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boku no sekai wa kimi dake ni
少し前のむろ文子先生の作品です。むろ先生のお話はすごく面白いのですが
この作品もどのお話もなんかエロくてきゅんときました。刺青の話もちょっと切なくて好きだけど、最後の元いじめられっ子な変態志和さんとセクシーなデリボーイ生琉の話が強烈すぎて他の話が吹っ飛んじゃいました。
なんかね昔の中国に伝わる桃娘思い出した!
桃娘わからない方はググってください
とにかくなんとも言えない背徳的なエロさと最後の生琉の、彼を満足させても、幸せにすることはできないという言葉がやるせなく
けだるい雰囲気がなんとも言えない作品です非常にいいです。変態だけど
ひとつひとつが1巻くらいの厚さで出ないかなぁと思うくらい好きな作品たちです。
短編集です。表題作は書き下ろしありで少し長めかな?
マネージャーとやっと恋仲になったと思ったら事故に遭い、週刊誌にもスクープされそうになる。仕事上分かれなければならない状況に追い込まれるけど、やっぱり愛は止められないという感じでくっつく二人。。
専属は外れて少し不本意な仕事をしても、分かれなければOKという攻めの考え方が今ひとつなじめません。。
ということで少し辛口評価になっています。
他に背中に蝶の入れ墨がある高校生同士のお話、ちょっと倦怠期のカップルなどのお話がありました。
最後の、テーマしばりがあればこそかもしれませんが、果物を採るとアレがおいしくなるというフェチものは、変化球で面白かった。
4つの短編からなりますが、どれもまさにタイトルに示したように、もっと先が読みたくなる作品でした。
やっと結ばれた日に役者生命を左右する事故を起こした役者とマネージャー。
背中の蝶に振り回される同級生2人。
コミュニケーション不足の熟年カップル。
真面目そうで歪んだ性癖の客と歪んでそうでまともなデリヘル店員。
どの作品も濃くて面白くて、だからもっと読みたいです!!みんなハピエンですが、そうなるまでのケンカ、背負う過去、葛藤、歪み、凄くよかったです!
エッチな事で言うと…特に客とデリヘル店員のエッチ、凄かった笑!ストロー直接チ◯コに入れて、吸って飲みました!!
絵がとてもいいです。
短編集ですが、一つ一つに味があって一冊でたくさん楽しめました。
色々なカップル?の日常の場面を部分的に切り取ったみたいな感じで、なんか人の心の動きがリアルな感じがしました。
設定やキャラに無理がない感じで読みやすかった。
安心して読み進めて、そして最後の性癖ものに ウホッ となりました。
斬新なプレイスタイルに感心しました。
試したいとは思いませんでしたが、これを読んでフルーツジュースが飲みたくなりました。
それぞれアンソロに掲載したお話4作が収録された短編集。
それぞれのテーマが
「壊」「刺青」「嫉妬」「もぐもぐ」で
4作全てに描き下ろしがあります。
全体的に暗めでした。重くはないです!
重くは無いけど「ハッピー」感はありません。
4作目に関しては「今だけの関係」的な終わり方なので
若干メリバ??
個人的には3作目の喧嘩するカップルのお話が好きでした。
「嫉妬」がテーマで、ちょっと珍しく
嫉妬の対象が恋敵ではなく”過去の自分達”と言う
熟年カップルらしいお話が切なくて素敵でした!!
