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hakoniwa no mukou
ひっそり良作を生み出してるハルト、もっと注目されても良いのではなかろうか。
◾︎恭弥(大学生)×俊(高校生)
展開は王道なんですけど、望月先生の絵がとても良い。描き込まれている部分と、大きくとられた余白がバランスよく共存して、センスが溢れている。
義兄弟モノの王道。優秀な兄と、そんな兄を兄として好きな弟。優秀すぎる兄に卑屈になってるタイプの設定でも、毒親なわけでもないです。余分な設定を付けなかったところも好感。ここにも深さと余白のバランスの美学を感じる。
自分は俊と恭弥の旅のシーンがピークで、このまま終わっても…と思いましたが、最後があった方が良い方も絶対いらっしゃると思うので、好きずきでしょうね。俊が海に向かうシーン、良かった…
決して毒親なわけではないですが、父親は堅そうな雰囲気があるから、今後の彼等を思ってしまう。
恭弥に絵本を読んでもらう俊がとっっっても可愛いです。柔らかな笑顔…さらさらの髪…
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