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complete theory
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ああ…大大大満足!の一冊でした。
新刊「アディショナルデザイア」でこちらのシリーズを知り、順番的には変則になりますが4巻(新刊)→1巻(「スクランブルメソッド)→2巻のこちら、と読み進めています。
溺愛系年上スパダリ×天才変人元FBIアドバイザーという、異色のカプ。
二人と周囲の人々のコミカルかつシュールなやりとりと、
巻き込まれる事件の解決に刑事もの・サスペンス大好きな自分は毎回滾ってしまう!
今回は、前作、シリーズ1作目で知りたくてもどかしかった二人の過去が明らかになっており、大興奮しました。
具体的には↓
・音喜多の過去、想い人を失った事件の全貌
・久嶋がアメリカで被害者となった事件についてと、その影響
この2点です。
音喜多の抱える過去の辛い体験、そして久嶋の記憶障害の事実は読んでいて辛かった、、( ; ; )
「なぜ音喜多に抱かれようと思ったか」が久嶋本人の口から明かされ、
それを知った音喜多が今までどおり後ろからではなく、
違う体勢で抱きながら言う「好きだから、優しくしたいんだ」という言葉が
重く心に響く。。
音喜多の心のつかえとなっていた事件は犯人逮捕までいったけれど、
久嶋の事件はいまだ犯人が捕まらないまま…
こちらは次の3巻で何かしらの動きがあるのかな。
もう読みたくて読みたくてうずうずしてます。期待…!
久嶋が日本に来た理由やアメリカで受けた仕打ちなど、心痛む場面も多かったけれど…
変わらぬ音喜多の深い愛と、変わりつつある久嶋の心、それを自覚する久嶋が
なんとも愛おしくグッと心を掴まれる作品でした。
最高で大好きなシリーズに出会えたことに感謝です✨
前半は久嶋の言動に音喜多が気の毒で。久嶋だから仕方ないけど、人間は欲張りだから。
そんな中音喜多の初恋の人の事件の犯人が動き始めた事で、音喜多と久嶋の過去が浮かんできます。同時にギクシャクし始めた2人が心配でした。
過去が明らかになるにつれ、2人の苦しみが伝わってしんどかった。特に音喜多は改めて久嶋と向かい合う事で迷いが大きかったと思う。覚悟を決めて一緒にいる事を選択してくれて良かった。久嶋は無意識だろうけど、態度が変わってきていて特別な関係である事も認めて、これは大きな1歩。
事件の解決も初恋の供養になったんじゃないかな。
2人の周りと同様にやきもきしたけど、2人共にある事を願ってます。
前作のスクランブルメソッドで伏線を張られていたところの回収編。
音喜多は久嶋の話を昔の知人である成田から聞いたことによって、ある疑念を抱きます。それが原因で久嶋から距離をおいてしまいます。
あんなに(恋愛初心者のように)色々どうやって久嶋と想いを通じ合わせるかを考えていたのに、久嶋からエッチのお誘いがあっても断ってしまう!そりゃ久嶋も不審に思うし、もう別れたい(別れる、という関係では無いんですが)んですよね、と思うわけで。
最後にはとうとう、音喜多の過去が打ち明けられ、久嶋の日本に来た理由もわかります。
久嶋から音喜多に抱かれたいという発言と行動に至った理由も。なるほどー。
確かにエロの少ない小説です(笑)
でも面白いけど〜。次も早く読みたい。
久嶋は音喜多に対する気持ちが単なる手段だけではないと気づきつつあるようで、二人の距離が縮まって来た様子がわかって良かったなと。
カラフルでお菓子が散りばめられた可愛い雰囲気とは裏腹に
お話はそんなに甘くない!けど、甘い!!
感情持ち合わせてないトンチキ久嶋だけど、
本質的には特別と思っていて、それが「好き」ということだと変化が見えるようになって、
音喜多さん良かったね!!!と肩を叩きたい気分!
音喜多さんはめちゃくちゃハイスペなのに不憫すぎて本当にどうしようかと…
そんな姿も楽しいんだけど、攻めて戸惑って攻めてが徐々に効いて
久嶋の感情は鈍感でも快楽には素直で、音喜多さんもそこはグイグイおらおらで…良かった!!!
