竜の花嫁

ryuu no hanayome

竜の花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×211
  • 萌3
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
82
評価数
24
平均
3.6 / 5
神率
20.8%
著者
東野海 

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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784796413220

あらすじ

太古より世界は東西に分かたれ争いが絶えなかった。
各地を治めるのは東の龍と西の竜。
その和平のため千年に一度、東西において婚姻が結ばれている。
幼い頃から大切な友だと思っていた西の竜・フォルネウスから
妻として乞われた東の龍である狭霧。
フォルネウスは圧倒的な力を持ち、恐れられている存在でありながらも
狭霧には真っ直ぐに執愛を向けてくる。
困惑しつつ過ごすうちに、西方の危うい内政、
そして婚姻に隠された思惑を知り、フォルネウスのため真の和平を実現しようと決めて――。

表題作竜の花嫁

フォルネウス・ルキネス公爵(西方の黒龍、四狂神)
狭霧(東方の白龍)

その他の収録作品

  • 水中Hその後(描き下ろし)

レビュー投稿数4

龍と竜のシーンが見たくて

購入の動機は、商業にしては珍しく(個人の感想)人外×人外のシーンが描かれているから、というものでした。

作中では、ほぼほぼラストの方まで、受の竜が本来の姿に戻ることがないです。冒頭で拘束された後、ほぼずっと仮の姿です。
龍と竜の姿を期待してしまったため、そこのあたりは少し物足りなく感じてしまいました。

攻の龍は、ひたすらにスパダリです。すごい、竜に一途。本当に愛されてます。
というのも、理由がよくある「受だけが自分に自然に接してくれた」というあるある設定なんですが、龍にとっては世界が変わるくらい衝撃的なことだったんでしょうね。
個人的に、このあるある設定が苦手なので少しうーんとなってしまいましたが、全力で竜を愛する龍は、とても可愛かったです。

この先、まだまだ一悶着ありそうですね。
竜が綺麗事ばかり言っているような気がする一方、龍の方は竜が全ての中心になっているとわかりやすいので、竜が生きている限り、なんとかなってしまいそうな気もしますが。
龍の新しく開いた目のような、新しい力が竜にもあったりしないのか?なんて、ファンタジーとしても、まだまだ続きが気になる作品でした。

0

粗筋は面白いのですが、

ウ~ン・・
段々読むうちに竜がどうしても犬に見えてきてしまって、
萌え切れませんでした。
作者に申し訳ないけれど、アレは、大きな麒麟か、犬の描写です。

0

ザ★ファンタジー

完全な個人的好みの問題で評価を下げて申し訳ないのですが…
ただ単に私が、西洋ファンタジー系統がそこまで大好物ではないので。

先生が好きで詰め込んだという「竜・龍・長髪・眼帯・状態変化」などは
好きな人には本当にたまらない内容だと思います。


陛下さえも恐れるほどの力を持った竜が
ちょっと無理矢理番にした幼馴染の龍にメロメロなのは可愛かったです!
力を持ってる者が好きな相手に「メッ!」と怒られて鎮静化しちゃう感じが♪
あと、小冊子の内容が本編で不憫だったソラスをガッツリ弄ってくる感じが
めちゃくちゃ笑いました♪
主人公に恋をしてもいい人止まりな不憫くんが可愛かったです。

3

龍と竜って違うんですね。

まるまる一冊表題作に描き下ろし。

龍神が争うという作り込まれた世界観で、
シリアスなのに何故かほのぼの感じてしまう、不思議なファンタジーでした。
慣れないと初めは小難しい感じがしますが、予想以上に面白くて引き込まれました。

黒髪長髪イケメンと美人の、リアルな青竜と白龍という違った美しい姿も楽しめるんですが、
本格的な龍の絡みもあって、色々と見ごたえのある作品でした。
基本的に執着溺愛スパダリ攻めが、清廉なツンデレ美人を甘やかしているお話なので、
そこがほのぼの感に繋がっているのかな。


太古より東西に分かれて争いの絶えない世界で、休戦の証として千年に一度の婚姻が結ばれ、
どちらかの伴侶が不自然な死を遂げる度に約定は破られ、東の龍と西の竜は争い続ける。

四狂神、西の悪神の一人で、圧倒的な力を持つ雷の青竜フォルネウスから求婚された
東方の神龍水神の白龍、狭霧は幼馴染み。
本来の姿で契りを交わせば真の婚姻が成立するため、
婚姻を拒否する狭霧は龍の力を自ら封印し、フォルネウスの元に連れて来られた状態。
そんな二人の愛で本当の和平が実現するまでを描いている作品です。

フォルネウスは狭霧以外は目もくれない執着溺愛スパダリ攻め。
狭霧は清廉なツンデレ美人受け。
東西それぞれに思惑のある年寄りがいて、狭霧は敵方を殺すように密命をうけている。
フォルネウスも幼少期から敵方を殺すように育てられますが、
初めて会った時から妻に娶ると狭霧一筋で、狭霧を危険にさらす相手は瞬殺。

今回の求婚で我もと名乗り出た二人とは決闘し、
敢えて生かしておいて、狭霧とのあまイチャを見せつけるという、
幼稚な独占欲をみせるフォルネウスが、スパダリなぶん可愛いんですよね。
見せつけられている相手も、照れる狭霧が可愛いと喜んでいるのでMっ気ありか。

狭霧のフォルネウスに対する感情の変化、
人型でカラダを繋ぎ、龍の姿でまぐわうまでの流れが丁寧に描かれていて、
竜と龍のまぐわいは捲るめく描写のなかで、ガッツリ結合する場面あり…こんな感じなのねと。

龍と竜の違いがイマイチ解っていなかったので、
東西の理由や、善悪の象徴にも関係しているとは、この作品で違いを知る切っ掛けになりました。
フォルネウスが「我」と自分呼びするんですが、これが雰囲気があって好き。
ファンタジーはその世界観にハマれば、本当に楽しめるので、
個人的な趣味で当たり外れはありますが、これからも選り好みせずに読みたいです。

※シーモア:修正は白い短冊です。

4

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