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何度でも、私は君に恋をする。
Mr.Arthur Rutherford no yuruginai oijo
アーサー・シリーズ第四作目、愛と感動の完結巻になります。
今回も超甘々~と書きたい所ですが、実は二人のスレ違いがかなり深刻なんですよね。
アーサーが記憶喪失になっちゃいまして。
いやもう、どこが「揺るぎない愛情」だよ!! このクソ野郎!!!
と、中盤はかなりイラつく部分ございますが、そこから怒涛の萌えが待ってたんですよ。
失礼ながら、記憶喪失ネタとしては完全にテッパンの流れでして、新鮮味は無いんですよね。
が、何度でも恋に落ちちゃうみたいなアーサーの心情にめちゃくちゃ萌えちゃいまして。
ある意味、BLの最大の見処である「二人が恋に落ちる」過程を、もう一回楽しめちゃって超お得!!みたいな。
うん、結局、記憶を無くしてもアーサーはアーサーである限り、トキを愛さずにはいられないんですよ。
二人の愛は困難を乗り越えて、更に深くなりましたよ。
なんなら、アーサーの変態度も更にパワーアップですよ。
内容ですが、世界を股にかける超エリート・アーサーと、元教師で日本人の恋人・時広による、超甘々な恋人ライフで今回は記憶喪失ネタです。
恋人になって一年。
二人で夏期休暇を過ごすべく、フィンランドを訪れた二人。
まるで新婚旅行のような甘く幸せな時間を過ごしますが、アーサーが交通事故に巻き込まれて記憶を無くしてしまいー・・・と言うものです。
まずこちら、序盤はめちゃくちゃ甘いです。
湖のほとりに立つ静かなコテージで、二人だけの時間を満喫するアーサーとトキ。
えーと、アーサーですが、名倉作品中でも一、二を争う超溺愛攻めなんですよ。
今回も静かな湖畔で二人だけの世界って事で、もう最高に燃え上がっちゃってまして。
要は、歯止めが効かなくなって終始エッチ三昧。
毎晩トキを抱き潰し、そのせいで寝不足なトキがうたた寝でもしようものなら、その姿を見て「可愛くてたまらない」とまた欲情する。
いやもう、序盤から飛ばしまくりですよ。
がここから急展開。
仲良くなった近所の子供を庇い、アーサーが車にはねられてしまうんですね。
で、目を覚ましたアーサーにはこの一年の記憶が無く・・・と続きます。
元々アーサーですが、最初は結構、嫌なヤツだったんですよ。
今でこそ、トキにデレデレでヤニ下がった超溺愛攻めですけど。
目を覚ました彼はですね、自分の好みからは大きく外れているトキが自分の恋人だと知り、不快に思うんですね。
で、超冷たい態度。
こんな野暮ったい男が恋人なんてと、恥ずかしく思うー。
いや~、腹が立つわ。
めちゃくちゃ腹が立つわ。
トキがそんな酷い態度を取られても健気にアーサーを支えようとするだけに、張り倒したい程、腹が立つわ。
知られないようバスルームで一人、涙をこぼすトキが切なくて切なくて・・・。
が、ここから超萌えまくりの展開。
二人をおもんばかり、アーサーの兄・エドワードが別荘に滞在する事になるんですね。
このエドワードですが、超思いやりがあるいい男なのです。
恋人であるアーサーの冷たい態度に傷付くトキ。
そんなトキの気持ちを思いやり何かとフォローして優しく接するー。
すると、その二人の様子を見て、何故か強い苛立ちを感じるアーサー。
エドワードが親しげにトキに触れようとすれば、衝動的に止めてしまう。
そして、トキが自分に怯えた態度を見せれば、エドワードにはあんなに可愛い笑顔を見せるのにと、強く苛立つ。
で、自分の感情の動きが理解出来ず、更に苛立つ。
おおおーーーい!
それ嫉妬って言うんだよ!!