普段は久嶋に振り回されっぱなしで、久嶋の考え最優先なのに!
ここぞで攻めるの良い~~~~~
謎の面もスッキリして、読み応えがありました。
久嶋のトラウマはまだ解決してないけど、そこには対面して欲しくないと思う音喜多さんを尊重したいような、一緒に乗り越えて欲しいような…
続編が出たら喜んで読ませていただきますけど!!
笠井先生のイラストが大好きで挿絵もとっても可愛くて麗しかったです。
悲しいことに、ひかりは真っ白で泣きましたけどね!!
1作目はシーモアで良トーン修正だったのに!!!
昨今厳しくなったのか、サイトの違いか…笠井先生の美ちんが………
ばばーーんって構図なだけに泣いた。大いに泣いた。
「スクランブルメソッド」の謎は全て明らかになってて、スッキリしました。
そして今回も三話構成でしたが第一話で事件はあったものの、第二話は第三話への序章といった感じでした。
今作は音喜多と久嶋の仲がグッと深まっていたと思いました。自分の感情が分からない久嶋なりに無意識下で感情は育ってたと思います。
第三話の音喜多の過去に繋がる事件で、それが鮮明になったと感じました。
内容を書くと折角のお話が面白く無くなると思うので書きませんが、音喜多の為に取る久嶋の行動が前巻とは違ってました。
お約束通りの脇役たちも相変わらず面白かったです。そして音喜多の為にと久嶋に苦言を呈する成田の存在が良かったです。
ただ気になるのは音喜多の方の過去は解決したのですが、久嶋が日本に来る事になった事件の方はこのままなのでしょうか?
久嶋が日本にてアメリカでの事件解決は難しいと思いますが、スピンオフででも是非読みたいと思いました。
その時には音喜多の夢も叶えて欲しいです。
前作???だったまま終わって、同人誌も発見できず悶々とした状態だったのに、なんとなんと続編がああああああ!!!!と狂気乱舞。読んで良かった。執着攻め×変人受けがとっても楽しいお話です。前作未読はあまりに勿体ないので、是非「スクランブルメソッド」からどぞー。書き下ろしの三話構成、300P弱+あとがき。今回でも終わった気があんまりしないので萌2です。先生続き書いてください、お願いします。
1週間ぶりに会える!とウキウキ久嶋の大学にやってきた音喜多。学生たちと会話しているところへ声をかけたのに久嶋はいつも通り。人間めいた感情が欠落してる久嶋のこと、「お帰りなさい」と喜色満面に迎えてくれる訳もなく、原宿のスイーツ屋さんに行く!と宣い・・と続きます。
あまりに楽しい人物紹介
攻め:金持ちイケメン。昔の想い人にそっくりな久嶋に一目ぼれで、
時間を見つけては久嶋の好物(スイーツ)を持って大学に押しかけている。
一応肉体関係あり。
受け:アメリカから帰国。なんでも記憶しちゃってるタイプの天才。ただし人間的感情は欠落。
その理由が今回見えてきます。
スイーツ大好き&地図持ってても迷う人&我が道を行くタイプ。
八十田:攻めの弁護士、色々巻き込まれていつも損な役まわり。
汐月:攻めを猛烈に敬愛している警察エリート。いつも攻めに足蹴にされている。
池谷:久嶋のアシスタント。スイーツ好き。いつも久嶋に貴重なスイーツを食べられている。
半林:攻めの忠実な側仕え。運転手でもあり秘書でもあり・・といったところ。
その他、事件が起こりますので、その関係者が新しく登場します。
**大好きなところ
受けがとにかく変人&無意識に超塩対応で、その塩加減に声をあげて笑うこと複数回。
「セフレですらない」と本人を目の前にして八十田にカミングアウトしているところでは、あまりに音喜多が可哀想で可哀想で大爆笑。
そう、攻めを思いっくそ、ぶん回してるんです!無意識に!超好みの展開。
音喜多も訳ありなんで、お互い様というところもあるけど、べたぼれな分、ちょっと音喜多の方が可哀想かな、です。今回少し進展して、いい感じになったんですけど、決定的に全ての決着が付いたわけではないと思うのが少し残念でした。先生、何卒続きを書いてくださいませ。気長にまってます!!
