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「被写界深度」と「兎の森」以外に唯一、商業誌に掲載された苑生先生の作品「NASU」読みたさに古本で探して購入しました。
(発売2019年、発見&購入2025年)
BL界には音声作品から入門しているので漫画と漫画家さんをほとんど知らないため「NASU」の感想のみで失礼いたします。
苑生さんの「被写界深度」も「兎の森」も美麗な絵柄のシリアスな内容で、激重エピソードが含まれていたりするのに、随所にふざけた抜け感があり、この絶妙さが苑生さんの真骨頂のように感じていましたが、「NASU」に関しては抜け感に全フリされており、内容がバカ過ぎてずっと笑っていました(笑)
細かいことは全てはしょられた24ページの短編で、わかることは元ホストが新潟で茄子の栽培をしており、その茄子に不埒な理由で魅了された男が東京から彼を訪ねるというぶっ飛んだ話です。
なまじ絵が美しいので、真顔の変人たちを遠巻きに観察しているような滑稽さがありました。
現時点では電子書籍でも販売されていないようなので掲載紙が入手できたのは、本当にラッキーでした。
「被写界深度」と「兎の森」の世界観を期待する真面目なファンには衝撃作ですが、「被写界深度」の上下巻購入全員プレゼントの「行きたい場所」を読まれて、苑生先生のヤバさをうっすら感じ取っていたファンには納得の作品だと思います(笑)
体調を崩されていらっしゃるのか、SNSに新年のポストをされる以外にお見かけしませんが、兎の森の続編を今も心から切望しています。
今更ですが、GAPSとDOGSのコラボショートが掲載されていることを知って滑り込みで買いました。
今日のうちに気づいて良かった!!明日だったら配信終了してたよー
番外編なのでページ数は短めですが、個人的に\\買ってよかった(๑>◡<๑)♡♡♡//な内容だったもんで大満足です!!!
あと、中川カネ子さんの新連載が好みに刺さる獣人モノなので、このふたつをレビューします。
・「GAPS EVEN」12ページ/里つばめ
DOGSの2人が最後にちらっとクロスオーバーするコラボショートでした!
片桐が長谷川の部署に異動になる直前。引き続き準備のため休日出勤をしている片桐に、来週から同じ部署になるからと気を遣った長谷川が声をかけて──
あらすじを書くようなほどのことは何も起こりません。
が、柱の影からすべてを逐一覗き見していたいGAPS&DOGSジャンキーにはありがてぇ、4人の過去チラ見せエピソードです♪
とりあえず斉藤さんガチ恋勢から言っておきたい事といたしましては、
【【【!!!!!斉藤さんの超カッコいいメガネ姿が見れます!!!!!】】】
ちなみに斉藤さんは目悪くありません。里先生からの一部の属性女子へのサービスネタです♡♡♡
スリーピースにネクタイしっかり、フレームレスメガネ、デコだしヘアスタイルの「ザ・インテリ」ルックなんてもはや斉藤さんのためにあるスタイルだわ…!斉藤さんが似合わなくて誰が似合う?!?!(斉藤教信者の言い分なんで適当にスルーしてください)
里先生ありがとう!!!
今年の猛暑も乗り切れそうです。
・「オスワルド」56ページ/中川カネ子
オスだらけの世界で、とある王宮の動物庭園に暮らす動物たちのお話。
オスだけの世界=オスワールド=「オスワルド」?
正確には獣人じゃなくて擬人化モノ。
動物庭園のボス〔アギフ/黒豹〕が、新入り〔ヴァル/白ライオン〕の面倒をみることになって──
実は先に2話目を読んじゃってたのですが、ヴァル最初はこんなちっちゃかったのね!!!
中川カネ子さんのショタっ子の天使かわいさは作者はお好きな方ならご存知ですよね!
ショタっ仔ヴァル、めちゃかわです!(*´꒳`*)♡
ツーンとした黒豹のアギフに四六時中くっついてるちっこいの、かわいすぎか!