えーと、何だろう・・・。
こんな感じでですね、記憶は無いのにやっぱりアーサーはトキに惹かれるんですよ。
何気ないトキの仕草、優しい笑顔、そして声ー。
そんな一つ一つに、どうしようもなく心を動かされるんですよ。
このアーサーの心情の動きが丁寧に綴られてまして。
もう、記憶喪失ネタ好きとしては萌えて萌えて仕方ない!
で、そんな日々を過ごすうち、徐々にトキと打ち解けて行くアーサー。
何故かトキを抱きしめたくて堪らず、唐突に「抱、抱きしめていいか」と言ってしまう。
そして二人はキスを交わすと、アーサーに突然、酷い頭痛が起こりー・・・と続きます。
う~ん・・・。
しつこいですが、記憶喪失ネタとしてはテッパンなんですよ。
超セオリー通りなんですよ。
が、このアーサーの変化にめちゃくちゃ萌えちゃって。
また、自分の辛さは飲み込み、真摯にアーサーを支えようとするトキの健気さにもグッときちゃって。
試練を乗り越えて更に愛を深める二人の姿に、すごく感動しちゃうんですよ。
ところで、デレデレに戻った終盤のアーサーですけど、変態度もアップしています。
例の十円ハゲの件で、アーサーは毎日トキのアンダーヘアを剃毛しています。
いや、完全にプレイの気もするけど。
今回、記憶喪失になった事で、その剃毛は二週間程お休みになるんですよね。
で、その生えかけのアンダーヘアを見たアーサーの反応!
真顔が怖いっちゅーねん!
ガン見しすぎだろー!!
ついでに、お約束ではありますが、「記憶が無い自分に嫉妬」にも萌えちゃいました。
と、フィナーレを飾るに相応しい、とても素敵な作品でした。
この二人が読めなくなるのは寂しいなぁ。
ところで、エドワードのスピンオフとかありそうな雰囲気ですよね?
このシリーズ大好きなんですが、4巻目です。
3巻で喧嘩をしてしまったアーサーと時広。
日本に単身、帰国してしまった時広をアーサーが
追いかけてきて無事仲直り。良かった良かった♪
さてそんな3巻のラストで計画していたバカンスに旅立った二人。
フィンランドでいちゃいちゃバカンスを楽しみます。
お互いの愛を確かめ合う二人ににこにこですが・・・。
アーサー、ダメじゃん・・・・!!!
まさかのアクシデントがあり、頭を打ったアーサーは記憶喪失に!
時広のことをまるっと忘れ、時広が恋人だということに
驚愕し、嘆きます。
そう、1巻で初めて時広に会った時のアーサーになって
しまったのでした。
「こんな貧相な日本人、好みでもなんでもない。私はなにか
弱みでも握られて、恋人にしてしまったのだろうか」
こんな暴言を吐きまくり、秘書のエミーは大激怒。もちろん読者たる
私も激怒ですぞ。アーサー。頭を打ったくらいで時広を忘れるたあ
情けない。情けないですぞ~。
時広は、こんな貧相な日本人が恋人だと~?と混乱するアーサーに
控えめに健気に接します・・・。
恋人とは思えないとつっぱねるアーサーに身の周りの世話をしたい
嫌じゃなかったらと申し出る時広。
冷たく横柄な態度のアーサーにおどおどする時広。
つい普通に接してくれるアーサーの兄、エドワードの慰めに
涙が出そうに・・・。
そうすると忘れんぼのくせにアーサーがイライラ。
時広が涙目になると余計イライラ。
自己嫌悪を感じつつもいやな態度をとってしまうアーサー。
でもいろいろあって、記憶喪失のアーサーと時広の距離は
縮まります。ラブシーンもあるよ☆
さらに事件が起こり、無事アーサーの記憶は戻るのですが、
よくある記憶喪失中の数日間のことは忘れてしまったアーサー。
記憶が戻り、愛を確かめ合う二人ですが、記憶喪失中の自分と
時広が触れ合ったことが気に入らないアーサー。
セルフNTRです(笑)。ちょっぴり浮気しちゃった気がする時広。
可愛い二人です。少女漫画によくある記憶喪失ネタですが、
時広に冷たくしてしまって落ち込むアーサーも良かったですし、
健気な時広が涙するのは本当にかわいそうでもらい泣き。
