最新レビュー一覧

頬にしたたる恋の雨 小説

久我有加  志水ゆき 

心に染み込む、再生ストーリー。万歳(漫才)師転向物語

久我有加先生...先日は本当に悲しいニュースに言葉を失いました;
心より、ご冥福をお祈りいたします。

本を開けばそこに先生がいらっしゃる、と信じて、
未読作を少しずつ拝読しています。


こちら、Kindle Unlimitedにて読了。

久我先生の時代もの(昭和初期)で、
落語家として三流(以下)の烙印を押され、クビになり、
万歳(漫才)への転向を余儀なくされる主人公の…

2

『エンドロールは100年後』フェア店購入限定特典 書き下ろしペーパー「快適物語業務日記・結婚式のサクラ編」 グッズ

とある結婚式にて

本品は『エンドロールは100年後』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、便利屋のとあるお仕事のお話です。

今日の怜久は蔵乃介の便利屋の仕事として
結婚式の披露宴にて新郎の友人役を務めました。

通常引き受けない案件ですが
花嫁の父が友人のいない男は人として認められないないという
凝り固まった考えの人で新郎の事情を鑑みて
引き受けた依頼でした。

最初は小説のアイデアにな…

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エンドロールは100年後 小説

月村奎  ミギノヤギ 

貴方との出会いが変えた未来

今回は便利屋兼カフェ店主とドラマ脚本家のお話です。

スランプをきっかけに転居した受様が
便利屋の攻様の恋人になるまでと後日談続編を収録。

3才で父を亡くした受様は働く母の不在の寂しさを
テレビドラマの再放送で癒した事から
ドラマの脚本に興味を持つようになります。

受様はコミュ障気味で人付き合いも得意ではなく
頭も運動神経もいいとは言えず
特技がないからこそ大学くらい行き…

5

ナカまであいして 5 コミック

百瀬あん 

癖がすごぉい!

はじまりがあんなになし崩しだったのが嘘のようにちゃんと恋愛してるな〜!という巻でした。好き!

楪に影響を受けて受験を決めた常磐。受けに影響されて変わっていく攻めが大好きなので周りの声に傷つくことが減っていったらいいな…としみじみ。

夏といったらやっぱり夏祭りは行かないと!
楪はもちろん常磐も両方浴衣なのが良いですね。
らぶらぶタイム炸裂かと思いきや亀裂がはしり…上手くいかないね、と…

3

チョコストロベリー バニラ コミック

彩景でりこ 

ぐっちゃんぐっちゃん

おお……
これはまたなんといいますか……。
特殊な関係ですね。
3人の好きが交錯しています。
絵のタッチはサラッとしているのに
汁気の多さよ。
ガッツリさんぴーです。
ミネが拾を好き、の気持ちがいわゆる
普通の好き、な気がするけど、そこに
拾がタケに思う気持ちと
タケが拾に思う気持ちが絡まって、
ミネが間に入ることでまたひと味変わります。
食べ進めてぐっちゃぐっちゃになった…

0

甘い嘘 小説

安西リカ  三池ろむこ 

甘くて、切なくて、甘い

表向き『親友』としてそばにいるけれど
身体の関係があって、
七生は本当の気持ちを明かす気もないまま、
佐倉の本心はどこまでもわからないまま…
そんな状態で長い時間を過ごしているふたり。

でも恐らくは同じ想いを抱えているのだろうなと
予想しながら読み進めましたが
気持ちの面が見えてくるより先に
倫理観がぶっ壊れた一面が見えたり
ものすごく苦しい過去を抱えているのがわかったりと

0

愛だ、恋だの処方箋 2 コミック

秋久テオ 

No Title

βからΩに・・!
凛人さんの身体が段々と変わっていくのが顕著に表れて。お胸がえっちすぎる。

初めてのヒート、周りには複数のα…
よくあるαたちがΩの強い匂いにあてられる・・・展開にはならず
志郎がかっさらってくれて良かった。

とにかく凛人さんの変化が可愛かった2巻。
発情期で志郎の帰りを待つ様子とか甘えたで素直で
いつもが紳士だからそのギャップが最高でした。

番うことに…

3

ナカまであいして 5 コミック

百瀬あん 

素直さが引き出されつつある二人

とうとう5巻!
楪への想いが溢れてきて、どんどん素直になってきている常盤と、そんな常盤に戸惑い&条件反射で反発しながらも、素直さを引き出されつつある楪。
最初は顔で、今も顔は大好きだけど、それだけじゃなくなっている二人が愛おしい。
楪も常盤も、お互いに影響し合っていて、少しずつ変わってきているところも愛おしい。
きちんとお互いに向き合っている、向き合おうとしているからだろうな、と思…

4

Stepbrother 小説

榎田尤利  国枝彩香 

No Title

異動してきた会社の鬼上司が親同士の再婚でまさかの義兄弟になってしまう。冒頭の秋の異動挨拶は読んでいるこちらもこんな上司きたら怖いなぁというぐらいの冷徹さを感じました。

なのになんだかだんだん可愛くなっていく秋。不器用だなぁと思うけどそこが愛おしい健輔が秋の色々な表情を知って惹かれていくのもよくわかる!最後の社員旅行なんかもうかわいいのなんの。ギャップが良すぎました。健輔だってそりゃがっついち…

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ちびヨメは氷血の辺境伯に溺愛される 最愛 小説

月齢  八千代ハル 

なんて溺愛夫婦なんでしょう!

本編
楽しみにしてました!あれやこれやどうなるんだろうって。

なんだけど…。そこが鍵だよね?そこ重要だよね?という出来事がさらっと書かれてあり。え?それでどうなったの具体的に?な。

妹視点や実家での場面もあったからか、前作ほどユーチアに焦点が絞られていなかった印象です。そこが物足りないと思うか作品の完成度と思うか…。

基本あたたかくて、くすっと笑えて楽しいお話でした。

初…

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