その愛は過剰に異常

sonoai wa kajo ni ijo

その愛は過剰に異常
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×27
  • 萌11
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
66
評価数
19
平均
3.5 / 5
神率
5.3%
著者
上川きち 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784344845480

あらすじ

お前の全てを俺のものにしたいんだ!!――積年の妄執は歪んだ性癖を生み出して…!? ビッチなイケメン社長のやりすぎ執着愛♡ ベンチャー企業のイケメンやり手社長・周防 湊は、その爽やかな表の顔に反して、裏では幼馴染みで親友の間宮駿介に異常なまでの熱烈片想いを続けている。けれど、この想いが叶うことはない…とあきらめてセフレと付き合い欲望を発散させる日々。そんなある日、セフレの一人であるビジネスパートナーの浩志によって、ただれた私生活が駿介にバレてしまい…!?

表題作その愛は過剰に異常

間宮 駿介,会社員
周防 湊,ベンチャー社長

その他の収録作品

  • 究極の選択(描き下ろし)
  • カバー下

レビュー投稿数8

表紙に裏切られる!w

いい意味で!w
タイトルと表紙の印象から
もっとアダルティーで
淫靡な雰囲気の作品かと思ったのですが、
上川さんらしいコメディーでしたw

一歩間違えば(いやもう充分)ストーカーな奏。
真面目でノンケな間宮。
そして忘れてはいけないのが、
奏の友人(?)長谷川!

この三人が入り乱れての
テンポのいいラブコメディーです!

読み始めたら
タイトルの意味がよく分かります!
奏の愛が重い!w
読みながら、結構ぷはっと笑ってしまいますw

湊の愛が重い分、
間宮がトコトン普通なので、
その辺のチグハグさも面白い。
そして出てくる皆は、
どこか可愛くて憎めないキャラたちなので、
楽しく読破出来ます!

長谷川さんのスピンオフを期待しつつ、
評価は「萌☓2」で!

6

良い裏切り。

表紙とタイトルを知り、購入したいと思っていて、電子版が出ていたので早速購入しました。
何となくのイメージで、ドロドロでシリアス、を想像していたのですが、自分としてはいい意味で裏切られました。ユーモラスで面白い、だけどエロはちゃんとエロい、好きな作品でした。

湊の乙女が暴走してるところが特に好きで、想像の斜め上、斜め上、と進んでいたところで、駿介の天然ぽさにガーンとやられました。湊が駿介のものをコレクションしているのを知っていた!の場面です。後半…さすがにち◯毛はだめ、となったんですが、巻末のお話では、毛か剃毛か、という謎の二択になっていた(笑)

またどこかで二人に会いたいです。

3

片想いを拗らせた可愛い大人

いやぁぁぁアホ可愛かった。
幼稚園から就職までずっと一緒だった駿介に片想いしてる湊。
片想いを拗らせすぎて駿介の物を収集しまくる・・・ゴミさえ(笑)
そんな一途な湊も大人ですからね・・・・ちゃっかりセフレはいます。
独立してから知り合って一緒に働くようになった浩志とセフレになるが浩志の前でも湊は駿介の話ばかり(笑)
そしてなんだかんだ恋愛の愚痴を聞きつつアドバイスしたりヨイショしたりする浩志!!!
彼にはぜひ功労賞を捧げたいです♡

そんな浩志の策にまんまと引っかかって湊と駿介が初セックスって状況まで運ばれるのに、興奮のあまり倒れてしまい初セックスの機会を逃す湊はアホ過ぎて愛おしさ溢れました(笑)
結局全てが上手くいき付き合うようになるも「駿介マニア」なのは収まらず、片想いの頃には手に入れるのが困難だった「ちん毛」をオネダリする収集癖っぷりは可愛かったです。

1

表紙に惑わされるべからず!

