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kyou hana no gotoshi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
主人公の成瀬玲司(受け)は兄が急死したため、大学を中退し成瀬組の後継になった。
玲司の世話役になった菊地崇(攻め)と一緒に、離れで居食住をともにすることになる。
玲司はヤクザなんかには見えない、天然で素直な可愛い子だ。
後継者としてやっていけるのかちょっと心配するところだが、やはりそこは菊地がいるから大丈夫なのかな・・・。
心配しちゃうほど、ぽやっとした感じの玲司です。
菊地は自分の身を犠牲にしてでも玲司を護ると言うが、それは後継者だから言った言葉ではないだろう。
怖い顔してますが、玲司の事を溺愛する1人の男です。
ヤクザものでしたが、痛いわけでもないし本当におもしろかった!
スピンオフも収録されてますが、そちらもおもしろい!
全ての作品があまあまでおもしろかったです。
亜樹良のりかずさん初の単行本です。
この頃から画力があって、カッコいい絵です。
男らしい絵が素敵な亜樹良さんですが、特に注目は顎鬚の男達!(笑)
もうそこに目が行って仕方ありません(いえ、私の個人的嗜好なんですが・・・)。
受けは猫系の受けが亜樹良さんの漫画には多く登場すると思うのですが、これもそうですね。「恋虜に咲かせて」の受けはモロ猫系。可愛いんですけど。
表題作の受けは生粋のヤクザの家に生まれながら、ほんとに普通の男の子。
家の関係でちょっとは男らしいかな?とは思ったんですが、心は乙女ですね。
攻めの菊池がその分男らしいので、バランスはいいのかな。
任侠モノでは気に入っている作品の一つです。
表題作シリーズ以外では短編が2作品。
「恋虜に咲かせて」は表題作シリーズに脇役で登場したヤクザさんが主役。
「始まりは恋人役」は社長と社員のお話です。
全部で4つのストーリー入り。
1つめのお話が表題のお話ですが、面白かったです。
1冊に3つですから、ちょっぴり短めですけど、
その中に、次期組長誘拐や第3者出現による嫉妬など
ちょっとしたスパイス(?)が盛り込まれていて、
ラブラブな様子も含めてとってもまとまっていました~。
その分、2つ目のお話が少し強引な印象を受けたかな。
3つ目は1つ目に出てきて次期組長にちょっかい出して
フラレた?皓兄が幸せになるお話w
4つ目は、表題と3つ目の2組カップルの
ラブラブなお話で、読んでてずっとニヤけますww
亜樹良さんの作品は初めてだったのですが、
絵はキレイだしカッコ良いしとても読みやすかったです♪