ひかりTVブックスさんで電子版購入!イラストついてた!!!!
約2年半ぶりの続編!
よくぞ書いてくださり、出版してくださった。
谷崎さんと出版社に心から感謝申し上げます。
谷崎さんってあまり饒舌じゃない作家さんだと思うのです。
お話を隅から隅までキッチリ説明しないと言うか。
どこか謎を残したり、これからの進み方によっては更に波乱の含みを感じさせたりしたままお話を終わらせることが間々ある様に思います。
だから読み終えた後、どこかモヤッとしたものが残ることがあるんです。
実は私、それがとっても好きで。
多分、そんな風な感じが好きというのは少数派だと思うんですが、リアル社会ではそういう事の方が多いと思うのですよね。
すべてが明確になるわけではない。でも、登場人物たちの人生は続いて、相変わらず攻めさんは受さんのことを大好きで、だからこそ少しづつ『モヤッとした中身』が解ってきて、2人の関係性に応じてクリアになったり、敢えてクリアにしなかったり。
だから事件そのものより2人の関係性の方がグッと浮かび上がる様に感じます。
この音喜多と九嶋のシリーズも、その手の物語だと思いました。
で、そこがたまらんのですよ。
『スクランブルメソッド』でほんの少し触れられていた『九嶋の過去の事件』と、音喜多が九嶋にベタぼれするきっかけとなった『音喜多が10代の頃に想いを寄せていた九嶋そっくりの女性が殺害された事件』の中身が今作で明らかになります。
前作は2人とも謎が多いままでしたから『変人同士の組み合わせのコミカルBL』の匂いの方が強かったですものね。
「前作で欲求不満を抱いた姐さま方は是非お読みください」と声を大にして叫んでおきます。
また『短編を積み重ねていくうちに、それがひとつの大きな物語になっていく』という構成のお話がお好きな方にも、力強くお勧めします。
いやいや、こうなってくると続きも読みたいですねぇ。
また3年くらいかかってもかまいませんので、よろしくお願いしたい。
その間、2人の関係性がどう変化するのか、想像しながら待っています。
あ、LOVEについて全然書かなかった。
音喜多の『相手を想う故の臆病さ』も、九嶋の『感情表現の超絶不器用』も、激しく萌えまくったことだけ書いておきますね。
谷崎作品の『スクランブルメソッド』の続編。『スクランブル~』がいまいち消化不良だったので、続編が出ると聞いて喜び勇んで購入しました。
この作品単独でも読めないことはないと思いますが、人間関係は前作未読だとわかりづらいので、できれば前作を読んでからこちらを読まれることをお勧めします。
主人公は音喜多。
成功した若き実業家ですんごいお金持ち。しかもイケメン。
そんな彼は現在ある青年に夢中。
その青年とは久嶋。
若干25歳にして大学の教授であり、さらに優秀な頭脳を生かしてFBIで犯罪解決のためのアドバイザーとして働いていたという経歴がある。
華々しい経歴を持ちながら、彼はFBIの仕事をやめ日本に帰ってきた。
そして久嶋には「人の気持ちを理解できない」という症状がある。彼自身自覚しているし、周囲の人たちもそれを理解しサポートしている。
そんな彼ゆえ、音喜多のラブコールも一切意に介さない。
介さないが、からだの関係はある。
という不思議な関係。
久嶋はその優秀さを買われ、日本でも犯罪解決に協力している。音喜多は、そんな久嶋のサポートをしている。久嶋に持ち込まれた事件を、二人で解決していくー。
といったお話。
前作同様、今作品も3つのお話に分かれています。
が、今作品で、音喜多、そして久嶋の過去が少しずつ見えてくる。そんな展開でした。
序盤は、やっぱり二人の間に甘い空気感は皆無。
