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daiji na aitsu
こいでえみこ先生の作品集です。
(4)までしか読んでいませんので、そこまでを簡単にまとめさせていただきます。
参考にしていただけたら幸いです。
いろいろな作品が読めて面白かったです。
『大事なアイツ』(1)
【N.G!】
高1の中臣林(リン)は男女の双子で、女装して貢がせたお金で遊び歩いていたところを刑部ヒロシ(大学1年)に見つかる。刑部は林と勘違いして桃(双子の片割れ)をデートに誘うが…。
というとりかへばや物語。恋に発展するかなー?という雰囲気までです。
【だってしょうがないじゃない】
まーくん(昌行・33・母の再婚相手)と暮らす鷹塔彬(16)。ある日突然母が別の人と逃避行して…、という話。BLというより家族愛の話です。まーくんの周囲の女性陣がうざいです。
【flower】
金持ちで、実は取り巻きの財布になっている諒が盗まれた鞄に入れていたケータイストラップを、学年トップ10だけどぼんやりした性格の近江直純(おーちゃん)が持っていて…、という話。
上辺だけの付き合いから脱して、内面で向き合いたい相手を見つけたものの前途多難そうです。
【Precious Heart】
学校一の美人でキツイ性格、女言葉にメイクという「おかま」の川名槇と幼馴染のヒロの話。
関わりたい vs 離れて守りたい。友情とは何ぞや、というテーマでした。
【Sweet】この作品のみえろす(回想シーン)あり
上京してきた健太(大学1年)に毎週往復6時間かけて会いに来る忠犬・マコト(1個下)。
マコトの誕生日に健太のツンデレ解除なるか!?という話でした。
『大事なアイツ』(2)
【オーバードライブ】えろすあり
亡き父の借金を肩代わりしてくれた家寿田(父の親友)に報いるために、息子(啓吾・17)の世話係をする樹(25)。
主従関係に託けてえろすまでするものの、実は素直になれない一途すぎる攻めでした。
【運命の選び方】(描き下ろしあり)えろすあり
部屋を案内した氏家一馬(俳優)に突然襲われる天宮仁志(不動産会社勤務)。
一方は初恋の相手(無職)を居候させていたり、また一方は付き合っていた相手から裏切られたり、と事情持ちですが、お互いが求めたものを相手に見つけられてよかったね、という話です。
【骨まで愛して】えろすあり
イケメン宅配業者・桐山モーレツアプローチを受ける窪塚(ウェブデザイン会社勤務)。
過去の経験からイケメンは観賞用と決めていたのに…、という話。桐山の方のゴタゴタにちょっとげんなりしますが、終わり良ければ。ラストは桐山の方が振り回されそうな予感。
【素直になれなくて】キスあり
地元の独占企業だった百貨店経営者の息子(御厨屋京介)と新規参入してきたスーパー経営者の息子(富士アスマ)。長年に渡るライバル関係に片方は友情を望み、片方は恋を感じてます。
『大事なアイツ』(3)
【キスじゃとまらない】1〜6話 えろすあり
中津川渉(16)の幼馴染は、男女共にモテるけれど「渉一筋!」と公言してやまない二宮真人(まこと)。
友達のままじゃだめ?という気持ちから、徐々に恋に発展していきます。
1話でキス、その後当て馬イベントを経て、6話で…でした。
真人が女子っぽすぎてちょっと苦手でした。
『大事なアイツ』(4)
【ロマンスにおまかせ!】
イギリス人で日本人の育ての親(現在引退している少女漫画家)の元へ来た伊集院ロマンス(17)。
オタク文化をこよなく愛すロマンスの目に留まった広矢和好は、女装で同人活動をするDK。
ロマンスの支援を得て、和好がプロ漫画家への道を歩み出す話です。
先輩漫画家のアシに入って自分の甘さを自覚したり、強すぎる姉たちと対決したり、読み応えはありますが、BLではありません。
というわけで(1)と(4)はBLというよりも男子がメインキャラという作品でした。
こいでさんの絵は少女漫画やレディコミっぽいイメージがあったのですが、イケメンがきちんとイケメンで、もしかして別の作家さんと勘違いしていたのかも。
読み応えばっちりで楽しめますよ。