記憶が戻ったアーサーの超懺悔も良し。エミーの策略も本を読んで
お確かめください。
あとがきで一応完結と名倉先生はおっしゃっておられますが、
続けて欲しいなあ。ハリー×大地カップルの話も読みたいし。
同人誌ももちろん、即買いしますけど、商業誌のほうが入手しやすいし、
先生にも還元できると思うし。
もっとシリーズ続けてくださいませ~とお願いしつつ、大変良いお話でした。
先生ありがとうございました。
アーサーシリーズ4作目、最終巻とのこと。寂しいなと思うのですが、その感情を全てぶっとばす、アーサーの変態っぷり!!!!!電車の中で笑いの衝動をやり過ごすのがとっても大変だった・・・お話としては王道だろうと思いますが、アーサー好きすぎるので神。受け限定で変になる人って大好き。本編240P弱+あとがき+逆月酒乱先生のあとがき。
3作目の舞台だった日本からようやく北欧でのバカンスへ向かった二人。食料を買い込み、湖畔にあるラザフォード家の別荘で二人っきりでずーっと手を替え品を替えゆったりまったりしっぽり。ある日、別荘の管理をしている夫婦の孫息子を気晴らしにと買い物に連れて出たのですが、飛び出してしまったその子を庇ってしまったアーサーが事故にあってしまい・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
管理人さん夫婦とその孫息子、攻めの秘書エミー\(^o^)/(電話でのみ参戦、ちょっと寂しい)、シロクマハリーと大智(受けの友人)、攻めの兄といったところかな。
**大好きなところ
アーサー、記憶をぶっとばしていても、トキが兄ちゃんと仲良くしてたら、なんかムカムカ怒ってるところとか、なんでかわかんないけどトキのアンダーヘアーに固執するところとか、トキが多少きゃんきゃんいっても、はいはいとさらっと流してあれやこれやで誑し込んで押し倒すところとか、好きなところ、もういっぱい。10円ハゲを「記憶を失っていた時の自分」が先に見たといって怒ったりして、おかしすぎる。
トキはトキで、3作目同様しっかりしていて、アーサーにぷりぷり怒るし、色っぽいシーンで自発的行動見せるところもあるし、アーサーのことが好きだからたとえどうなってもずっと思っているといった様子なところがめっちゃ好き。トキだからアーサーが本気で好きになったって、本当に思います。
エミーはちょっとしか出番ないのに、ざっくりアーサーのことを切って捨てていて、相変わらず素敵♡「トキがなんで恋人なのかわからん」と言う記憶喪失アーサーに「トキの他の新しい恋人なんて見つけられる訳がない」と笑い飛ばしてました。
こんなに大好きなキャラたちにもう会えないのかと思うととっても寂しいですが、また新しい素敵なキャラを先生が生み出してくださると信じて、しばらくの間、彼らとはお別れにします。アーサー、大好き。先生、有難うございました。
完結おめでとうございます。
シリーズで四巻続いたのは初めてという事ですが、プレイボーイだった攻めが好みの対象外である受けと出会い、最初は全く惹かれないものの慎しみ深いトキの良さに少しずつ惹かれ、気づいたら手放せない唯一無二の存在となっているという過程(そして攻めが徐々に受け限定で変態チックとなっていくというところも重要)が丁寧に描かれたこのシリーズ、もっとこの二人を読みたい!という要望も多かったのでしょうね。
私も色々楽しませていただきました。
ありがとうございます。
で、この最終巻。
あらすじに「記憶喪失」の文字が。
アーサーがすっぽり一年間の記憶を、つまりトキと出会う前に戻ってしまうワケです。
トキはアーサーのタイプではないので、トキが恋人だと言われても「この貧相な東洋人が?!」としか思えない。
つまり、あの一巻の初対面の「貧相で子供のような男」というあそこに逆戻りしてしまうワケです。
オーマイガー………っ!!
