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shiawase kataoigurashi
あまーーーーーーい!!! 間乃あまの先生らしい、体感糖度100000000%(←数えてない)の幼馴染×再会×同居ストーリーでした(*´˘`*)
先生の新刊『幸せ家族ダイアリー』を読み、そちらに出てくるカプのお話を全部読んでみたい…と思い、手始めに手に取ったこちら。
実は途中まで(6割ぐらいまで…)自分には糖度が高すぎてお腹いっぱいになり、一日3ページぐらい…などに抑えて読んでいたためなかなか読み進められなかった…;
特に最初は倫が年齢のわりに(24歳)子供っぽく見えてしまったのがネックになりました。口の中に入れたたこ焼きを「ふーふーしようか?」なんて言うカイルも彼を子供扱いしているように見えて、うまく萌えきれなかったんですね。
ただ!!
ページ数も残り4割ぐらいになり、当て馬的存在・染谷が出てきたあたりでグッと風向きが変わり、二人の恋がやっと動き出してから、俄然面白くなったなと感じました。
もちろん、そこに至るまでの二人の焦ったいほどのすれ違い、お互いが互いをどれほど好きか…という描写も、あまあま大好きな方には十二分に楽しめる内容になっていると思います。
むしろあのムズムズと体が痒くなるような焦ったさあってこその、後半の怒涛の盛り上がりなのかも…!?と、今こちらのレビューを書きながら思えてきました。
特に萌えたのが、カイルが必死に理性を保とうとしながら少しずつ少しずつ倫の体を慣らし、開いていくえちの過程……間乃先生の作品の攻めは受け君に絶対ひどいことをしないし、強引に…みたいなこともないので(それはそれで萌えを感じたりするんですが( ̄∀ ̄))、安心して読めるのが嬉しい◎
カイルに身を委ね、文字どおりトロトロに蕩けていく倫の可愛さたるや…!
書き下ろしで3年経った後も倫を溺愛するカイルに、「よしよし」と変な満足感を覚えました笑
甘い甘い両片思いのお話ではあるのですが、倫の仕事面での成長、チャレンジする姿が見られたのも良かったです。(カイルにだいぶ引っ張られて…という感じではあるけれど;)
それから、カイルが後ろからすっぽり倫を覆ってしまえる、体格差カプなのも自分的にかなりの萌えポイントでした✨
花小蒔朔衣先生のイラストがばちっとハマっていて、こたつでバックハグされている倫や抱き抱えられている倫の姿が最高に可愛かった〜
後半にかけて萌えが急加速・急上昇する、糖度高めな幼馴染初恋ストーリーでした❤︎
二人を再び繋いでくれた倫のおばあちゃんに、感謝!・:*+.
溺愛モノが読みたくて色々と調べてこちらに行きついたのですが
初恋×再会×両片思いときゅんきゅんがかなりつまった作品でした(*´▽`*)
それぞれの視点からお話を読むことが出来るので
そうじゃないよ!そうじゃない!と言いたくなることもありました。
でも読んでいてイライラしたり、モヤモヤする感じじゃなくて
この二人のすれ違いは微笑ましいんですよね(*´▽`*)
すれ違いにすれ違いを重ねて、あぁ!って思っていたら
カイルが押してくれて、二人は両思いだと言うことが分かります。
その瞬間の二人が微笑ましくて…(*´▽`*)
二人共長い間の両片思いが終わったから嬉しいよね…!
