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kutsuhimo toite iidesuka
ええっ~
これ、めちゃくちゃ良かった!
なかなか老舗、かつ全国展開しているラグジュアリーな靴屋さんのお話。
夏乃あゆみ先生初読みでした。
いやいや綺麗な絵と、靴屋さんの雰囲気がベストマッチです。
販売員の弓削くん。接客リピート率全国ナンバーワンなんです。
天然ひとたらし、かつ美人さんで、もちろん立ち振舞いも良く、靴に対する知識も豊富。
顧客にぴったり合う靴を見る眼もありまして。なかなかのハイスペックさを持っているんです!
でもね~本人は、靴と顧客を大切にしてるだけ、鼻にかけない良い子なんですよ!
そんな弓削くんのお店に本店からヘルプに来てくれた、小野原さん。
小野原さんが、気になりすぎちゃって弓削くんはまともに顔を見ることさえ出来ない…
可愛っ❤️
悩むんですよ。仕事は、出来ても好きになった人を見ることさえ出来ない自分を。
そんな弓削くんの想いを知ってか知らずか、小野原さんに冷たくされちゃって悩むんですよね。
弓削くんの過去のトラウマからの、好きな人を見れなくなってしまう過程があるんですが、傷付いた経験は、ほんとに人を臆病にさせますよね。
小野原さん、策士。弓削くんの心を試しながら、でもがっちり自分に弓削くんを引き寄せちゃいます❗️
小野原さんも、ちょい意地悪。でも、良いスパイスですよ!
所々に、出てくる靴紐のエピソード。
正直、こんなに靴紐がエロくなるとは!
前半は、弓削くんサイドで、小野原さん大好き初恋モードな展開。
後半は、当て馬的な小野原さんの友人で、同僚も登場して。
こちらは、小野原さんの独占欲全面に押し出した弓削くん大好き!エピソードでございます。
あんなにクールな感じだった(はずの)小野原さん。弓削くん大好きかよっ❤️
めろめろですね。
弓削くんが、意外と主導権持っているかもね、くらいに二人の関係性も変わっていきます。
これが、大変よろしいかと。
ほんとにツンからのラブラブを楽しめて、多幸感に包まれますよ❗️
高級靴店の支店で働く弓削と、本店からヘルプで来た小野原。
弓削は接客はプロだけど、過去に好きな人から「ジロジロ見るな」と気持ち悪がられた経験から好きになった人の顔を見ることが出来ない性格。
そんな弓削が小野原の性格に惹かれてしまい、顔が見れなくなりいつも目をそらし態度も悪くなってしまう。
そのせいで誤解を招き小野原に避けられてしまう。
何日も避けられた後に過去のトラウマで「好きな人の顔が見れない」事を打ち明けると「俺も好きです」と返される。
「俺も好きです」と言われて初めて自分が今告白と同意の話をしてしまった事に気付く弓削が超絶可愛かったです!!!
もそもそ・・・弓削がほんとチョイチョイ可愛すぎるんです!
しかも、小野原はもともとモテ気質なので弓削が自分を好きな事に気付いていて敢えて避けていたと・・・。もぉナニこの二人。かわいすぎかよ!!!
特に、付き合い始めて小野原が本店に戻って”遠距離恋愛”が始まってからはホントにホントに可愛かった!!
小野原の態度に弓削がもやもやして悩んじゃったり、クールだと思ってた小野原が予想以上にヤキモチ妬きだったりと、後半の二人は可愛さがさらにヒートアップ!!
あぁ、もぉ「可愛い」しか出てこない自分の語彙力が憎い!