トキは、記憶を無くして自分を持て余し気味なアーサーのことを良く理解しており、アーサーの神経に触れぬように配慮し支えようと思っているのだけど、それが一層アーサーの神経に触りトキのことを鬱陶しげな目で見てしまうアーサー……。
記憶喪失なので仕方ないとは言え、トキが可哀想でした……。
どこが「揺るぎない」なんだよーーー!!!
揺るぎないどころか、消え失せてるじゃないかーー!!!と。
こんな東洋人のどこに惹かれたんだろう?とイライラしっぱなしのアーサーに「アーサー・ラザフォード氏の初恋クロニクル」とでも言うべきこのシリーズ本(遅すぎる初恋、甘やかな新婚生活、純真なる誓い)を当日便で送りつけて、明日の朝までに熟読しとけ!!!と言いたい気分でいっぱいでした。
でも、三つ子の魂百までじゃないけど、アーサーはアーサーなんです。
トキと自分の兄が仲良くしている様子に、何故かモヤモヤしたり、伏せた睫毛の長さに気づいたり(一巻でもまずそこに気づいてたのでニヤリ)と、また再びトキに惹かれていく過程が丁寧に描かれていてそこが萌えました。
冒頭、二人きりで休暇を楽しむイチャイチャ溺愛っぷりを見せつけておいた後に、読者とトキを奈落の底に突き落とし、そこから再生という展開で、おまけに記憶を取り戻したアーサーは変態度が増しているというオマケ付き。
そして記憶を無くしていた間の自分に猛烈に自己嫌悪に陥るのはもちろんだけど、記憶を無くしていた自分に嫉妬する姿もお約束だけど萌え。
アーサーが記憶喪失の間、シモの毛処理どころではないトキは、生え揃うに従って10円ハゲの箇所も復活。
それを知ったアーサーが
「剃るにしても、一度見てみないとなんとも言えない。
ほら、全部脱いで、脚を広げて、私にすべてを見せなさい。」と真顔でキリっと言ってるんだけど……。
キリっ!!じゃないよ、あんた……ってな感じで笑えます。
おまけに10円ハゲを「この可憐な下草に咲かせた貴重な花」呼ばわりしてて、涙が出るほど笑いました。
過去の三冊の良いところがギュッと一冊に詰まっているようなこの最終巻は神です。
そしてアーサーのお兄ちゃんの幸せも気になるし、まだまだ続いていいのになぁと思います。
大好きなシリーズ、終わってしまって本当に寂しいですが、ここまで見届けられたことへの嬉しさも同時にこみ上げます。
なんとなしに買った一巻を、なんとなく入ったカフェの端っこの席で手慰みに読みはじめて、夢中で読んだ懐かしい記憶がよみがえりました。笑
もちろん今回も、ページをめくる手を止められなくて夜更かし&乗り過ごしかける始末です。きっと読みはじめたら止まらなくなっちゃうので、ぜひ、堪能できる時に読んでくださいね。
さて、アーサーシリーズの醍醐味はやはり溺愛っぷりと主人公カップルの周りの人々の人の良さだと思うんですが、今回もバッチリです。
あらすじにもあるようにアーサーが記憶喪失しているので、物語中盤はえっちな描写はありません。正直、これまでのシリーズ、そして、物語冒頭では「まだやるんか!」と微笑ましく見守りつつ、つっこまずにはいられないくらいだったので、なくなったらちょっと寂しい感じもしますね…。
と思いきや、エンディングに向けて、アーサーの外見からは想像もつかない相変わらずのネッチョリさも楽しめるのでご安心を!