その後はずっとラブラブで読んでてすごく幸せな気持ちになりました。
倫は健気で可愛いし、カイルは倫のことすごく溺愛してるし
二人の幸せなお話をこんなに読ませてもらって良いものなのか…!と思う程でした(*´▽`*)
溺愛モノが読みたかったので、こちらの作品を読んでほんとに良かったです。
古い日本家屋と猫、そして和服やたくさんの料理の描写があって、初恋片思いの透明感と豊かな空気感が心地良かったです。書道の専門的な部分がピンポイントだったのも良かった。
私は木原音瀬さんの「深呼吸」が大好きで、穏やかな谷地さんと一軒家の雰囲気がとても好きで、受けの榛野が「猫にも嫉妬するくらい」という台詞がまた堪らないのですが、この作品も猫にも嫉妬しまくりで可愛いかったので、「深呼吸」が好きな方にもお勧めかと思います。
回想めちゃ長いです。現在のお話から始まり、倫がカイルと出会った小さい頃のお話、小学生のお話、今度はカイルの小さい頃のお話、中学生のお話と、当事者の気持ちの折を残らず書かれているので、なかなか現実の話がすすみません。最後に打ち明けたときにこの回想が活きてくるのですが…長いのでもう少し短くして欲しかった。
猫に嫉妬して相手にマーキングしたり、炬燵でふたり寝たり、海外出張でカードを送ったり、とにかく大人になってからのエピソードが可愛いんです。片思い同士なのに同じことを思っているのが素敵で、どれだけ好きか伝わるしカイルの台詞がデレ可愛い。
そして後半戦の両思いになってからの夜は、作者さんの丁寧な書き方が威力爆発で…
こんなに日をかけて挿入まで至る小説は初めてだったので悶えました。病弱で細いから攻めが心配&優しくするの堪りませんでした…
恋愛話としてだけでなく、二人とおばあちゃんと最後する幸せに関しての会話が素敵でした。減点方式と加点方式だとか、幸せの感度が良いとか、滲みて涙が出ました。
挿絵綺麗なんですが倫が女の子みたいでちょっと萎えました。
甘かった、そして長かった。
切なくて甘くて、そして回想が交互に入り、また切な甘くての繰り返しで。
何度も途切れ他の本を読んでまた戻ってやっと読み終えました。
長い長い両片思いが実り今度は体を繋いで身も心も結ばれたいと頑張る二人も良かったです。
カイルの理性が何度も飛びそうになりながらも、倫を丁寧に慣らしていって。
とっても甘くていいお話なのですが飽きてしまうギリギリでした。
そしてキラキラ王子様で策略家の攻めカイルと天然美人感じやすいまっさらな受け倫。
お互いに大好きで特別で何年たっても忘れられなくて。
設定が揃いすぎてちょっと興醒めしちゃいました。
やっぱり浴衣って最高だな!
和装受けもいいですね。
シリーズ名が付いてるわけではないけど、「お兄ちゃんのお嫁入り」から始まるシリーズ。
「ダメ博士とそばかすくん」でダメ博士・千堂を心配していた大学の友人カイルとその幼馴染のお話です。
本編は時系列的には「ダメ博士・・」から遡ること4年前からはじまります。
スピンオフですが、単体で十分読めると思います。
ただ、本編後の短編で「ダメ博士・・」の二人がちょっと出てくるので、後からでも読んでいたほうが面白いかなとは思います。
それと、受け様の回想中「いじわる偏愛ダーリン」の受け様・睦実が近所の同い年の友人としてちょっとだけ出てきます。「いじわる・・」とは絡みはありませんが知ってると楽しいです。
ちなみに、「いじわる偏愛ダーリン」はこの話の本編開始時からみると3年後の話になります。
幼馴染の一目惚れ同士の両片想いの話です。
お互いが相手のことを意識しての行動を、「自分の気持ちが透けて見えてるんじゃ
ないか、だから避けられてるのでは」と勘違いしたことによる長い長いすれ違い。
このシリーズでは初めてだと思いますが、攻め受け両視点で話が進むので、その時々の表情を相手がどう捉えたかがつぶさにわかるようになっています。
<あらすじ>
総合商社に勤めるカナダ人のカイル(攻め)は日本支社に転勤になったのを契機に、幼馴染の倫(受け)の家に下宿することになります。
書道教室の先生をしていた倫の祖母・徳子が老人ホームへ入所することになり、徳子の跡を継ぐことになった倫が一人になるのに合わせて、徳子に誘われてカイルは同居することにするのです。
二人が顔を合わせるのは10年ぶり。
カイルは小学生時代を父親の仕事の都合で日本で過ごし、徳子の書道教室に通い倫と仲良くなったのですが、中学生になるのに合わせて帰国することになり離れ離れになります。
その時にはカイルは倫への恋心を意識しており、その後も夏休みに来日していたのです
