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1巻に引き続き、イイ男2人+可愛い少年の旅は続きます。
しかし、1巻が「起・承」なら2巻は「転・結」。
事件がてんこ盛りです。
ちょっとだけ「転」部分を紹介しますと・・・
喧嘩しつつも楽しく旅を続けて来た3人ですが、ふとしたことから仲間割れになります。
1人欠けたところに敵の襲撃を受け、テッドが捕まってしまいます。
ロビンを守るため、拷問されても口を割らないテッド。
彼を助けるため、ロビンとシドニーは適地に乗り込むのですが、結局捕われ敵の本拠地に送られます。
そこで、ロビンは自分の出生の秘密と、狙われていた訳を知るのでした。
テッドとシドニーを守るために、今度はロビンがある決断をします。
が、ロビンの命を守るためにシドニーは敵に寝返ろうとし、テッドとも敵対してしまいます!
果たして、ロビンとその用心棒達はこの窮地を切り抜けられるのか!?
そして、肝心のカップリングはどっちになるのか?!
見逃せないこの先の結末は、是非書店で!
と、ちょっとアオリを入れてみました~
それにしても、本当に用心棒2人が格好良いので、どっちとロビンがくっついても萌えるのですが、逆にくっつかない方も勿体ないと思ってしまうので、この際3人でずっと旅したらいいよ・・・とも思います。
終盤、積極的なシドニーの、さすがのタラシ振りもドキドキですが、テッドの無意識の嫉妬とか、不器用な愛情表現にもキューンです。
ロビンも選べないだろうよ、この2人では!!
なお、番外編は色んな意味で萌えられるかと思います。
ロビンなんて乳臭い少年受はおよびじゃないのよ、という方には、テッドとシドニーでの妄想も可能な(あくまで妄想ですが)お話となっております。もちろん、ロビン受でも萌えられるハズ!
しかしテッドの機転に私は泣いた・・・!
エロの少ない麻々原作品でもさらにエロの少ない(というか、ぶっちゃけ無い)お話ですが、妄想力だけで私はかなり萌えられました。
また、お話自体が明るくて嫌味の無いお話なので、1巻と併せて、楽しい読後感をお求めの時にピッタリなんじゃないかと思います♪
1巻ではあんまり色っぽいシーンがなく、2巻ではどうだろうと思っていましたが、2巻もそこまでBL展開はなかったです。
シドニーはロビンにキスしようとしてましたけどねw
ただ内容はおもしろかったです。
ロビンがなんで追われているかわかったし、ロビン可愛かったし。
シドニーとテッドもなんだかんだいってロビン大好きなんでしょうね~
シドニーとテッドの会話はおもしろかったw喧嘩しすぎですw
でもロビンが楽しそうでなんだか微笑ましくなりました。
最後は俺達の旅はまだまだ続くぜ!ENDで、特に誰と誰がくっつくわけでもありませんでしたが、それはそれでいいかと。
これからも3人で仲良く旅を続けてほしいですw
ロビンに迫るシドニーにテッドが止めに入ってる姿が目に浮かぶw
最後の最後までBL的な要素は極めて薄いです。
といっても主役三人の関係性はとことんBLで、エピソードも萌えだらけだし、いかようにでも妄想できる素晴らしい幕切れだと思いました。
誰と誰がくっつくのか分からない曖昧なラストがキライな方にはおすすめできませんが、関係性に萌えるって方にはおすすめです。
お話じたいはめちゃくちゃ面白いですしね。
一巻のレビューでも書きましたが、やっぱり私はシドニー×テッドがイチオシです。
もちろんかわゆいロビン君が受けで、攻めシドニーと攻めテッドで取り合うという展開でもぜんぜんいいんですけどね。
ロビン君て、あっさり無邪気に可愛い女の子の恋人を作っちゃいそうな気もするんですよねー。
んで、取り残された傷心のシドニーとテッドが…!
イカンイカン、妄想しすぎた。
ともあれ、お話は終われど三人の珍道中はまだまだ続くわけですね。