さらに、今回は初出の人物として、アーサーのお兄さん・エドが出てきます。これがまた聡明でカッコいい人で…。2人を見守る姿勢だけで好感度が爆上げです。対比として記憶喪失中の、シリーズ1巻のような冷たさを備えたアーサーが描かれてしまっては、読者的にはコロっとエド派になってしまいます。そんなわけで途中なんかは、トキに対して「もうエドとくっついちゃえば…?」と思ったりもしたのですが、この点、普段表立っているアーサーの溺愛だけではなく、トキ側からの愛を深く感じられました。もちろん、記憶がない中で、困惑と苛立ちに悩みながら、無意識にトキを求めるアーサーなんて、トキにまつわる記憶期間だけを失ってなおそれでも愛しさは失くさないのだから、トキへの愛に手足とえらい整った顔を生やした存在ですよね。そんな悩むアーサー、個人的には、見たかったスーパー攻め様の在り方そのものだったのでシリーズ最終巻にしてオススメ度がカンストしました、、、。
そして!エドも何やら恋のお悩みがあるようではないですか!!!
絶対見たい…お相手紹介してよ先生…!!
何はともあれ、シリーズ完結おめでとうございます!
完結といえど、いつでもまた会いたいキャラクター達でした。スピンオフも期待したいところですし、これからもアーサーやトキたちの幸せな毎日を願い続けます。
本作がアーサー・ラザフォードシリーズ完結だなんて、アーサーの溺愛ぶり、残念攻め様ぶりも見納めなんですね。
前作でバカンス前だった2人、やっと仲良くフィンランドでのバカンス突入です。
四六時中イチャイチャを満喫していた中、アーサーが事故で記憶喪失に。
1年間程の記憶が抜けているアーサーにとって、トキは見知らぬ東洋人。
恋人だと言われても、全くもって好みではない容貌のトキに、信じられなくて戸惑いを隠せない。
事故の連絡を受けてアーサーの兄であるエドワードが駆けつけてくれて、とりあえず3人は別荘のコテージへ。
恋人だという認識がなくても、トキがエドワードが親しげにしている姿を見ると、無意識に嫉妬してしまうアーサーの姿ににまにまです。。
それでこそアーサー( ☆∀☆)
イライラを表に出して、トキを怯えさせてしまってるアーサーに、あぁぁ〜後で後悔するからな〜とムカッ腹立をたてつつ、ほくそえんだり( ̄ー+ ̄)
トキをもっと知りたい、とエドワードが帰って二人きりになってから、即座に行動するアーサー。
結局、秘書であるエミーが言っていた通り、アーサーがアーサーである限り、トキに惹かれずにはいられないって事ですね。
アーサーに対して誠実でありたい、と気丈に接しているトキは、とてもしなやかな強さを持っているんだなぁ。
そして記憶が戻ったアーサーの落ち込みっぷりは、案の定なもので、にやにやがとまりません。
その後のえっちでは、トキの10円ハゲへの執着ぶりを堪能させてもらいました。
『下草に咲かせた貴重な花』って言い方(^_^;)
見たのが、記憶喪失の自分に先を越されたって悔しがっていて。
記憶喪失の時の自分自身に嫉妬する攻め様って、記憶喪失ものの絶対であり大好物ですp(^-^)q
この時のえちシーンのイラストがステキです。
2人の体格差が素晴らしい(///∇///)
バカンスが終わり、日本に寄ってダイチ達カップルにも会って、2人が暮らすNYのマンションへと帰ってくる。
ここで、アーサーからトキへプロポーズ。
きっとこれからも2人、最高に幸せだね、と花束を投げたくなる大団円でした(^-^)
あらすじで知ってはいたけどアーサーの記憶喪失が辛かった。泣けて泣けて。
またアーサーが振り出しに戻るかと思いきや、トキに可愛いとか抱きしめたい衝動がわいて。
無性に兄のエドとトキの親しげな様子にイライラしたり。
きっと何度でもトキに恋をするんですね。
思わずトキの股関をどうしても見たい衝動にかられて。
アーサー・ラザフォード氏の凶暴なほどの愛情?エッチがモリモリでしたね。変態ティック!
