でも、スキスキ慕って来る感じとも愛をどっしりぶつけてくる感じとも違って、気が付いたらこっちを見つめてる的な・・・。
序盤の高木のセリフに「・・・・」が多いのがなんとも♡
高木自身が女性との経験はあれど、自分がゲイなのかもと薄々感じていて確かめるために行ったハッテン場で萩原と出会ったので男との経験は萩原が初!なのにあの頼れる攻め感も若干醸し出しつつも、ちょっとたどたどしく萩原を慎重に抱くじれったさ。。。たまらない♪

はぁ。。。。もう一回読んでこよう。

9

この作品もまたエロイイ!

「アンダーマイスキン」から入り、既刊といっても2冊なのですが、両方読みました。
こちらがデビュー作なのですねぇ。
また肌色率高めの表紙が素敵。

クール系ワンコ大学生×ツンデレ大学事務員の組み合わせ。
ワンナイトのつもりで声をかけ、一晩過ごした相手が職場の学生だった!というお話。

受けの萩原はいつもワンナイトのつもりで、高木とのHも良かったけどもう会わないつもりだったのに、高木はそうではなくて…強烈な執着ではないのですが、静かに近づいてモノにしてしまうしたたかさみたいなものを感じます。

高木に振り回されているようでイラついて、距離をおくような事を言ったりもしながら高木の視線が気になって気になって頭がいっぱいになってしまう萩原が可愛かったです。

早い段階で完落ちで、学内でもお互いに触れたくなる感じもとても良かったです。
エレベーターで触れ合う手とか、甘酸っぱくて♡

周りを気にせず会いたくて行った旅行なのに、残念な始まりになってしまった。
付き合う前に萩原が高木に言ったことが、自分の首をしめることになってしまいましたが、今までの態度を悔いて気持ちを素直に告げられた萩原はホントに素敵でした。

浴衣でのHは何故あんなに良いのだろう…。
萩原の下着に手を入れているのがすごくエロくて良いコマでした。

書き下ろしも甘くて良かった。抱き合って寝てる描写が好きでした。

作者さんの現在の既刊3冊の中で1番好きな展開だったかもです。
やはり年下ワンコ攻めがポイントかなぁ。

4

細かい描写が光る

薄井先生といえば三点リーダー、というくらい薄井先生の作品は三点リーダーが多いけど、三点リーダーという行間を挟むだけで雰囲気がグッと甘くなるのは素晴らしい技術だと思う。
攻めは寡黙で体格の良い年下、受けはクール系年上美人という王道な組み合わせだけど、薄井先生が描くと落ち着いた雰囲気のまま静かに熱が上がっていくからすごく好み。
一番熱が上がったのは2回目?のエレベーターシーン。散々ベッドシーンをやっておいて、指の先を触れ合わせるだけで読者のボルテージ上げてくれるとは。やってくれましたね。

3

描き方が静かでエロいです

すごい練られたストーリーなわけでもなく、
心をすごい揺さぶられることもなく、
ありきたりとも言えますが、
つまらないというよりは、淡々と読む人の心に寄り添ってくれる優しい作品だなと感じました。
表紙とタイトルだけ見たときの印象とは違う…いい意味で!

Hシーンもなんか…いい!
擬音とか汁とかHに見せるための装飾がほとんどないのに、なんかエロいんです。
ないから逆にリアルに感じてるのかな…わからん!
アングルのチョイスやほどよくムチッとした体の描き方もじわじわとエロいです。

最後らへんで受けが自分を抱きしめたまま寝てる攻めを見つめるシーンあたりがすごく幸せでくすぐったいです。

2

普通の人の恋のお話

萩原も高木も近くにいたら(かっこいいな)って思うだろう外見なのだろうけれど、特にもてまくっている描写などもなく、高木は何になるのかまだ分からないけれど、少なくとも萩原は専門職でもなく普通の事務職で、二人とも過去に特別辛いおもいをしたり、特殊な環境で育ったりもしてないみたい
普通の人が恋をするお話