が、倫もカイルへの恋心を意識しはじめたため、お互い相手を意識するあまり気まずくなってフェードアウトしていたのでした。
お互い自分の過去の行動が気まずくなった原因だと思っており、カイルは二人で暮らせることの幸せを噛みしめながら自制して、倫はカモフラージュ用の指輪と飼い猫アオの存在に助けられ自分の気持ちを外へ出さないようにしながら二人の暮らしを堪能します。
両視点なので、二人がそれぞれ勘違いしているたび、そんな意味じゃないのに!と焦れ焦れしました。
二人がすれ違うきっかけになったことも、お互い「自分の気持ちがばれた。気持ち悪いと思われているかも」と相手の気持ちを確認する勇気がもてず考えすぎた結果で、同居し始めてからはお互い遠慮しすぎた結果なのでもう少し客観的に見れれば話は早かったのかもしれません。
昔の失敗が二人を臆病にさせていて、10年も会わなかったことから一緒にいるだけでしあわせで満足、という状況だったせいで1年あまりも事態は動かず・・
カイルは良くまあ無防備な倫を前に我慢できたもんだとちょっと呆れ、いや感心しました。
カイルが提案した倫の書家としての仕事で、アパレルメーカーのロゴデザインの仕事がきて、大学時代の友人が仕事相手として登場したことで焦ったカイルによって事態が動きます。
これがなかったらあと数年かかってたかもしれません。
特に大きな事件はないまでも、幼い時に出会い、恋に気づいたのがまだ精神的に未熟だったせいで気まずくなり、再会してもお互いが臆病になって客観的に見れない焦れ焦れの恋でした。
密かに2人のことに気づいていた徳子が同居を勧めてくれたからこそ恋人になれた2人。
徳子には足を向けて寝られませんね。
とりあえず、二人ともお互いが大好きなので切ないシーンもあまりなく、客観的には甘々焦れ焦れな話でした。
間之先生のお話に花小蒔朔衣先生のイラスト、となれば甘くてかわいくて、のお話のはず、と思っていましたが、予想以上の甘さでした。
受け攻め両視点で進むので、両片想いなのはしょっぱなからわかるのですが、両片想いのお話なのに、なんでこんなに甘くて甘くて甘い雰囲気に。
受け様である倫の家に攻め様であるカイルが居候してくる再会ものですが、お互い相手を「かっこいい」「かわいい」と毎度毎度惚れ直していて、でろ甘でございます。
7歳の時に父親の仕事でカナダから日本に来て、倫とは幼馴染のカイル。
この2人の初めましてのシーンの挿絵があるのですが、小さな王子様のようなカイルと稚い倫がめっちゃかわいい!!
2人の同居生活、そのまま1年後になっていて、倫は寝起きが悪くて朝は油断しきったぽやんとした雰囲気だったり、ほろ酔いの安心しきったんふふふーって雰囲気を撒き散らしていたようなのに、カイルってば1年も「待て」キープしてたの!?
すごいな、とおばちゃんは感心しきりでしたよ。
んで、物語の3分の2程でやっと晴れて恋人同士になるわけですが、残りの3分の1分はいちゃいちゃしてました。
最後までつながるのは最後の1回だけでしたけど、(あ、もちろん1回では終わらず2回目突入してましたけどね)その前の慣らすのにもたっぷり時間もページも使ってました。
このえちシーンも受け攻め両視点であるのですが、これがものすごーくよかった。
甘々のとろとろを十二分に堪能させて頂きました。
「ずっと蜜月暮らし」では「ダメ博士とそばかすくん」の2人が倫の家に遊びに来たのですが、カイルと博士がお互い自分の恋人をホールドしてちゃんちゃん、みたいなお話でふへへって笑っちゃいました。
両片想いでもしあわせ暮らしだった2人、恋人同士の同棲生活の今はどんなにか甘くてしあわせいっぱいの暮らしぶりなのやら。
にやにやがとまらないのでした。
そしてまた、どの挿絵も甘く、優しく、とてもステキ。
甘い甘い糖度100%の2人に花小蒔先生のイラストが更に甘い花を添えて下さってました。
溺愛もの大好きなので、こちらまでこそばゆい気持ちになってしあわせな気持ちになれる1冊です。
フェイクのステディリングという題材が好きで読んでみました。
一目で相手が想像を膨らませてくれるいいアイテムですよね。
匂わせアイテムから切ない方向を期待していたのですが…
感想は…色々な意味で甘いなーと。
まずは単純にラブ度としての甘さ。
最初から最後までお互いがお互いのことを好きすぎます。
「友達としての同居」としながらも、距離感は常に麻痺してます。
スキンシップ過多はもちろん、初日からお口の中をフーフーしようとしてます。