久嶋の好きな「スイーツ」を手に携えて、今日も今日とて音喜多は久嶋の気を引くために大学へと赴いてくる。が、久嶋はセックスは受け入れても音喜多の愛情は受け入れない。
受け入れない、というのとはちょっと違う。
スルーしてるんです。
音喜多が自分に求愛しているのはわかる。
わかるけど、それだけ。
何を返すでもなく、スイーツもセックスも甘受はするけど、それだけ。
前作同様の展開で、ちょっと萎え萎えな気持ちで読み進めました。もう少しラブを!とか思っちゃってですね。
ところが、2話あたりから話は一気に急展開します。
久嶋の旧知の知り合いという男性が、彼に会いに来る。音喜多は悪いと思いつつその男性について調べるが、彼と久嶋の関係は意外なものだった。そして、その彼から久嶋の過去が明かされていきます。
なぜ久嶋はアメリカで育ったのか。
FBIをやめて日本に来たのはなぜだったのか。
人間関係を結ぶのが苦手な久嶋が、男に抱かれ慣れた身体をしているのはなぜか―。
なかなか壮絶な過去持ちさんです。
そして3話目に入ると、今度は音喜多の過去のターン。
かつて愛した、そして久嶋とそっくりな相貌をしていたという女性が亡くなった原因は殺人事件の被害者だったから。
そして、20年という時を経て、彼女の被害状況とそっくりな状況で再び殺人事件が起きて―。
その事件を久嶋が追う形で、今度は音喜多の過去が見えてきます。
その中であれだけ熱烈な求愛行動をしていた音喜多が、久嶋を避ける行動をとり始める。久嶋は「音喜多は自分に飽きたのだろう」と気持ちに折り合いをつけるが、その行動から、久嶋は音喜多への想いを若干ではあるけれど自覚し始めるように。
その時の久嶋がすごく可愛い。すでに、音喜多に恋しちゃってるというのが読者には手に取るようにわかるのに、彼自身はなかなか気づかない。
『スクランブル~』で謎だった部分が、これでもか!とストーリーにぶち込まれていて怒涛の展開でした。
さすが谷崎さん、というべきか、設定は盛りだくさんなのにストーリーはこんがらがることなくきちんと進んでいく。その手腕に圧倒されました。
音喜多がかつて愛した女性の事件は解決に至りますが、久嶋が被害者になった事件はまだ未解決。
久嶋を愛してくれていた周囲の人たちも相次いで亡くなるという不幸に彼は巻き込まれているわけですが、その辺りもおいおい解決するのかな?
『スクランブル~』では久嶋の魅力がいまいちわからず、どうにもツボに入りませんでしたが、いろいろなことに感情が追い付かない、という久嶋の不器用さとまっすぐさが、今回はすごく生きていて面白かった。
何も知らないヒナに、少しずつえさを与え、愛情を与え、育てていく。
そんな感じの展開で、萌えツボが激しく刺激されました。
そしてまっさらさん(のはず)の久嶋が、濡れ場の時はめちゃんこエロい。快楽に忠実、というのか。
で、彼が人の感情を読み取れなくなったのは過去の様々な事故、あるいは事件のせいではなかろうか。
そう思うとなんとも切ない気持ちになります。
久嶋を見限ることなく深い愛情を注ぎ続けてきた音喜多に、やっと春が来そうで安心しつつ。
まだ続きが読みたいな。
久嶋が巻き込まれた事件は根が深そうで、ミステリーとしてもぜひとも続編を希望しています。
主要CPの2人もですが、この作品の大きな魅力は脇キャラが面白いこと。
当て馬の刑事さんしかり、久嶋の助手しかり、音喜多の会社の弁護士さんしかり。彼らの存在が、このストーリーを面白いものにしています。
そして、今回も笠井さんは神だった。
何しろ、見てください。この可愛らしい表紙を!
帯に隠れちゃってますが、久嶋の足が音喜多の足に絡んでる…!
よくよく見ると腹筋やらtkbやら丸見えなのも良いし、何やら液体が久嶋についてるのもエロティックでよいではないですか。
表紙だけでおかわり3杯行けちゃいそうです。