高級靴販売店で働く二人のリーマンBL。
キーワードは靴紐に掛けた「解く(ほどく)」です。
クールビューティ受主人公の
臆病で情けないと感じていた癖や
抑制された感情、行動が攻との関わりを通して解かれていきます。
前半は「過去のトラウマから、好きになった人の顔を直視できない」という残念な癖ゆえに思い通りにいかない片思いのお話。
後半は(攻にお膳立てされて?)付き合い始めたものの、遠距離恋愛+相手の考えていることがわからない!という不安から受がぐるぐるするお話。
美形の受は仕事熱心で能力も高いけどちょっとぽわぽわしたところもあって、恋愛は翻弄される側。
何だか乙女ゲームの主人公にいそうなキャラだな…という印象。
属性で言うと多分ツンデレで、行動やセリフからはデレ成分も多めなのですが、夏乃先生らしいひんやりした画風によって、甘々な感じよりは大人っぽく仕上がっています。
攻は「ひねくれぶきっちょなのに小手先だけスマートな自信家イケメン」くんです。根が大人になり切れていないので、目には目を的な行動をしたり、周囲の人(特に恋人)に大事なことを言わないというか、言葉を尽くす努力をしません。一方で全然違う方向から正論を振りかざすというちょっと不器用で面倒くさい性格。そりゃあ受も不安になるでしょうよと思うけど、たぶん攻本人は気づいていない…。しかしこちらも画風がスタイリッシュなので面倒くさい性格ながらもちゃんとイケメンに仕上がっています。
各地に展開する高級靴販売店という舞台は珍しいなと思いました。店はもちろん二人の家の至る所にも靴が溢れていて、多分二人とも靴マニアなんだろうなー…仕事も趣味も大好きなんだろうなーとほっこりします。
それと、「新幹線1本遅らせてよ」のような遠距離モノの描写も萌えました。
遠距離BLってそこまで数は多くないのでたまに読むと新鮮です。
ただ、それ以外は目立ったポイントはなく、鉄板の当て馬とか茶々入れがあり、すれ違いがあり、実はね…でハッピー同棲エンド。残念ながら個人的にはこれといった個性や惹きつけられるエピソードは見つけられませんでした。ベッドシーンもありますがエロ成分はほぼ無し。総合的に悪い所は無いのですが、残るものも薄めな印象でした。
靴屋舞台に興味がある。
遠距離に興味がある。
ガチガチ男性同士よりは乙女ゲーくらいのBLが丁度よい。
エロ少なめ希望。
さらっと読みたい。引きずりたくない。
などに当てはまればご一読を。
シューフィッター同士。
親身な接客で、リピート率No.1の受けさんですが、恥ずかしくて好きになった人の顔を見られないという性質がある。
一方、本店から短期派遣されたできる店員さんは、自分に気があることを知りながら、受けを手の上で転がしている、ちょっと意地悪さんでした。
その後、受けさんが東京の本店に研修に行く後半のお話に移ります。くっついてからのお話です。こちらは、受けさんを皆に見せたくない一心の攻めさんですが、コミュニケーションが出来てないのですれ違うというあるある設定。種明かしはされる前から分かっているので、攻めの親友による茶々とかをほのぼのと見守る感じでしょうか。
甘いお話でした。
同じ高級靴店の支店と本店で働く二人。
攻めが支店にヘルプで来て惹かれ合うまでが前半。
後半は付き合ってから、今度は受けが攻めの働く本店へ行くお話。
好きな人の顔が見れない受けは、どこかツンデレっぽいところがありました。
また、執着攻めに関しては、嫉妬と独占欲が普通より少し強いくらい。
同僚と仲良い姿を見て、受けにツンとしたり、小言を言って八つ当たりしちゃうくらい。
遠距離でしたが、よい展開がありハッピーエンド。
カッコイイ革靴にスーツ姿のイケオジや店員が拝めてとても良かったです。
エロは薄く少なめ。
いくら独占欲が強いからと言って大人気ない態度に出て受けを困らせる場面が何度かあり、私の中でこの攻めはなし判定です。攻めは別に完璧じゃなくていいし、そこに愛すべき部分があれば痘痕も靨になるわけですが、それがないのでマイナスがマイナスのまま積み重なってしまいました…。せめてプライベートと仕事は分けて!受けが仕事でミスしなかったからよかったもののずっとヒヤヒヤしてました。趣味ではないけど夏乃先生の絵は好きなので中立で。