最初から最後まで新婚さん的しあわせオーラ出まくりです。
攻も受もお互いを甘やかしあっていて、これはこれで微笑ましいですね。
ハイスペック求愛系外国人幼馴染×和装天然系華奢天使幼馴染です。
「友達同居」のままでもそのうち一緒にお風呂入ったり、同衾しそうな雰囲気がいたるところにあります。
二つ目が展開の甘っちょろさ。
いい意味でも悪い意味でも想定外のことは起こりません。
登場人物たちを幸せにするためだけの展開です。
当て馬、悪役もいません。
葛藤もあるように見えて、さほどないです。
同居生活も安定してするっと1年後になっていますし。
仕事もどんどんうまく行きます。
攻の長期出張で受が寂しさを募らせる…的な展開も無いわけではないのですが、不思議と哀愁漂いません。
そして読者への甘さ
受攻両視点で交互に進んでいくので、お互いの心情丸わかりです。
これはこれで読み手はわかりやすいのですが、
その行動の心理は?実際はこうなんじゃないか?こういう気持ちで接していたの?とか隙間を想像して埋めていく能動的な読み方ができません。
とにかく親切丁寧に説明してあります。
よって後から読み返してこういうことだったのか!的な驚きもほとんどなく。
わかりやすい受とわかりやすい攻とわかりやすい設定と文章。
読書の難易度も甘口です。
全体的な甘さがこの作家さんの味だとは重々承知なのですが、
せっかくフェイクの指輪というアイテムを使っているのでもう少しだけでもアイテムを生かすようなスパイスが欲しかったです。
クールで表情が読みにくい受にするとか、攻め視点だけで進行するとか。
甘口好き、初心者さん、一瞬でも悲しい思いは嫌!猫大好き!な方にはお勧め。
スパイスや切なさメインで楽しみたい方にはちょっと甘口すぎるかも。
ビックリするくらい甘々でした。
倫とカイルの目線で交互に語られるので、2人が両想いなのは初めから分かってます。
しかも登場人物が他に倫の祖母くらいだし、当て馬とかも特に現れません。
それでも両想いと分かるまでが長いので、ちょっと中弛みしてしまいました。
題名通りの「しあわせ片恋暮らし」でした。
でも出来るならば当て馬がカイルに絡んで来て、それをカイルが排除して倫を選ぶ的なメリハリがあるお話が読みたかったと思いました。
間之あまの先生×花小蒔朔衣先生のタッグ作品!!!!!!!!!なんてお久しぶり。狂喜乱舞+号泣で購入。間之先生、甘いのは勿論ですが、今回は(も?)期間が長かったー。もうちょっとコンパクトになってた方が嬉しかったかなと感じてしまったので、萌よりの萌2にしました。本編300P超+後日談6P文章+挿絵1P+あとがき。過去作とはゆるいつながりのみなので、これ単品で問題なく読めると思います。
春を迎えた趣のある古い日本家屋に住む倫(りん)。長く一緒に暮らしてきた祖母が施設に移り住み、子供の頃の大の仲良しを下宿人として迎えます。日本語ぺらぺら優秀カナダ人で、商社の支社長補佐として赴任してきたのですが、問題は、倫が昔からカイルの事が好きだったということで・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受けの祖母、猫のアオ(♀、人語を解している模様)、むーくん(いじわる偏愛ダーリンの受け)、最後のSSでダメ博士とそばかすくんのカプ、受けの大学時代の友人(染谷)とその上司(夏木)(高星先生とのシリーズ、スプリンセ関係者?)ぐらいかな。
**好きだったところ
あーーーーーーーーーーーーーーーーまい!久しぶりに「初恋ドラマティック」を読み返しましたが、あちらのフランス人(攻め)に負けるとも劣らない当作の溺愛げろ甘カナダ人・・・・すさまじい(笑)。絡めとられたらもう逃げ出せませーんというような、でも嫌なねったり感ではなく、我慢できずにすり寄って行ってしまいそうな甘さ(私は金髪碧眼好き)。
誤解から気持ちが摺り合ってなくて、二人して「大切な友人!」を頑張って演じているのですが、端々ににじみ出るクソ甘さ。それがまた波状攻撃というか割合長いこと繰り返されます。いざ思いが通ったら、そっから延々らぶらぶ甘々いちゃいちゃ・・・おこたで寝ている攻めの背中に倫がすり寄るシーンは、きゃあああと悶えること間違いないのでは。(個人的見解)
頼りないだけではなく、一本筋通っている様子の倫でしたし、大切にしたいと一生懸命紳士らしく振舞っているカイルでしたので、攻め受けとも好感度大でした。
スプリンセ関係者と思われる方が出ておられるのも、最後のSSで博士とそばかすくんがちょろ出しているところも、嬉しかったです。
