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hutari no aiiro
悩みを抱えた美大生たちの葛藤をメインに、穏やかな恋模様が描かれていました。
課題作成のためお金に困っていた笠原は、時給の良い絵画モデルのバイトを始めるのですが、そこで出会うのが雇い主の漆間です。
にこやかに接する笠原に対し、漆間はとても無愛想で第一印象は最悪。
だけどある時、笠原のスランプを救う言葉を漆間がかけてくれて…
このふたり、芸術家としても人間としても真逆のタイプなんですよね。
外面を美しく繕うことを重視する笠原。
じっくり見て触れて本質をさぐる漆間。
どちらかがより良いということではなく、お互いの良さを認め合っていたところがいいなぁと思いました。
「好き」という直接的な言葉を含まない告白も、ふたりの性格やお話の雰囲気にマッチしていてよかったです。
ちなみにこちら、今月9日に発売予定のコミック『大家さんのないしょごと』に収録されるそうです。