むろ先生の作品を拝読するのは『かわいいボクの
マイネリーベ 』に続き2作目になり、こちらが溺愛系の
甘いお話だったので今作のテイストの違うかんじが
また新鮮でした。
4編のアンソロジーで、刺青や嫉妬などテーマもテーマ
なのでそれぞれの作品の纏う雰囲気が
ねっとりと重みがあって、ややシリアスなので
先生の絵のタッチがハマっているなあと思いました。
各短編に描き下ろしがついているので
その後のカプや数年前のお話が読めて、和重と律夫の
ふたりの想いを再認識できたり、多感な時期の高須賀が
伊吹に感じた心のざわめきの瞬間が垣間見えたり、
温と杏介の本編でヒヤヒヤさせられた空気感から
一変したほのぼのとしたやりとりにほっこり
させられました。
最後の『絞って、吸って、食んで、』は
成人向け…とのことだそうでエロ描写も群を
抜いておりました。
上は着衣のまま下半身を曝け出してフルーツを齧る
生琉をフェラしている志和の幸せそうな顔…
あの大人しそうな見た目からは精液をもぐもぐ
して飲むのが性癖だなんて想像がつかなくて。
さらにはストローを尿道に挿して直接いただきます…って
ちょっと衝撃的でした。
ド変態なプレイなんですがふたりの関係性が
刹那的でもあって、せつない…
このカプが一番好きだったので描き下ろしでの
補完が出来ず個人的には少し残念でした(泣)
別冊ストラーダ掲載のアンソロジー4作品+各作品の描き下ろし。
壊、刺青、嫉妬、もぐもぐBL…個人的には後半に進むほど面白くてツボでした。
嫉妬の同棲6年目倦怠期CPの日常とケンカが可愛くて好きですが、
もぐもぐの特殊性癖では、まさかのストロー尿道責めで変態が拝めました。
予想外の変態にニンマリしてしまった…ラッキー。
前半2作品は萌、後半2作品は萌2で、総合評価は萌2よりの萌です。
★僕の世界は君だけに★「別冊ストラーダ壊 収録」
元やんちゃな売り出し中の俳優攻めと、マネージャー受け。
出会って4年、やっとカラダを繋げることができた夜に事故にあった攻め。
それ以降、毎日お見舞いに来ても目を合わせてくれない受け…
関係を持ったことを後悔していると感じた攻めと、すれ違うせつなさが描かれています。
受けの後悔は関係を持ったことでないことは確かでした。
描き下ろしは、専属マネージャーでなくなり、一緒の時間が少なくなった二人の不安や、
寄り添って気持ちを通わせるようすが描かれています。
この作品にはすごく残念なことが一つ…かわいいメガネ受けなのに、H場面になるとメガネなしの怪。
メガネをしている方が断然カワイイ受けなのに何故?初め見た時は誰?って感じでした。
★キズモドキ★「別冊ストラーダ刺青 収録」
小2で転校してきた高須賀はいつも水泳を見学しており、
身体に傷でもあるかと虐待を心配した伊吹が、無理やり服をめくると腰に大きな蝶の刺青。
次の日、伊吹はシールで小さな蝶の刺青を入れてくる…
それ以降、高須賀が定期的に伊吹に刺青シールを貼り、現在高校3年生の二人。
刺青シールに対する親の対応と、高須賀の刺青の理由が、大人のエゴでしかない理不尽さ。
刺青にこめた、所有、独占欲、束縛以上の痕を残して欲しいと伊吹に言われ…。
刺青シールは消しても、身体に痕を残すことで親に反発する…不安定な思春期が独特の世界観でした。
小2で刺青シールの発想と、どこで購入したか謎?も残りますが、
自分も同じという、リアルな子どもらしい感覚がすごくいい展開でした。
★十年日記★「別冊ストラーダ嫉妬 収録」
高校同級生10年目のゲイカップル。同棲して6年目の倦怠期?ですが、
ケンカをしても週1はHする約束の二人、H中にケンカが始まり…。
この二人の意外とケンカップルな日常風景が好み。ケンカをしていても、どこかほのぼのさせてくれる。
地味で真面目な市役所勤めの受けが、毎日つけている日記がツボです。
この日記のせいで、アツアツカップルだった頃の自分達にヤキモチを焼いて
壊れかける面倒臭い受けが最高でした。
すれ違うようすも、絶妙でひやひやしてしまうんですが、
少し雑な攻めが受けを大好きなことは、見ていて伝わるのでどこか安心して楽しめるのかも。
実はもっとHがしたかった受けの本音を知り、Hが苦手だと思っていた攻めが喜んで…良かったね。
描き下ろしは、カレンダーで一言日記に挑戦する攻めとのやりとりが…やっぱり受けがかわいい。
★搾って、吸って、食んで、★「別冊ストラーダもぐもぐBL 収録」
特殊性癖、びっくりの変態ものでした!
デリヘルキャストの実は高校生受けと、大学生の変態黒髪メガネ攻め。
攻めが元いじめられっ子で、一度口でさせられ飲まされた経験があり、
トラウマなのにオイシイと忘れられず、デリヘルで出会った受けの精子が一番美味しかった。
果物を食べると精子が美味しくなると知り、毎回果物をお土産に持たせて食べて貰う精子への執着。
この作品はただ変態なだけでなく、高校生受けの背景がせつない…
気丈に一人で頑張る受けから出る言葉には、何だか説得力があるのもせつなくなりますが、
デリヘルが摘発されたことが切っ掛けで全て終わった受け。
攻めに助けられたことで、二人の関係が密になり、濃厚な変態Hへ突入。
まさかのストロー尿道責めで、ストローから精子を頂く攻め…絵面もなんだかビックリです。
果物を食べさせて精子の味を濃くしている時点で変態なんですが、
尿道プレイへ続くとは…予想外な面白さで楽しめました。
※シーモア:修正は白抜きです。