あらすじを読んだら面白そうだと思ったので、
久しぶりに上川きち先生の新作を拝読しました。
先生も仰っていますが、若干のタイトル負け感は否めません。

表紙の印象からして、右が鬼畜攻めかな?なんて、
勝手に思っていましたが全然違いました……
思ったよりあっさりしていたし、
全然?異常ではありません。
まぁ、私がBLを読みすぎて異常慣れしてしまったから、
そう感じないのかもしれませんが(笑)

物語はあらすじ通りです。
ここから先どうなるのか気になって購入しましたが、
大して驚く展開はありませんでした。

ビッチというほどビッチでもない社長・湊の、
幼なじみの駿介に対する執着愛です。

セフレの浩志に私生活をバラされた湊ですが、
駿介は自分が相手ではダメなのか?と切り返します。
それでも、自分の気持ちがハッキリしない駿介。

いやいや、ぜったい両片想いでしょ?という、
分かりやすい展開からなかなか広がらなくてイライラしました。
結局、駿介が湊を好きだと自覚して、
無事両思いになる流れです。
なんて事はない^^;

なにが異常かと言いますと、
湊は小さい頃から駿介グッズを収集しています。
消しゴムから紙ナプキンから色々と……
ざっくり言うと、それだけです。
しかも、駿介はそれに気付いていました……
それなのに湊の自分への気持ちには気付かないもの?

恋人になってから元気がない駿介に、
盗聴・盗撮をしていますが、
浩志に自分たちの行為を録画されてしまうという結果に(笑)

駿介が元気なかったのは、湊に対する劣等感です。
これは、読み始めから感じていたので驚きませんでした。
駿介は地味男設定なのですが、
見た目ただのイケメンなのであまりピンときませんでした。
湊はイケメン、駿介はフツメン?
いやいや、私は駿介の方が好みでしたよ♡

総じると、湊が駿介を好きすぎるというお話なのですが、
欲を言えばもっともっと異常性を見せて欲しかったです!
BLでは並程度(それ以下?)の異常性でしかありませんので、
それを期待するとガッカリすると思います。

ただ、一冊まるっと表題作だったのはよかったです。
嫌ってほど二人を堪能しました(笑)
私は、当て馬の浩志がとても良かったと思います。
なかなか魅力的なキャラです!

※鬼畜ものやSMものではありません。
 さらっと読める執着愛です!

4

残念イケメンの話

表紙を見ると大人っぽいイケメンにこれまたイケメンが翻弄されていくようなお話なのかなと思ってしまいますが中身は結構コミカルな変態さんでした。でも、その変態具合が凄すぎて引いちゃったので評価は少し低めになりました。好きで好きでこっそり盗撮とか、後をつけるくらいのストーカーならまだしも、口をふいたナプキンを収集とか気持ち悪すぎるー。しかも部屋一杯に綺麗に年代別に整理整頓されているなんて几帳面な変態さんで私なら見せられた瞬間逃げ出してます。それなのにそこは何となく知っていた駿介って、あなたも大概ですな。

そして、この作品が他と違うのは、そんなに大好きなのに一途に操も守ってる訳じゃなく性欲は他で発散し、かつ相手の前で堂々と駿介の話をしていること。そして、湊がセフレ相手にも言われていたようにピュアで臆病な変態ってこと。それ故に自分のものを収集していることは知っていたのに自分のことを好きだと言う湊の気持ちに駿介が全然気づいてなかったし、エッチをしてからも湊が単なるエッチしたいだけと思われて全然気持ちが伝わらないのです。ほんと、残念なイケメンです。

最後のお話の一番欲しかったもののお話はマニア向けでした。笑

3

お節介な当て馬?!

拗らせた変態ストーカーが臆病でピュアってどうなんだろう…。
イケメンのスーツ姿が堪能できるリーマンものですが、変態ストーカーでコミカルな仕上がりです。

ベンチャー企業イケメン社長の湊が、幼馴染みのノンケ駿介に執着片想いなんですが、
想いを隠したままの変態ストーカーで、複数のセフレと欲望を発散させている状態。
セフレでビジネスパートナーの浩志によって、湊の現状が少しづつ駿介にバレていく…。
湊は諦めていた想いが通じるかもしれないと期待しつつ、ノンケで親友の駿介が友情から愛情に揺れる。

全ては湊を後押しする浩志の策略で、当て馬としては変わり種で面白いですが、
浩志の本意は?と初めは勘繰りながら読んでました。
どこか遊び感覚もあったのかなと読後に感じましたが、
浩志のカマかけがなければ絶対に成就しなかったのは確かなので、湊は一生浩志に頭が上がらない。

駿介への拗らせぶりが収集癖、妄想癖とかなり変態な湊ですが、
想いはピュアで臆病という面倒臭さゆえに、ずっと隠し続けていたのは可愛らしいかな。
駿介もズレた天然ぶりを発揮しているので、本当はお似合いの二人だと思います。