恥じらうトキをわけがわかなくさせて味わい尽す!トキが気を失うまで。
お風呂でお掃除エッチも。
相変わらずトキの股関に異常なほどの執着を見せるアーサーでした。
記憶喪失の間の記憶が戻らず自分に嫉妬するアーサーも楽しかったです。
はぁ、これで完結かあ。寂しいですがとうとう結婚までいって感無量です。
楽しいシリーズでした。
や〜〜〜溺愛アーサーの変態っぷりが思ったより加速暴走していて、特に後半大興奮でした…!!笑った。。
「ああ、素晴らしい。美しいハゲだ。剃ってしまうのは惜しいが、やはりトキの股間は無毛が似合う。…(以下略)」
こちら、時広のアンダーヘアをじっくり観察(まさに”観察”!)しながらのセリフでございます。とんだ変態紳士だよ!!
ええと、ストーリー的には、他の方もおっしゃっているように「王道中の王道」。
新鮮さ、なし。(←ひどい)
あらすじは全く読まずに読み始めたのですが。
アーサーが車に接触して気を失った時点で、(あ…これは…まさかBL王道のアレ…?)と、その後の展開が予想できてしまい、正直ちょっとテンションが下がったんです。
記憶喪失になるのって「いかにも!」な感じで、個人的にはあまり好きでなく…ドラマなどでも、登場人物が記憶喪失になるとサーッと冷めちゃったりするタイプです。
でもでも!でもですね。
なんでしょう、真新しさはないのにこの胸のトキメキは…!
(失礼な書き方ですみません;)
時広のことを覚えておらず「こんな男に恋してたなんて信じられない」と面と向かって言っちゃう状態になっていても、結局、また惹かれていくんですよね。
兄のエドワードと仲良くする様子にイライラしたり、よく見るとまつ毛が長いなあと思ったり、急に抱きしめたくなってしまったり…兄に嫉妬し、少しずつまた時広を意識するようになっていくアーサー。
大袈裟じゃなく、本人たちが語る通り”魂で結びついた二人”なんだなあ、と読みながらうるうるしちゃいました。
(※ちなみに、このアーサー兄のエドワードが、めちゃめちゃ大人で包容力のあるナイスガイなんです!!この方のスピンオフ作品もあるとのこと。後で絶対読もう…!)
アーサー・ラザフォードシリーズ、こちらで一応完結なんですね。。寂しい…二日で全部読み切っちゃったよ…
番外編数冊と、アーサー兄エドワードのスピンオフ作品は未読なので、これからはそちらをじっくり楽しんでいこうと思います。
攻めがズブズブと恋に溺れていき、変態になっちゃう様を心ゆくまで堪能できる素晴らしいシリーズ作品でした✨
このシリーズも『完結』なんですね……寂しいなぁ。
つきあった人は数々いれど、これだけのめり込んだのは(『本当に好きになったのは』という書き方が正しいのかも)トキが初めてというアーサー・ラザフォード氏が大好きでしたよ、私は。
何と言っても私は『好きになればなるほどその愛情表現がどんどん変態寄りになって行く』という攻めが大好きでして。ちるちるには「同好の士が多いんじゃないか」と勝手に思っておるのですが、未読の方は本屋さんに、あるいは書籍サイトへGO!
『純真なる誓い』直後のお話です。
雨降って地固まるのたとえの如く『デロ甘』で始まるのですが、あらあら……アクシデントが起きてアーサーが記憶障害に。日本に赴任する直前からの記憶がぶっ飛んでしまいます。で「こんな貧弱な東洋人と自分が恋人?なぜ?」という状態になっちゃうんですね。
トキは可哀想でしたけれど、その分、持ち前の健気さがうるっと来るんですよ。
あとね、私が一番萌えまくったのは、アーサーの『トキのアンダーヘアにある10円ハゲ』にたいする執着なんです。
どこが「こんな貧弱な……」なのよ。
結局、記憶を失ってもアーサーはアーサーなんですよね。
ドラマチックではありますが、全体的なトーンが「悲惨な状況になるはずがない」といった感じなので安心して読み進められ、ラストではその甘さにどっぷりと浸かることが出来ます。
皆さんも書いておられますが、私もアーサーの兄ちゃんが気になります。
誠実で安定感たっぷりで大人の彼は、どんな恋に悩んでいるのかしらん?
