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それも、ショタ風味の。
このコミックスの受けクンは、場所も時代も、年齢設定が変わっても、ビジュアルはみんな一緒、しろ髪でショタ風味。
でも、そんなの問題ない。
ストーリーの力があるから。
表題作、君塚ビジョンが入っているのか、百瀬くんがどんどんかっこよくなっていきます。
ガキで硬派の天の邪鬼。
でも、実は、百瀬は君塚にかなりメロメロ。
意地っ張り同士の同級生カップル。
とっても、かわいい。
「トーキョー~」は高校入学のため、田舎から出てきたばかりの純朴な子を、トーキョー育ちの2歳上の子が食っちゃう話。
作中に5月23日って日付が出て来るけど、高校に入学するために上京してから5月23日って、ずいぶん速攻で進展っていうか、モノにしちゃったのね。
あとは無人島モノと、時代物。
時代物の、お社のご神体が、なかなかご立派な…。
そんなご神体に縋って、後から…
表題作は、無口で、たまにくちを開くと毒舌で、でも本当は純情でやさしい、そんな百瀬くんのお話。
受験の日、雪降る中歩いていた君塚にそっと傘をさしかけてくれた見知らぬ人。同じ高校に来れたらいいな、と思っていたら、そうじゃないかと思う人物がいた。それが愛想の悪い百瀬。
何かというとつっかかる百瀬だが、実はとても優しいことを君塚は知っている。高校生にも関わらず、実はこの受けの器量がすごく大きいことがこのカップルがうまくいった大きな要因では、と思います。
そう、僕は分かってるんだよ、百瀬が本当は優しいやつだって。と。
他に、田舎から出てきたうぶな少年を年上青年が食べてしまうお話や、無人島でサバイバルするうちに好き合ってしまうモデルとしがないおじさんのお話などがありました。どれもハッピーで安心して読めます。
短編集です。
爽やか。
柔らかい優しい絵が、目に心地いい。
キスシーンでの唇のふわふわした感じが私好み。
『あいつほんとにやなやつなんだぜ。』
このタイトル、いいなァ。
同じセリフを作中で何回か言うんですが、意味の変化に萌えました。
『それもこれもが恋ってもんだろ。』
あああ百瀬、あんたはどんだけ不器用というか無神経というか、
そのセリフはダメー!!と思いました。
女ならわかるが、エッチの後に言っちゃいけない最低のセリフを攻めが言うのだ。
んで、それを他意なく言っちゃう百瀬くんの不器用さや本心に萌えました。
『トーキョーコンクリートリバー』
エ ロ い 。
絵は爽やかで可愛いのに、エッチな場面が超エロかった。
身体は繋ぐのに、気持ちの部分では遠慮がちな関係、キューンとなりました。
『ブルーブルーラグーン』話の背景は説明不足ぎみなんだけど、無人島に二人きりっていうシチュエーションに萌えました。
『梅の谷桃源郷』
うは、なんかジーンとしました。
二人の一途さが胸にじわじわと染みこんでくる。