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baraburo buromance
一途なゲイ×チャラいふりして実は…なゲイです。
タイトルに「ぶろまんす」と付いていますが、がっつりBLです。
設定としては、恋人を取っ替え引っ替えの受が、実はずっと攻に片思いしていて…という、よくあるパターンではあるのですが、作品としての雰囲気が真っ直ぐで良い意味で奇を衒った感じがなく、荒削りな作画ともマッチしていて、とても好印象です。
(やたら上から目線な表現になってしまい本当に恐縮です…)
画力はすごく高いとは言えず、少し崩れているように見えたり線が硬いと思えたりする部分もあるのですが、この手の絵柄が大丈夫なら、そこまで気にならない程度かと思います。人物の描き分けがしっかりしているところは素晴らしいですし、それに決めゴマの受の顔はばっちり可愛く描かれています。
また、エロの作画には目を見張るものがあります。特に攻の巨根の存在感がすごかったです。
何より作者さんの「こういうものが描きたい!」という情熱が伝わってきて、読み手として思わず、これはレビューを書かなきゃ…!と筆をとった次第です。
ストーリーは攻視点で、ゲイ友(受)と温泉旅行に来たら、酔った勢いでうっかり秘めていた思いを打ち明けられてしまい、それ以来、友達のはずなのに無性に気になって…というところから始まります。
受が忘れていったコートで自慰をしてしまったり、受が他の男といるのを目撃して思わず突き放すようなことを言ってしまったり…受の思わぬ告白から、攻の日常はめちゃくちゃに(笑)。これぞ恋ですよね。
攻の男前な性格が伝わってきましたし、受も可愛げがあって、2人とも親しみが持てました。
ようやく想いが通じ合い、身も心も1つになった後の、受の照れ隠しのセリフと、それに対する攻の返しに、愛が溢れていました。
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