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山田2丁目
くしにゃん
ネタバレ
「食べてもおいしくありません」シリーズのスピンオフになります。 未読でも楽しめますが、シリーズを読んだ方がオリジナリティ溢れる世界観をより理解できると思います。 最初は赤石が大喰のツノを育てたいと思う理由が分からず戸惑いました。 後半で理由が判明するものの、理由と言動がちぐはぐな印象が拭えません。 赤石の美味しさに絆される大喰のチョロさが可愛いです。 せっかく育てた大喰のツノを誰…
大和名瀬
muueba
1巻はすごい勢いで破天荒なお話でしたが、続編も最初からすごい勢いで破天荒でめちゃくちゃです。 勢いがさらに増しているような気がします。 巻頭からわくわくが止まりません。 1巻に続き、小さな狭い1Kアパートに引き続き住んでいるリドと透也。 透也が大好きで離れたくないものだから、なかなか帰国をしないでいるリドがかわいいです。 同じく狭いお隣の部屋にリドの護衛と側近が間借りしていて、狭いア…
水都あさひ
まりあげは
仲がいい会社の同期である城戸を好きな蝶野。 職場の忘年会でのプレゼント交換で、まさかのセクシーな下着とローションが当たってしまったことで、城戸にゲイバレしてしまう。 が、城戸を好きという本心がバレたくなくて、好きにならないから安心してと言い放ってしまった蝶野。 (この次のコマの傷ついた顔の攻めがめっちゃ好きです!攻めには、受けを大好きすぎるが故に、傷付いてほしいときがある by まり…
白野ほなみ
藻とカレー
事故により大きな障害を持つことになる晴人と彼を支える晃のお話。 苦労や辛いこと大変なことがありながらも、私は理想的、希望的なお話だと感じました。 突然の事故で地獄のような日々を送ることになる晴人。 尊厳死に救いを求める気持ちはとてもよくわかる。 それが「お守り」というのも。 障害だけでなく、大病や持病や慢性疾患、人間関係や経済的なこと…人によってはさまざまな困難があるわけで、そんな人にと…
くけこ
ちろこ
プロポーズをしようとしていた彼氏にフラれ、汚部屋の住人となってしまった咲耶の身も心も救ってくれた大学生・陽日輝とのお掃除から始まるデトックスBL。ハウスキーパーとしてやってきた陽日輝との出会いをキッカケに、強く惹かれ合っていく両者の想いが胸に響くストーリーです。 過去を清算し、新しい恋に向かって歩み出す咲耶の気持ちが、嬉しさだったり諦めだったりに大きく揺れ動いていく心情描写が切なくて、もーた…
大和名瀬先生お休みとのニュースを拝見し、久しぶりに再読。 購入したときも思いましたが、表紙の畳の部屋に敷かれた布団の上に横たわる、上半身裸で装身具たくさん、片手に薔薇でほほ笑む王子、リドの迫力がすごいです。 導入も設定も展開も、とにかくめちゃくちゃ、突拍子もないのですが、それがいい! いやいや、ないない、とはならず、物語の強い求心力にあっという間に引きこまれていきます。 透也の端正…
須坂紫那
前巻のラストではこのまま同棲が始まりそうだったのに、有馬の姉との同居の都合や北大路の大阪出張3か月間により、遠距離恋愛になってしまいます。 じれったく感じつつ、会えない時間が2人の気持ちをより燃え上がらせる、と、どこかの曲の歌詞を思い出しました。 北大路の出張先の大阪支所で仕事仲間となり、交流するようになった水野と後輩の目黒。 水野も少女漫画好き同士ということがわかって、一気に親しさを増…
晴れて両想い、恋人同士になった北大路と有馬のその後の物語です。 毎日、ラブラブ、あまあまにしているのだけれど、お互いに対するラブラブの出し方の違いから、すれ違いが生まれてしまいます。なんともかわいいすれ違いです。 有馬の努力と小さな嘘がとてもかわいくて、北大路も考えすぎて落ち込んだり、お互いがお互いに幻滅されないか、嫌われないか、飽きられないか、と心配しながら、相手のことが大好きなのがとても伝…
のきようこ
のき先生の絵、セリフ、心理描写が好きで全作読破したくて少しずつ読み進めています。 本作も目や横顔が心を表していたり、どうってことない会話に気持ちが滲み出る演出がすばらしい。 導入については正直ちょっと無理があるのでは…と感じたのですが、それは私の想像力や理解力が追い付いていないせいですね。 勉強を教えてもらうお返しが「なんでも言うこときく」はエロいことしかないだろうと思ってしまってすみません…
中村明日美子
空間と 店舗と温度が 中村先生だなあ という感じ 全部全ての話が 起承転結 ではなくて 読者に 感じさせる 考え 想像が広がるような終わり方 それぞれに 古風な和風な香り もしつつ 何とも言えない 綺麗な空気感があってドキドキする 電子化されるのをずーっと首を長くして待っていた傑作短編集。 それぞれ登場人物も物語も異なりますが、空気感と温度と湿度が中村先生独特の耽美かつ高貴な味でとても素晴…