間之先生ならではの甘さを存分に堪能できるお話なので、糖分補給に是非どうぞ。それから花小蒔先生。挿絵有難うございました!これからも是非是非挿絵のお仕事なさって下さいませ・・・
今回は日本支社勤務で来日するカナダ人商社マンと
祖母の書道教室を継承した書道家とお話です。
2人の出会いから再会して結ばれるまでと
恋人になってからのラブラブな後日談SSを収録。
受様は持病があるわけではありませんが、生まれた時から虚弱な
子供でした。母親が亡くなると、父親は受様を連れて実家の祖母
を頼る事にします。
祖母は習字教室を営み、5才の受様も指導を受けますが、今朝の
受様は起きた時から熱があって寝て、昼食後は寝ている事に飽き
お気に入りの縁側で寝間着の浴衣姿で過ごしていました。
そよ風を気持ちよく受けていると、外人と思われる家族連れが訪ね
て来ます。受様が縁側から彼らを見ていると、キラキラ金髪で青い
瞳の男の子に、にこっと笑いかけられて受様は頬が熱くなります。
受様が王子様みたいと思ったこの男の子こそが今回の攻様です♪
攻様は父親の仕事の都合で来日します。インターナショナルスクール
に通う事は決まっていましたが、長男の友達つくりをしつつ、日本の
伝統文化に触れさせようと受様の祖母の習字教室を訪れたのです。
攻様は翌日から翻訳機能付きのタブレット持参でやってきて、祖母の
協力を得ながら驚異的な速さで日本語を吸収し、約1月後には受様と
直接意思疎通できるまでになります。
そうして2人は仲良くなっていきますが、攻様が初等部を終えるタイ
ミングで帰国することになります。寂しくて悲しくて泣き出した受様
に攻様は手紙のやり取りと夏の長期休暇には訪れる約束をしてくれ、
受様はそれを希望に攻様を見送ります。
しかし、ある出来事がきっかけで攻様の夏の来日と文通は途切れてし
まいます。受様は攻様への恋心を消せないまま24才となりました。
今は祖母の習字教室の助手として金茶の毛並みの可愛い愛猫と暮らし
ていますが、一昨年古希を迎えた祖母は高齢者向けのシェアハウスで
余生を過ごす事を望み、4月からは愛猫と2人暮らしになる予定です。
そんな時、商社務めの攻様が春から日本支社に勤務になり、部屋を
探していると知った祖母が祖母宅に下宿したらどうかと誘った事から
受様は攻様と1つ屋根の下で暮らすことになるのです♪
攻様が祖母家にやって来る日は祖母の心使いで彼女が家を出る日と
なり、祖母の荷物を運び終えた午後、玄関のチャイムが鳴り響きます。
出迎えた祖母と話す攻様の流暢で穏やかな日本語は、変わらず受様の
胸を甘くときめかせ、目があった攻様は大好きだったころの面影を
残したまま魅力的な大人の男性になっていました。
攻様は屈託なく幼馴染との再会を喜んでいるように見え、胸が苦しく
なる受様でしたが、かつての様な失敗をしなければ昔のように仲の
良い友達同士に戻れるようにも思います。
果たしてこんな2人の同居生活の行方とは!?
お互いが初恋だった2人が再会して恋を実られるお話になります♪
はっきりしたシリーズ名は有りませんが『お兄ちゃんのお嫁入り』
から始まるシリーズの最新作になります。単巻読み切りシリーズです
が、新作には必ず既刊キャラが顔を出すのも楽しみなのですよ。
本作も本編中に『いじわる偏愛ダーリン』の受様が2人の幼馴染として
『ダメ博士とそばかすくん』の攻様が攻様の友人として登場し、続編
ではカップルでしっかり絡んで楽しさ倍増でした♪
お話は両視点で進み、同じ出来事が寮視点で語られる為、2人が昔から
お互いに惹かれ合っていた両片思い状態な事は早い段階でわかります。
受様はおっとりしたニブチンさんです。攻様への恋心が溢れないように
するの精一杯で攻様の好意には全く気付きません。素敵な攻様がまさか
こんな自分を好きなはずがないと思っているのですよ(笑)
対する攻様は自制心の強い紳士です。受様が嫌がるようなことは絶対
しない、というかしたくないと思うほど受様を大切に思っています。
でも受様を諦めたり、他人に譲る気などさらさら無いから受様の隙を
みてせっせとスキンシップ&アプローチするのです。
受様の友人であるデザイナーや攻様の友人である学者の登場などで
悶々したり、ジレジレしたりしながら、2人がお互いの恋心を知るまで
たいへん楽しく読めました (^O^)/
熱い唐揚げに口の中を「ふーふー」しようとしたり、出勤前に玄関で
猫毛をコロコロされてコロコロ仕返す日課も甘~い、甘すぎる!!