萩原は大人で欲求不満にならない程度にうまく遊んで過ごしていたのに、初めて恋をしてのめり込みそうになるのを抑えたり、嫉妬を隠そうとしたりやっぱり吐露しちゃったり、高木のせいですごく可愛い様子をさらして幸せそうで良かった
高木は別の相手試そうと出会った相手もかっこ良かったし、ホテルまで行って帰ってきてるのに再会して声かけてくれるくらい気に入られているのに迷いも悩みもせず萩原に一途で、萩原が可愛くなっちゃった私としてはありがとうって気持ち

甘ぁい、恋のときの気分を思い出させてくれるお話だった

何回もしたり、連日したり、痕付けたりみたいな引いてしまうところがなかったのも良かった
高木の歳ならどれもあっても仕方ない気もするけれど、社会人のキスマークエピソードは正直漫画でも割りと引くんだよね
分冊版の表紙は…長期休みの前夜だって思っとく

1

静かだけど波打つ心の動きがとても良い!

電子単話で読んでいましたが、
コミックスになったと知り購入しました。
私は『俺しか知らないカラダ』よりも、
こちらの作品の方が好きです。

大学事務の萩原視点でストーリーは展開していきます。
無口な分、感情や心の声は言語化され、
伝わりやすく工夫されています。

ワンナイトを繰り返す萩原は、
ある日クラブで目を引く男・高木に声をかけます。
遊んでいるようで、どこかぎこちない高木は、
男相手は初めてのようです。
いつも通り連絡先も交換せず別れた萩原ですが、
別れ際には、後ろ髪引かれる思いを断ち切っています。
しかし、高木は実は萩原が働く大学の学生だったのです!


口数が少なく、無表情の二人の関係が淡々と進んでいきます。
何か事件が起こるわけでも、
当て馬が登場するわけでもありません。

ただ、二人の表情やセックスには徐々に変化があります。
この表現がさりげないけどお上手!
絡み合う視線やうっすら頬を赤らめる表情、
積極的になっていくH……
二人の気持ちが近付くのがよく分かりました。

この作品は、二人の二人による、二人だけのお話です。
いつどうして?どこが?……なんて考えず、
二人の成り行きをそっと見守ろうという気持ちになります。

終盤は、ツンデレの萩原が高木にメロメロになり、
高木もまた、萩原のことが大好きだと分かります。
ラストの温泉旅行後半や描き下ろしはラブラブで、
読んでいるこっちが照れてしまうほど^^;

なんてことはない話かもしれませんが、
私はとても好きです。
欲を言えば、時には攻め視点に変わり、
高木の感情や心情をもっとよく知りたかったです。
なんせ口数少なめなので……

8

こちらがデビュー作品

表題作と描き下ろしです。

デビューコミックスは「俺しか知らないカラダ」ですが、
先に分冊版で発売されていたのはこちらで、コミックス発売しないのか心配してました。
描き下ろしがすごく好きな内容で、何回も読み返してしまう…ジワジワくる感じが大好きです。

アッサリした画で少し硬い表情なんですが、
作品に雰囲気があって、静かにジワジワと攻めあげていく感じが好きなんですよね。
恋愛に臆病なビッチ受けが、年下執着攻めに少しづつ落ちていくよくある話で、
特に大きな展開がある訳でもないんですが、なんか引きつけられてしまう。

表情の変化が乏しいんですが、これが味というか、
ちょっとした変化で感情が読み取れる、少しなのに強く感じてしまう。
視線や手の動きに色気があるので、エッチシーンも、静かなのにねっとりとジンジンさせる。
これは好みなので、好きな人は堪らないと思います。

大学1年の高木と大学事務職員の萩原が、知らずにワンナイトで後日再会。
抱いて本気になった年下執着攻めが、相手にされなくてもジワジワ攻める。
ビッチなツンデレ萩原は、実は恋愛に臆病で、ツンツンしながらも抱かれて否定しつつ惹かれていく。
素っ気ない感じなのにどんどん可愛くなっていく。
しかも、しっかり男らしい身体付きでいやらしい感じなんです。

個人的に年下執着溺愛攻めが大好物なので、この設定だけでいけてしまう。
本気になってから周囲の目を気にしながらも、気持ちがコントロールが出来なくなったり、
嫉妬で性格が可愛くなっていく受けも、ギャップ萌えでいいですね。