好きになってごめん…の言葉がせつないですが、
湊に関してはほんと謝っとけって思ってしまったわ。

表紙で目隠し拘束されているのは駿介なんですが、この場面は個人的にはエロくなかった。
実は駿介にハマらなかった…浩志の方がよかったな。
湊が自分をさらけ出しているのも浩志だったというのがあるのかも。

描き下ろしは恋人になっても変わらない湊のストーキングと収集癖…イヤだ~。

※シーモア:修正はトーン描写です。

2

乙女系猪の暴走を楽しむお話

作者さんがあとがきで「乙女系猪型の受と地味ヒロイン型の攻」と称されていて。
確かに猪!とクスッとしました。

幼馴染同士の2人。
小さい頃に自分をいじめっ子から守ってくれた駿介のことが大好きなあまり、ちょっと拗らせてる湊。
駿介がくれたハンカチやシャーペンの芯、捨てていた消しゴム、そして使用済みの箸やナプキンなど…全て「駿介コレクション」として収集し、貯め続けているところは愛ゆえの変態です。

好きすぎるあまり、駿介本人への欲望をセフレの浩志で発散していましたが
ある日、その浩志にそのことを駿介へバラされたことがきっかけで2人の関係が動き出します。

「セフレを作るぐらいなら自分とセックスすればいい」と駿介に持ちかけられ、念願の初H!と思いきや、興奮しすぎて何もできず気絶してしまう湊が本当にアホ可愛い。
ビッチなのにピュアで臆病な猪です。

そんな湊の好き好き攻撃に対して、
駿介が徐々に自分の恋心を自覚していく過程がとてもじれったくてキュンとします。
こんなことがないと湊への恋心を一生自覚しなかったであろう鈍感系攻。
両思いになった後も湊に振り回されそうな気配が存分にしています。

湊の暴走がアホっぽくて可愛いので
おバカビッチ受を楽しめる方は是非。

2

「ピュアで臆病で変態って、忙しいな。」浩志の優しさが全て。

幼馴染で、片想い。執着ストーキングもの、です。
積年の片想いを拗らせまくって、もぅどうしたらいいか分からなくなっている湊。
そんな湊の想いを知ってか知らずか、思わせぶりな駿介。
そんな2人を見守る湊のセフレ、浩志。え⁈ 浩志、当て馬だよね⁈
そう、この物語は浩志無くてはニッチもサッチも行きません。この当て馬は良いヤツパターン。
セフレっていう、言い訳のしようの無い爛れた関係ではありますが。それだけに? 湊が浩志とのエッチ後、はばかる事なく駿介へのままならぬ想いを語ったり、愚痴ったり。割り切り過ぎている湊に「配慮の欠片もないな。」と呆れながらも、多分。情があるんですよね、きっと。だから湊の恋を成就させてやりたいとすら思っている。いやー、浩志にも湊なんかよりずっと可愛い恋人を作ってあげて欲しい‼︎ と、願ってしまうよ。彼の方が 表題のバカップルよりか、ずっといいオトコですよ、全く。

なーんとなく、湊の自分に寄せる好意に気付きながら、自分の気持ちには気付いていない駿介。
人気もあって華やかな湊。同じ会社に勤めていたのに、さっさと独立して才のある湊に少し、嫉妬とまでは行かないまでも、劣等感はあって。
湊は湊で、執着ストーカーした自分の行為を後ろめたく思っている。
BLあるある「好きな人が触ったゴミ」を集める収集癖。盗撮。盗聴。やってるコトは粘着質そのものだけど、ギャグにしてしまえる程に明るくスコーンと抜けている。
上川きち先生ならではの、端麗な美形と裏腹の2.5頭身のちまちまキャラも健在。幼馴染ものならではのクルクルお目々の幼年時代も有り。全編通して上川きちワールド堪能出来ます♬
終わり方がやや唐突にめでたし!なので、そこもスコーンと抜けた感じがしちゃうかも。
エロも湊が直ぐサカるのでエッロエロです。上川きち先生らしい、平がな「ぬちっ」「ずちゅ」も存分です。修正は微妙、ギリギリ見えない角度だったり、白抜きだったり。ぼーんやり見えてたり。

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