どう見てもラブラブな恋人同士なのに、本人達だけが判ってないという
すれ違いが本作の一番の楽しみどころですが、攻様が書道家としての
受様の感性や仕事ぶりも買っていて仕事相手としても良き関係を作って
いく展開もすごく良いなと思いました。
恋愛だけじゃなくてお仕事もちゃんとしてるのです (^-^)v
今年もルチルレーベル連動フェアが開催されます。間之先生も番外編を
書かれるようですので、興味のある方はルチルHPもチェックしてね。
今回は続編に登場するカプの馴れ初めとなる『ダメ博士とそばかすくん』
をおススメしますね。本作の攻様が過保護になる理由も判りますよ(笑)
間之せんせいの本はずっと作家買いです。安定の甘々、優しい話でした。片思いですが切なすぎず、猫もかわいい。ほわほわした気持ちになりたい方にオススメしたいです。
しばらく離れていた幼馴染のカイル(攻)が、日本に帰ってきた。倫(受)の自宅に下宿することになり、昔から片思いしていたカイルにドキドキしながら、恋心を隠しながら過ごす事になり…。
お互い両片思いなのですが、2人ともとても穏やかで紳士な攻めとおっとりさんの受けなので、安心して読むことができます。また、お話の中でも活躍してくれる倫の飼い猫が登場しますが、カイルが猫のことをプリンセスと言うのも個人的に大好きです。
また、カイル目線もあり、倫が可愛くて仕方がない様子がよくわかり、そこも萌えポイントです!可愛て仕方がなさすぎて、大事にしているんですがえっちの時には意地悪になっちゃうところもカイル目線で読めます。
5月の疲れている今にぴったりな、癒しなお話です。
甘々が読みたい、穏やかな空気感に触れたくて安心感を求めて手に取り、安定の超絶甘いカッポーに癒されました。
こんな穏やかな二人にどんな転をもたらすのかと思いましたが、ふたりらしいきっかけで目出度く両思い。
うまい采配です、流石間乃先生。
相手のことを思いやり過ぎた結果、好きなのに物理的、または精神的にも距離を置こうとするキャラクターが元より大好物で、溺愛系攻め様と健気な受け君という、これまたどんぴしゃ具合。
特に攻め様のカイル視点で、いかに受け様の倫が可愛くて可愛いのか、ありとあらゆる面から描き尽くされているのが、糖度を更にあげています。
送った絵葉書を大事に飾られていたら、そりゃ悶えたくもなりますよ。
送る文面にも注意を払って、丁寧に記す場面も、カイルの深い倫への想いを感じ、私の胸にもズドンと刺さりました。
カイルは倫を、ガチで目に入れても痛くないレベルで可愛がっているのに、でも欲で目を眩ますことはなく。
相手のことを心の底から大事にしたいという一心で、誠実に接するカイルが、天晴れでした。
本当に好きなんだね、と納得させられるようで。
自制心というか、我慢強さが半端じゃない。
目の前に餌があると思わず食べてしまうのが本能なら、カイルのそれは理性によって従順に手懐けられていました。
以前ちるちるさんの記事で、BL読み慣れてるからこそ読める漢字云々について読んで、確かに早々に分からない漢字無いなーと思っていたところの、ムベなるかな、に思わずグーグル先生呼んでしまいました。
BL読んでてもまだまだ分からない意味があって、ちょっぴり安心感を得てしまった本なのでした。
溺愛といえば安定の間之さん。今回は両視点交互で珍しい。と思ったら両片想い全開だった。
すれ違いものは基本、どっちがが悪いと苛つきながら読むんだけど、これは
お互い大好きすぎて距離感狂うっていう。
割と穏やかな二人です。派手な波風は立たない。
でもすげーと思ったのはカイルの、倫が嫌がることは絶対にしないっていうスタンス。
