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kikujidou
なぜかBLにカテゴライズされているこの作品。読んでみると決してBLではない。
短編が4つ入っていました。
1億人のデータをインプットされたアンドロイド、ヒサシゲ。しかし泣くことだけが出来ない。
親しかった開発者が亡くなり、後見人の研究者に引き継がれたヒサシゲ。開発者の仕死後元気がない。何とか泣けるようになりたいと思うヒサシゲ。
けれどすでに、彼は悲しいという感情を持っていた。。
そんなお話。
2つ目は、買われるための人魚を育てる研究者が、研究所を抜け出し逃避行する話。
3つ目は、「僕は幽霊を信じたい」。少年が不思議な浮浪者に会う話。
最後は、昔帝に目をかけられた慈童が、魂は生きながらえて不思議な命の水を守っているというお話で、これが唯一男色っぽい?というところでした。