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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
3巻。
まず冒頭は、賑やかであったかいがっこうの生活が綴られ。
後半、今回は子リスの空と風(くう、ふう)が中心です。
と言っても過去話ではありません。2人が「河童」に会うお話。そしてその河童の兄弟・妖(ヨウ)と水(スイ)のあれこれ…
河童もかつては人間界と近い存在だったのに、段々とひととの関わりが消え今では妖怪と恐れられ。
妖は寂しいんですよね。
幼い水と2人の生活にがっこうの面々との交友が加わって、水は生き生きしてくるんだけど妖は矛盾だらけ。突っかかって、またそれを悔やんで…
妖はウサギの暢(のん)に淡い恋心、です。
終盤は、暢と空・風の過去話。
のんは少女に飼われていたウサギ。でも飽きられて…
今はがっこうで面白おかしく過ごしてるけど、心の傷はどうなの?
そして、犬猿の仲のような狐の銀が気になってるのんです。(妖の気持ちには気付いてない!)
そして、実は空と風は忘れられて廃校になる学校に置き去りになった子リス。
「野良」は無事に「隣」 に保護されて。雪とは会える日は来るか⁉︎きっと、きっと…
可愛らしいお話の中に、人間の身勝手さが突きつけられています。
今回は双子のリス、空と風のお話が中心です。また双子がカッパの兄弟と出会い、学校につれてきたり、カッパの住んでるところへ行ったりして、新しい仲間も増えます。カッパの兄は兎のノンちゃんに一目惚れします。この妖が積極的で何度か告白を試みるのですが告白しようとして狐の銀に頭のお皿に虫眼鏡で光を当てられ邪魔されたところは笑えました。
最後の方にちょろっとだけ野良が命拾いしたことは確認できました。しかも、きちんと元の飼い主お隣さんに引き取られたみたいで、ほっとしましたがまだユキと出会えてないんです。うー、気になる!
可愛いケモミミ&シッポの生徒達と新米教師の多田でくりひろげられる『がっこうのせんせい』、今回は、河童が登場します。
リスの空と風が散歩中に出会ったのは、河童の水。迷子になって、困っていた水と一緒にいるうちに仲良くなります。水には、兄の妖がいるのですが、過去の人間とのつらい経験から、なかなか学校の皆とも打ち解けられません。
でも、学校の皆と関わって楽しい時間を思い出します。そして、のんの一括で目が覚めるのです。
愛を忘れた動物達が、皆と関わって愛情を取り戻していくのが好きです。
今回は、河童のお話より、犬の友のお話が好きでした。多田が、友に対して怒った理由に涙が出ました。
悲しい場面もあるけど、友や皆の可愛さに癒されます。
シリーズ3作目は河童の兄弟が登場します。
河童の弟が兄とはぐれ泣いているところを双子リスちゃんズが助けてあげる
そんなほのぼのした友情のお話と河童の兄の人間嫌いとウサギちゃんに
一目ぼれした河童兄のお話がメインでした。
河童は動物というより妖怪さんだと思うのですが、やはり長いこと人間に
忘れ去られた存在ということで河童の兄は人間の先生を警戒しちゃう。
でも本当は人間が好きで、だからこそ忘れ去られたような悲しみでこれ以上の
人間に期待して、また寂しくなったらという思いから親しくすることが出来ない。
そんな河童兄をいじけ虫と言いながら説教をするのはエロカワキャラのウサギちゃん。
一目ぼれした可愛いウサギちゃんからの言葉で交流が始まる。
河童兄はウサギちゃんに気持ちを告げようと狙っていますが、ウサギちゃんは
キツネさんが好きなんですが、ウサギちゃんは片思いだと思っている。
でも以外にキツネさんも・・・なんて雰囲気があって萌えます。
それに今回はリスツインズの過去、行方不明の校長先生との出会いも収録。
そして2作目から気になる雪ちゃんの相棒の野良、クマさんが野良を助けて
野良だけあの隣人さんのところへ戻っていたのですね。
今後の展開が気になるけど、人間のクマちゃんと雪ちゃん、そして野良、
いったいどうなるのか目が離せませんね。
河童兄弟やたら可愛いな(´∀`)
兄ちゃん完全にかませ犬ポジションだが(笑)
切ないはなしの後だけに、コミカルほのぼのに癒やされました。
ふたごリス
かわいかったですね
ときめきはイマイチでしたが
それはまぁ好みのもんだいですかね(・ω・)
でも、可愛いので許して、って感じですね^^;
今作から、河童の兄弟・妖(よう)と水(すい)が登場です。
彼らも、過去に人間との間に悲しい過去を抱えていて
特に妖は、人間に対して警戒心を持っていたりします。
でも、水が偶然出逢った双子のリス・空(くう)と風(ふう)の優しさや
あれこれとお節介を焼きたがる先生の掛値なしの気持ちを受け止めて
少しずつ学校のみんなと親しくなるのもいいか、と思うようになるんです。
しかも、あろう事か
暢太(のんた・兎・♂)に一目惚れ!
しかし、暢太はキツネの銀(ぎん)に他の人とは違う感情を持ってるらしい。。。
妖の恋心は報われないのだろうか。。。
そんな暢太の過去を匂わせる場面や
銀と暢太の出会いに何かあった様に思わせる場面もあったりして
この2人(2匹?)のお話が描かれている4巻が気になるわけですがw
この3巻では、他に
空と風がこの学校に居つくことになるまでのお話も描かれていますが
2人がその事実を受け止められる年齢になってなかったお陰で
状況はかなりシリアスで可哀相なはずなんですが
それほど深刻なお話にはなってなかったのが幸いでした。
あと、描き下ろしに
2巻で離れ離れになった野良(のら)の消息と現在の様子が
ちょっとだけ描かれています。
少しずつ少しずつ、雪(ゆき)と野良の距離が縮まって来てます。。。
ちなみに、今作もほとんどBLらしい場面はありません。
妖が、暢太のことをオスだとわかってながら惚れちゃうところくらいかな?
でも、妖のツンデレ具合はなかなか可愛いですよ~。