ちょうど受への扱いがひどい本(レビューしてない)を読んだ後だったのでほんと、和んだ。
嫉妬するけどこじれない。
彼は君の想い人なの?って真っ正面から本人に聞くの、簡単そうでいてなかなかできないんじゃないかなと。
その辺の有象無象の攻なら黙って荒れて酒でも飲んで何かひどい事をやらかす。
他人に迷惑かけるくらいなら恥を忍んで正直に、って倫も潔い。その辺の有象無象の受なら良かれと嘘ついてよけい拗れてる。
おっとりしつつも悪い方向に行きそうなフラグを叩き折ってくからしわあせなのなこのふたり。
エロは大事にしすぎて逆に意地悪。そこが良い。
気力が疲れたときにおすすめ。
作家さん買いです。
表紙のほんわか感・攻めが外国人ということで日本人にはない甘さが期待できそう・ということで「甘さ」を期待して読んだけど、期待通りというか期待以上に甘かったです。
幼馴染の再会ものです。
好きだった幼馴染・カイルが日本赴任に伴い、自宅に住まわせることになってドキドキの倫(受け)。
だけどその昔、意識しすぎて不自然になった事から、予防線として恋人がいるフリをするのだけど、両片思いなのが初っ端からダダ漏れしてるので安心して読めます。
揚げたての唐揚げを口に入れて、あつっ!!となった倫に対して「ふーふーするから口開けて」ですよ。
もう、恋人同士でもないのになんなのコイツら♡ってな感じ。
そして章ごとに視点が切り替わるので、ただただ甘酸っぱい両片思い状態をニヤニヤしながら見守ることができます。
特にカイル視点は要約すれば「倫がかわいすぎてヤバイ」というやつで、カイルから見た倫のかわいさがこれでもか!と描かれていて、本当に甘い。
両片思いの状態でもこんなに甘いのだから、恋人同士になったら地球が溶けるほどの甘さになるんだろうなぁとしか言いようがない甘さだし、実際、本当に溶けるほど甘かった。
こんなに「(倫が)可愛い」って単語が登場する作品もないだろうし、カイルの脳内では、倫と書いて可愛いと読むみたいな感じになっちゃってるとしか言えない。
幼い頃から仲良しだった二人が疎遠になっちゃったきっかけというのも、その昔、恋心を抑え切れなくなったカイルが倫にキスをしちゃって‥‥という微笑ましい限りとしか言いようがない甘酸っぱいやつ。
倫は自宅で書道の先生をやっている事もあり、日常的に浴衣や着物などを嗜む黒髪の大和撫子系です。
攻めのカイルはキラキラ王子様なんだけど、倫と和の世界をこよなく愛する男で、日本家屋でこたつ囲んで日本酒をチビチビ嗜んだりしてる様子が微笑ましい限りだし、二人まとめていちゃこらかわいい。
襖一枚隔てた隣同士の部屋でそれぞれ寝泊まりしてるんだけど、よく1年間も手を出さずに我慢しつづけたなぁ、しかもたった襖一枚という防音皆無のあってないような境界線で……と感心してたら、このカイルはとっても我慢強い攻めで、両思いになった後もカイルを受け入れることが出来るようになるまで、日数をかけて順を追ってじーっくりと慣らしていくんです。
倫のほうから「してもいいよ」と誘われても、受け入れる倫の負担などを考えて、まだだからとグッと待てるところに深い深い愛を感じたなぁ。
そして、ようやく一つになれる日が読んでて待ち遠しいったらなかったし、もうとにかく甘かった。
このシリーズは(と言っても、まれにちらっと別キャラが登場する程度なので、他を未読でも全く問題なし)くっつくまでの紆余曲折を楽しむのではなく、タイプは違えど攻めに丸っと愛されるという安定のお約束芸を楽しむ感じだと私は思っているので、これよ!これ!感に満たされました。
そして電子派に朗報が!
今までこのシリーズ、イラストは表紙だけだったけど今作から挿絵も入ってますー!!
