とらのあなだけで手に入る限定特典つきコミックも充実!
積読消化。いつ買ったかわからない…
ただのBL漫画かと思いきや、意外や意外、日本昔話みたいな人情モノでした。雨月物語とか彷彿とさせる。結構良かったです。
伊勢を目指してふたりで旅しているのですが、途中で鬼に犯されたり、謎の新キャラ登場したり…他の棒に寝取られるの嫌だな…
受も快楽には弱いタチみたいで、なんなら自ら積極的に誘っています。なかなかないよね。
月代(さかやき)ってこれで知りました。
学びがあるのも高評価。
続きがあるなら読みたい気持ち。
本作は生嶋さんの作品と言う括りで考えるならば
異色作と言えるでしょう。
ヤンチャでワンコと言う受の性格設定もそうですが、
誘い受と言うか襲い受に近い行為への積極性も
また異色。それでもなおエロと言うよりは甘々と言う
感触になっているのは生嶋さんの手腕ですね。
昇柳太にとって体を繋ぐと言う行為は安息の気持ちを
満たす為の行為なのでしょう。彼のヤンチャさは
寂しさの裏返しかと。
生嶋さんは好き作家さんの1人なのですが、どんなジャンル描いても面白いなー。
今作は時代劇ファンタジー。
長髪で山伏姿がかっちょいい白蓮坊[攻]と黒髪を後ろで雑に括った強気で可愛い昇柳太[受]は2人で旅をしているんですが、初っぱなからラブラブしてます、ラブラブカップルです。
霊が出てきたり、亡者が出てきたりと色々事件に巻き込まれたりかかわったりしながら旅を続けます。
エロも短いながら要所要所にあって萌え!
昇柳太から誘うシーンもあって和服と山伏服とのコラボが和風エロさをかもしだしてたまらんです、ばふー。
これ面白いんですけど、1冊しか出て無くてどうやら未完の様子。
色々過去や謎がありそうな伏線が沢山出てきただけに残念。
1話単位完結での連作なのでこれだけでも充分に楽しめるんですが出来ればもっと先も読みたかったなあ。
続編が描かれるのを願ってます。