特典ペーパー付
monopolize
ともち先生の暗い側面が見え隠れするストーリー構成最高です。
アイドルものです。天才子役と謳われた凛くんでしたが、時は無情に彼を大人への階段を押し上げていく。アイドルとして再デビューしたからは、完璧な笑顔、完璧な体づくり、わがままをいってはいけない、自分だけで戦い続けなければと自分自身を追い詰める。
そんな凛くんの前に現れたのが新マネージャー三橋ことミツです
monopolizeとは,独り占めする,独占する意味で英検1級合格に必要な英単語のようです。
このタイトルが全てを物語っています。
承認欲求っていうのは、死ぬほど努力して全てを犠牲にした奴だけが欲していいもんなんだよ
身の程を知れ
とストイックに生きている凛くんをギリギリで支えているもの。
それは、
「疲れた?」
「疲れた」が合図で三橋さんに抱かれること。
乳首を摘まれて、噛まれて限界まで快楽の強度を高められていきます。
抱かれてるときだけ頭を空っぽにして全てのことから解放されひとときの休息をとることができる凛くん。生きるってなんなのかって考えさせられます。凛くんはこんなにストイックでなかったら、アイドルでなかったら、もっと楽に生きられたのではないかと。
マネジャーの三橋さんは、そういうことも全部理解していて、凛くんを独占するため、ライバル事務所に引き抜かせてボロボロになった凛くんが自分に助けをもとめるよう仕向けていくという究極の執着攻めです。
三橋さんが高校生のとき、学校の行事でよんだ劇の出演者だった凛くんと出逢い、虎視眈々と凛くんを独占する機会を狙っていました。そこまで執着する理由がもう少し知りたかったです。
独立した三橋さんの事務所に戻ってきた凛くん、そのうち全ての事実知ったときどうなるのかも気なるところです。
ともち先生、いつか描いてください。