しかしながらこどもの成長は早いもので、1話の終わりではすっかり大きくなっちゃった〜ざんねん><
でもアギフのツンっとした乳首がとても美味しそうなので、早くあれをあれこれしてほしい!(本音)
ちなみにアギフはタチ、ヴァルもきっとタチ、のいわゆるタチ争奪モノかな?
どんな展開になっていくか楽しみです♡
正直、今回はお休みも多くて少し寂しいです。※新連載・読み切り作品があります。
しかし湯煎先生のエッセイが読めたこと、そして好きな作品はやはり「神」でした。
レビューは特に好きなものについてのみで失礼します。
○湯煎温子先生のリレーエッセイ
見開きページ。大好きな先生のエッセイが読めるのってすごく幸せですね!
もしかして4月1日発売のコミックスに収録される?と思いましたが…されてませんでした。
好きな攻め・受け、性癖(?)、描いてみたいキャラについてなど。
速水さんと猫田くんも登場していて、それがまた可愛くって!買って良かったです。
○新連載:中川カネ子先生「オスワルド」
美しい&可愛い獣人きましたっ!ツンな美人ボスが、短命と言われている小さな新入りを任されます。
コミック1冊分の連載なら甘々だと思うんですが…。
長編となると、設定的にかなり色々問題にぶつかりそうで心配です。
○山本小鉄子先生「明日はどっちだ!」
二人のお付き合いは初エッチに向けて…。そんな時もう1つのカップルの話を聞き衝撃を受けます。
○木下けい子先生「灰かぶりコンプレックス」
これはちょっと形勢逆転してきたのでは!?なニヤニヤ回でした。
ミチルさんが今回もナイスです。トモくんの鈍さが可愛い。王子様、振り回されて下さい。
○佐岸左岸先生「オールドファッションカップケーキ」
ひゃ~~~素敵リーマン!こんなホワイトデーのあるところの女性が羨ましい!!
まだガッツリ恋愛とまではいかない、今のキョリもキュンキュンします。
そしてこれが恋愛になっていくと思うともう…楽しみでしかたありません!
愛してやまない百薔薇の連載再開1周年記念号(勝手に命名)!麗しい表紙にうっとりしていたけど、そうだった、お話は厳しい局面だった・・・
以下、4作品についてコメント。
1.オズワルド 中川カネ子先生の新連載
カラー口絵付き60P弱。モフモフさんの世界で、黒ネコ系キリっとした強気さんが、
落っこちていた、ちっこい白い子の面倒みるお話。ちっこいのがむちゃ可愛かったー!
なんだけど、これがおっきくなって、受けを押し倒すんだよな。
2.百日の薔薇 稲荷家房之介先生
2巻でケガしたアズサを見舞うシーンが冒頭。同人誌「ThornCrownⅢ、Ⅳ」の部分になります。
構図はほぼ変更なく、絵は全面的に描きなおし、コマを少し足してるという感じで、
全ページ着衣なし(除く回想部分)。タキ様おいたわしい。早く甘い部分を読みたいが
いつそんなページを読めるのだろうか。間に肉球とか挟んでくれないかなあ。
3.灰かぶりコンプレックス 木下けい子先生
北海道後のお話。1P目で笑うのって反則だわ。相変わらず絶好調な直純さん、きらっきら。
今回はみちるさんが、トモちゃんにちょっかい出してるお話でした。
トモちゃん、しれっと殺人級の言葉をはくので、直純さん頑張る頑張る。可愛いなあ。
4.オールドファッションカップケーキ 左岸佐岸先生
先月から始まった連載。ちょっと枯れ始めているかもな10以上年上の可愛いリーマンに、
年下が声かけて色々連れ出してます。可愛い・・・・今回は、その年上リーマンが
ハーレムよろしく女子社員わんさか連れてランチ行くところが面白かった(笑)
毎回毎回二人の会話、表情がめっちゃ可愛くて萌える~ スーツ姿もめっちゃ好み!
リーマン、年上の可愛いお話がお好きな方にはめちゃくちゃおススメしたいです。
好きな作品がいくつか入っているので、めっちゃ楽しみな雑誌なんです。あー2か月後が待ち遠しい。