描き下ろしが最高です。
目覚めて隣で寝ている高木を見ているだけで気持ちが溢れてしまう萩原。
まさか、こんな気持ちになるなんて…という感じがすごく伝わってくる。
寝ている高木にチュッチュして止まらないなんて、あの萩原が…なんて可愛いんだろう。
こんな風に起こされて嬉しいとか言っている高木も、あまあまで満たされます。

デビュー作品で、当たり前のストーリーをこれだけ魅せてくれる技量。
2作品目の「俺だけしか知らないカラダ」は更に色気増しでしたが、次回作が楽しみで仕方がない。
作品の雰囲気と画が好きなんですよね…自分好みの作家さんなので嬉しいです。
特に執着攻め達がドストライクなので、次回の攻めがどのタイプなのか…期待してます。

※Renta:修正は白抜きです。

5

追いかけてました。

単話ずつ電子版を読んでいましたが、単行本化で改めて購入し読みました。読み返すと、萩原さんのツンデレ具合についついひかれて単行本化が待てなくて追いかけてしまっていた事を思い出しました。
萩原さんは大学の事務職員で、高木はその大学生。立場的にも年齢的にも萩原さんが主導権を握りたいんだけど、寡黙な高木にちょっと振り回されてる感もあって、かわいい。最初は高木に気持ちがあることを認めたくなくて、あれやこれや理屈をつけてるし。
温泉旅行編では、萩原さんが少し素直に!逆に萩原さんが高木の表情の少しの変化で感情を読み取ったり、カップルになった二人の関係の深まりがみてとれます。
今後の二人もみてみたいです。

4

ほんとに色っぽい作品です!

薄井いろは先生は、ほんとに色っぽい作品を描いてくれます。
連載も追っていたけど、コミックスはやっぱり買いたい!
紙で購入しましたが、いやっ表紙‼️

もータイトル通り、裸の2人が、ばーん❗️
ほぼ肌色なのよね。キレイなんですけどもね。

今回は通販だったので、ちょっとホッとした小心者の私です。

大学生の高木くんが、大学職員の萩原とクラブで知り合って、ワンナイト。
萩原は、めちゃくちゃ色っぽいのです!
仕草とか目線。実は、初めてだった高木くんが、萩原にはまるの無理ないですよね。

萩原自身も、ワンナイト以外は避けていて、かつ身バレした高木くんはやめた方がいい相手。

なのに、お互いが離れられなくなっていくのが凄く良い…
2人のセックスは、じっくり濃厚❗️
萩原が高木くんにどんどんペースを乱されて行くのなんて、最高に良いですね~

意地っ張りをやめた萩原が、高木くんと付き合うんですけど。萩原が、可愛げ増していくのがたまらない。
2人が温泉行っちゃったり、恋人になっていくのが読んでいてにやける…

描き下ろしも、彼氏感増した高木くんに安らぐ萩原が見れて、ほんとに満足しました。

3

Hシーンの描き方が大変好みです

電子で所々読んでいて、紙になるの待ってました。
まとまっていっぺんに読んでみると…
思ったより進行はスムースじゃないな、と。
ゲイでちょっとビッチな萩原は、学生なんかとどうこうなりたくない。
一方萩原につきまとっているともいえる行動を取る高木だけれど、彼の表情が動かなすぎなんですよね…
だから2人の対比というかアクセントが小さくまとまってしまったような気がする。
高木の萩原への恋心が分かりづらいんですよ。
弱みを握って脅そうとしてるのか、冷たくされたから嫌がらせしてるのか、はたまたストーカーしてるのか。
萩原が高木の本心がわからずにペースを乱し結局オちるわけですが、そうなると今度はいきなり甘い。イヤ、甘いのは好きなので一応歓迎ですが、ちょっと変化が急だったかな…
この作品でとにかく良い!と思ったのは、Hシーンです。
擬音ナシ、大げさな喘ぎナシ、お汁ナシ。
私の苦手表現が無くて、かなり静かなセックスシーンですよね。でも触れ合うところから官能が伝わってくるような表現だと思いました。2人とも全裸が多いところも良い。
正に「奥深く」。心の深いところで感じる官能。
こういうHシーンの描ける作者様なら追いたいぞ、という事でデビューコミックスの方も読みたいと思います。

2

この作品が収納されている本棚

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