挿絵も素敵だった。
過去の作品(ダメ博士とそばかすくん、お兄ちゃんのお嫁入り、嘘つき溺愛ダーリン、いじわる偏愛ダーリン、おとなりの野獣さん)は、5月17日現在、残念ながら挿絵はないけれどいつか収録更新されるといいなぁ。
激甘な初恋再会ものです。
「ダメ博士とそばかすくん」の関連作ですが、単品で問題無く読めます。
で、こちら、とにかくめちゃくちゃ甘いです。
もう、どのページをめくっても、ひたすら甘々です。
もしくは甘酸っぱいです。
痛い展開無し、辛い試練無し、切ないスレ違い無しで、延々と甘過ぎるじゃれあいと、甘酸っぱい両片想いを楽しめちゃいます。
そんなワケで、山あり谷ありの作品がお好きな方には物足りないかもしれませんが、個人的にはめちゃくちゃ楽しく読めました。
内容ですが、初恋相手のカナダ人・カイル×書道家・倫による、超甘々な初恋再会ものです。
自宅の古い日本家屋で、習字教室をして生計を立てている書道家の倫。
10年ぶりに再会する初恋相手・カイルと、下宿と言う形で同居する事になります。
未だに恋心を抱き続けているものの、過去に意識しすぎて気まずくなってしまった経験から、自分には恋人がいるふりをする事にしますがー・・・と言うものです。
まず、こちら、おっとり繊細な美人・倫に、紳士的な王子様で意外と甘え上手なカイルと言うカップリングになります。
父親の仕事の都合で日本にやってきたカイルと、倫は幼馴染みとして優しい時間を過ごしたんですね。
しかし、小学六年生の時にカイルから突然キスをされ、自分の恋心を見抜かれたんだと気まずさから避けるようになる倫ー。
更に、年頃の恋愛話が煩わしかった彼は「詮索よけ」用の指輪をしていて、それを見たカイルが恋人が居るんだと誤解して・・と言うのがこれまでの経緯で。
こちら、両視点で進むんですね。
で、もう早々に二人は両想いで、過去のキス事件も倫の誤解だと分かります。
いや、カイル視点がたとえ無くても、明らかにカイルは倫にベタ惚れじゃんと丸分りで。
まぁそんなワケで、要は可愛すぎるスレ違いにニヤニヤしつつ、二人の甘々な両片想いをひたすら追って行くと言う形なんですけど。
ややこしかったり切ない展開もゼロのまま、二人は誤解が解けて結ばれてって感じで。
これ、ストーリーだけ見るならシンプルで、やや面白みに欠けるんですよ。
が、とにかく二人の甘々な同居生活だったり、その中で繰り広げられる両片想いが可愛くてですね~。
何だろう・・・。
しつこいですが、もうめちゃくちゃ甘いんですよ。
日常の一つ一つが。
新婚さんの如く二人で料理し、一緒に晩酌をしちゃったりする。
倫は書道家と言う仕事がらと、過去にカイルから和装を誉められた事もあり、よく和服なんですよね。
こう、着物でほろ酔いの倫ですが、めちゃくちゃ可愛いんですよ。
で、そんな倫にムラムラするカイル。
ついでに、寝起きで浴衣が乱れた倫にも、ムラムラするカイル。
これ、倫の方でも、スキンシップ過多でやたら構ってくるカイルにドギマギしちゃって、必死で平静を装ってるんですよね。
いや、カイルは王子様然としたジェントルマンなんですけど、意外と策士でもあって。
こう、上手に甘える事で倫に自分の要望を通すみたいな。
悪い男だな~、みたいな。
と、こんな感じでですね、もうひたすら甘いんですよ。
大げさじゃ無く、どのページめくっても甘くて甘くて悶絶なんですよ。
これでもかと激甘なんですよ!
個人的にですね、こういう激甘作品が、とにかく大好きなんですよね。
切なくて身悶えたり、心配で気持ち悪くなったりする事無く、ひたすら安心して甘々に浸りたいんですよ。
ついでに、イチャイチャしてるのも読みたいんですよ。
まぁそんなワケで、めちゃくちゃ楽しくて仕方ない作品でした。
ところで間之作品ですが、可愛い作風でありながら意外とエロが濃厚だと思うんですけど。
今回も不慣れな倫がカイルを受け入れられるようになるまでを、ページをたっぷり使ってエロ可愛く綴られてます。
個人的に、受けが無意識の言動で攻めを煽ってしまうと言うパターンが大好物なのです。
今回も「それ以上おっきくしないで・・・!」とか言っちゃって、カイルが理性を総動員させてるのに萌えまくりました。
そのセリフな~。
いつもツッコミを入れてるんですけど、逆効果なんだよ!!
最後にSSがございまして、「ダメ博士~」の二人が読めます。
チラッとだけですが、小学生の睦実も出演なのでどうぞお楽しみに!