最新レビュー一覧

群青色の夜を蹴って コミック

幸田みう 

思春期の心はかくも脆いもの

10代の青臭さや未熟さ、危なっかしさや心の弱さが一気にぶわぁ〜と雪崩れ込んでくるストーリーが切なくてたまりません…。゚(゚´Д`゚)゚。
親友との関係、母親との関係、居場所を無くした"仲間"たちとの関係、……どれもが心の重石となって絡み合いながら、精神的にユキを追い詰めていく姿に胸が痛くなりました。

元太から逃げることを選択したことが結局ユキにとって良かったかと言えばそうじゃありません。逃…

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ホワイトライアー コミック

芹澤知 

1本の映画みたいでした。

読んだのは去年。レビューが良くて、買いました。1番記憶にあるのは、美容師の作品だから、髪の毛の作画やスタイルがとてもオシャレです。
ネタバレになりますが、俳優の黒髪の方の大河くん。ずっと、美容師の主人公に恋がれていて、執着しているところ。そこのすれ違いが、おねショタみ。いわゆる歳の差があって、最高でした。主人公が人間不信で⚫︎フレ扱いだったのが、さらによきです。あといたすシーンは、ドラマメインな…

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真夜中の俺を見て 2 コミック

Luria 

糖度マシマシですよ

楽しみ過ぎて発売日初日にアニメイト〇で特装版で買いました。この表紙だけでもうテンション上がりますよね♡荻野マネがスパダリ過ぎるよ。この視線が最高にズルい、ズル過ぎるよー。
もう、1巻を上回る良さで鼻血ものでした。
誰かを褒める言葉って実は一番言いにくいと思う。頑張ってるね、えらいえらいって言われたいよねー!もうホント、荻野マネがマヨくんに向ける視線、表情の作画がとにかく良いです。外では誰だって…

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ピンクハートジャム 下 コミック

しっけ 

続編もそのさらに続編もずっと続いてほしい、見守り続けたい

絵柄もキャラクターも物語も癖になり、何度も読み返しています。

上巻では大学とプライベートと完全に分けている金江凉と、両方の区別があまりない灰賀優希の、接点とつながり、関係の変化をどきどきしながら追いかけましたが、下巻では、2人の接点とつながりが、重なってねじれて、離れてまた重なって、と変化していく様をはらはらどきどきしながら追いかけ、味わいました。

キラキラした青春の色合いが濃いのです…

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蜜果 2 コミック

akabeko 

出会えて本当に良かった

レビュー初投稿です。
この作品は、私の特に好きな作品の一つです。作画の綺麗さ、ストーリーの面白さもとても素敵ですが、何よりキャラクターの愛らしさが私の中ではピカイチです。

一見、クールで何にも執着しなさそうに見えて実は希雄くんのことが大好きな貴広さんもちょっぴり天然だけど、自分の思いをまっすぐ伝えてくれる希雄くんもとても可愛くて読むたびときめきが止まりません。

嫌なことがあった時や辛…

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ピンクハートジャム 上 コミック

しっけ 

上下繰り返し読んでしまう引力のある良作

絵柄もキャラクターも物語も癖になり、何度も読み返しています。

先輩で見た目もちょっと怖めでぶっきらぼうな金江が、恋人探しのためのハコヘルバイトをしている、という設定がまずおもしろいです。

新入生で同じクラブに入った灰賀優希が、クラブの飲み会で先輩からハコヘルへ行くようにうながされたことで、憧れの先輩の秘密を知ってしまい、性欲に翻弄されつつも、憧れの先輩とゆっくり話したい、とアルバイトを…

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蓮見くんはバカワイイ委員長が好きすぎる! コミック

泉くれは 

無自覚天然、攻めを振りまわしまくる受け〜!! 笑い止まらぬモダキュン学園ラブコメ

「ムカつくあいつに撫でられたい。」の、泉くれは先生の新刊です☺︎

感想を述べる前に、一点...

こちら、自分は紙本で拝読しましたが
電子は特装版(通常版+20ページ強)が出ています。
ちるちるさんのシーモアリンク先は通常版でしたので、
これから購入される方、ご注意ください。

特装版の内容は以下とのこと↓
・連載時のカラー扉ページをそのまま収録
・特別小冊子収録
 (未…

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さびしい悪魔 コミック

斑目ヒロ 

お帰りフータ

斑目先生の悪魔シリーズ新刊です!
古参のファンとしてはこの日が待ち遠しく、
発売日に入手しました。

内容はいつも通り、スーパー美形でキラキラのフータが、一周回って優等生メガネの秋吉だけに執着するというものでしたが、
当て馬(フータの最初の相手)が女の子だったことと、成瀬三兄弟のキャラ紹介がなかったので、萌え×2評価にさせて頂きました。
シリーズものではありますが、ここから読む人、久し…

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佐条利人の父とその部下 下 コミック

中村明日美子 

好きになったっていいじゃないか

この上下巻2冊を読んで、やっと同級生シリーズがストンと綺麗に着地をしたような気がしました。
こちらの2冊は佐条父と夏目が主役の物語ではあるのだけれど、佐条親子の物語でもあったのかなと思います。
恋愛ものというより、人間ドラマをじっくりと追いかけられる良作でした。

正直なことをいえば、流れが軽やかだった上巻と比べると、悪気がないからこそ厄介な岡田の無神経な発言とその存在にストレスを感じるこ…

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群青色の夜を蹴って コミック

幸田みう 

共感できる青春のあれこれ

作家買いです。
先生の「"あの頃のあの感じ"が描きたくて」が詰まっていました。
共感する部分が多かったです。
若く世間知らずで居場所を求めて純粋で。
それが等身大と恥ずかしくなるくらいのキラキラのちょうど間くらいのかわいらしさで描かれているように感じます。心地いい。
本作は言ってしまえばBL手前の2人のやりとり、それぞれの心情がメイン。
それを流れるような自然さでか…

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