溺愛シリーズ、もといアーサーとトキシリーズの完結巻。
追い掛け始めて数日でしたが、最後まで楽しく読める素敵なお話でした。
あとがきで名倉先生も言及されていますが、シリーズで4冊刊行は初めてとの事で。
先生のシリーズものがもっと読んでみたくなる作品でしたね。
出逢いから初恋、愛の巣での新婚生活、初めてのすれ違いと来て、最後はバカンスで終わる。
…かと思いきや、最後は個人的にBLの鉄板ネタだと思っている記憶喪失ものでした。
ただですね、これまでの3作が溺愛に溺愛を重ねたものだったからか、はたまた名倉先生作品だからなのか、不思議と悲壮感やハラハラ感はなかったのです。
なんでしょう、記憶喪失になってもきっと大丈夫なんだろうなと思えてしまうというか。
謎の安心感があったので、記憶を失ったアーサーがどんな行動を取るのか、何をきっかけにどう記憶が戻るのかを楽しみながら読めました。
結果、やはりアーサーはアーサーでした。
ここ何日かをかけてこちらのシリーズを読んでいたのですが、なんだか1作目のアーサーを思い出して懐かしくなってしまった。
つい先日読んだばかりのはずなのに「ああ、そういえば初めはこんな態度だったなあ」なんて少し懐かしくなってしまうのは、それだけアーサーの時広に対しての溺愛っぷりが巻数を増す毎に凄いものになっていたからなのでしょうね。
最終巻にしてあえての王道設定もの、というのも良いなと思えました。
今作はアーサーが記憶を失った事によって、時広の良い部分が沢山垣間見えた気がします。
一途で健気で、献身的で、酷い言葉を最愛の人から投げ付けられても、それでも側に居る事を選ぶ。
うーん、物凄くいじらしい人なのですよね。
普段はアーサーという超溺愛系過保護セコムに守られていて分かり辛いのですけれど、時広は愛情深くて心の芯の部分が強い人だと思うんです。
アーサーは本当に良いパートナーと巡り会えたよなあ。
アーサーの兄・エドワードが素敵な紳士で、彼が時広と居てくれたので尚更何の心配もせずに安心出来ます。
エドワード、ものすごく良い男だな。
そして、記憶を失いながらも、無意識下で時広と親しげな兄のエドワードに嫉妬をしたり、自身にも笑顔を向けてほしい…なんて思ってしまったりするアーサー。
気を引こうとお菓子作りを手伝おうとするアーサーがなんだかとても可愛らしかったです。
ありえないですけれど、これから何度記憶を失ったとしても、アーサーは時広に何度でも恋をするんじゃないかな。
しかし、時広の毛に対する執着が記憶の有無を抜きにしても凄まじくて笑ってしまいました。
最終的に記憶を失っていた間の自分自身にまで嫉妬を覚える姿がなんともアーサーらしく愉快。
最後は勿論甘さたっぷりでね。
もっとこの2人のお話を読みたい気もしますが、ネタ的にもこの辺りで大団円で終わらせるのが良かったのかも。
でも、このキャラクター達にはまた会いたくなってしまうだろうなあ。
時広の英会話教室だったり、お仕事をする時広の姿がもっと見たかったななんて。
シリーズ総じて、日常の癒しにぴったりな甘い読み口の素敵な作品でした。
エドワードのスピンオフが出ているようなので、そちらもこれから読んでみたいと思います。