とらのあなだけで手に入る限定特典つきコミックも充実!
エンドレスと怜がいなくなってから~な、周囲のキャラクターたちのその後のお話です。カップリングなお話ではないんですが、みんなエンドレスが好きすぎてるのが全力でわかってしまう。
どんな形であれ、大事にいつくしんでいたんですね(ノД`)・゜・。
■ソーサー(魔狼)
エンドレスにずーっとくっついていた狼くんですね。
エンドレスが人間に転生してしまったので、必要なくなっちゃったはぐれ狼なわけですが、どんなにそばにいなくても、想いつづける姿が健気で泣ける。どうにかしてやりたいが、エンドレスはどうにもならんのでどうしようもない。
魂だけの吸血鬼に、身体を貸してやるシーン。その姿がエンドレスっていうのがまた涙をそそりますね。一番欲している姿。長い間想いつづけた相手のがたをかたどった瞬間がモロ
ちゅぅか、人型になれたのね君ww
■グッドラック
エンドレスのクルースニクだった男。エンドレス人間に転生しちゃったので人間には戻れません。これもまた想いを寄せていた一人。
今回はそれがまたあからさまに垣間見えましたね。擬態とわかっていても、その姿を求めてそばにおいておきたくなってしまう。どんな手段をつかってでも、それが不徳だとしても。
なんだかんだで可愛い男なんです
■キープ
今回メインな人ですかね。あるいみ。
クルースニクに目覚めてもう100年は軽くこえ。しかし、若い女と恋に落ち彼女だけが年をとった。早くヴァンパイアを滅して、老い先短い彼女と同じ人間として死にたいと必死にがんばる姿はいい!
最後の最後まで丁寧に描かれた結末が良v
■ファウスト
エンドレスをヴァンパイアにした男・・・の子。
見た目が少年なのでショタくさいwwある意味グッドラックとこの後なにか恋愛な展開に及んでくれると面白いと思うw
人間になり、もう少し成長したエンドレスと怜。どちらがどちらに突っ込んでいるのか・・・いや、うん。あっちだろうな~と思いつつww
妄想ばかりが膨らむのでこのへんで
ボンデージヴァンパイアもの、第2巻
前巻で、吸血鬼エンドレスが死んだその後のお話なんですが、ヴァンパイアハンター・クルースニクのお話になりつつも、みんな亡くなったエンドレスが大好き♪っていうまとまり方をしていました。
何か、追悼番組みたい・・・(?)
キープというクルースニクがいて、彼はミッドナイトというヴァンパイアを追いかけているのですが、大事にしている人間・鈴蘭(もうおばあちゃん)の為にヴァンパイアを倒して人間に戻り、鈴蘭と同じ人間になりたいという希望がある。
一方、前巻でエンドレスに執着しつつも、エンドレスは人間に転生してしまった為に人間になれなかったクルースニク・グッドラックははぐれものとして、一人で生き続けている。
そんな時に、キープはミッドナイトを倒し損ね、ミッドナイトはエンドレスの従者だった狼のソーサーの力を利用し、彼の心にあるエンドレスの姿を借りて再び実体化してクルースニク達の前に現れるというお話。
この本の一つの柱は、いかにエンドレスが皆が愛するほどに素晴らしい心の持ち主のヴァンパイヤだったか、ということなんで、いくらミッドナイトがエンドレスの形を借りても、行動や考えはエンドレスには及ばない、みな、みてくれに騙されるな!っていうお話。
もう一本の柱は、キープの鈴蘭を一途に思う愛の気持ちの純粋さなんですね。
キープのような成就は、思いが叶わなかったグッドラックにとってもあこがれになる、愛の姿といったところでしょうか。
前巻同様、性行為はなく、クルースニクとヴァンパイヤは触れあうことでエクスタシーを共有できるという設定なんで、官能の表情勝負です。
そこに、とりマイアさんの趣味のSM風味とボンデージが加わっているので、シチュ萌え作品といったところでしょうか。
前巻で転生したエンドレスがラストに出てきていて、不完全なヴァンパイヤ・怜も気になるところでしたので、ひょっとしたら、このシリーズ、細々とある日ひょっこりまたお目にかかる日がくるかもしれないですね。