葉山千世さんのレビュー一覧

ポメ耳絵本作家は見習いパパと愛情ごはんをいただきます 小説

葉山千世  古澤エノ 

いじらしくて健気なつぐみが愛らしい

エロス度★★★

おやおや、ポメの耳やモフモフなしっぽ・・・是非とも触ってみたい。

ただ獣人の類いではなく〝耳付き症〟という疾患とは・・・実に興味深い。
〝耳付き症〟に対する理解の無さや差別などしんどい部分もありますが、それをひっくり返すくらい響くんの可愛さよ・・・。

白石・つぐみ・響くんの本当の家族みたいな温かな時間にほっこりしたり、つぐみに懐く響くんの可愛さ、甥の響くんを大切…

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黒騎士辺境伯と捨てられオメガ 小説

葉山千世  木村タケトキ 

王道的で可もなく不可もなく

初めて読む作家さんなので悩んでましたが読んでみると読みやすい文章を書く方です
内容は他の方も触れてるので省略して、
家を乗っ取られ財産を奪われ身一つで追い出された不憫な受けくんが、優しい攻めの家に使用人として住み込みで雇ってもらう話ですね。ここまでもよく見る王道。不憫な可哀想な受けとそれを庇護する上位貴族の話です。辺境伯ですがこの期間はたまたま王都に来ていて出会ったという経緯ですね。

内…

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『ポメ耳絵本作家は見習いパパと愛情ごはんをいただきます』コミコミ特典SS小冊子「ボメ耳絵本作家は『元』見習いパパに愛情たっぷりいただかれています」 グッズ

桜咲く季節に

本品は『ポメ耳絵本作家は見習いパパと・・・』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、響の入学式のお話です。

つぐみの幼い頃の入学式ではソメイヨシノが定番でしたが
近頃は季節が早くなっているせいなのか
響の入学式では満開の八重桜が咲いていて

八重桜の華やかさは気持ちを明るくさせ
新しい門出に相応しいように思えます。

式が終わると昼食がてら入学のお祝いをするため

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ポメ耳絵本作家は見習いパパと愛情ごはんをいただきます 小説

葉山千世  古澤エノ 

耳付き症の世界

今回は出版社の編者者と耳付き症の絵本作家のお話です。

耳付き症のためにアパート退去を余儀なくされた受様が
亡き従姉妹の子を引き取った攻様の大切な人になるまで。

この世界には耳付き症と呼ばれる疾患をもつ人がいます。
その症状とは動物の耳と尻尾が生え、発情期がある事ですが
それ以外は普通の人間と変わりません。

発症傾向は様々ながらも先天性は稀で
多くは第二次性徴とともに耳や尻…

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ポメ耳絵本作家は見習いパパと愛情ごはんをいただきます 小説

葉山千世  古澤エノ 

耳付き症

エノ先生挿絵なのでマストバイ。葉山先生のご本を手に取るのは2回目で、相性どうだったかな?と思いましたが、読みやすかったです。お子様可愛かったですがサラっと読み終えたので萌にしました。本編280P弱+あとがき。

絵本作家としてお話を作りながら病院敷地内のカフェでバイトをしているつぐみ。小型犬種であるポメラニアン型の耳付き症を高校生の時に発症していますがカフェ店長や担当編集等、いい人に恵まれ頑張…

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ポメ耳絵本作家は見習いパパと愛情ごはんをいただきます 小説

葉山千世  古澤エノ 

攻めの背景が見どころ

白石×つぐみ

犬の耳と尻尾が自然に生える「耳付き症」という人類の約0.1%のレアな病気。
発情もある体質のせいで、周囲からの偏見や性的な被害も受けている。
ちょっと面白い設定だけど、
ケモ耳が「可愛い」というよりも、
可哀想な気がするのは初めて。

絵本作家のつぐみが、「耳付き症」の1人。
そんなつぐみを守って支えてくれるのが、
担当編集の年上の白石。

あるきっかけで、…

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黒騎士辺境伯と捨てられオメガ 小説

葉山千世  木村タケトキ 

偶然がもたらす運命の相手との出会い

今回は鬼神と恐れられる辺境伯と男爵家の嫡子のお話です。

叔父一家に家を追い出された受様が
攻様に拾われて幸せになるまでと続編短編を収録。

この世界の男女の性とは別に
アルファ、ベータ、オメガという個体差があります。

先天的にカリスマ性と優れた能力を持つアルファは
貴族に多くみられますが、数は多くありません。
ほとんどの人は一般的な能力をもつベータであり
社会を構成してい…

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黒騎士辺境伯と捨てられオメガ 小説

葉山千世  木村タケトキ 

辺境伯が好きなのです

初読み作家さまでしたが、辺境伯という単語にホイホイされて予約購入しました。www
辺境伯である事には間違いないのですが、殆どの場面が王都のお屋敷が舞台なのでその点はガッカリしました。

そして期待通りにラフェドは優しくて格好良く、魔力にも優れていて圧倒的な強さを持つ武人なのです。そしてそんな彼に庇護されたルディが本来の美しさを取り戻して行くのですが、お互いに好意を持ちつつ臆病で気持ちを伝えら…

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黒騎士辺境伯と捨てられオメガ 小説

葉山千世  木村タケトキ 

王道の良さ

今どんな感情を相手に抱いているのかが分かるのは読み手だけなんてとってもおいしくないですか?
攻めと受けの両視点で語られるこちらの作品も、2人の出会いから順を追うようにして、少しずつ心の距離が近付く恋模様が楽しめる仕様になっています。

ギフトと呼ばれる魔法が存在する、ちょっぴりファンタジーテイストな世界の中にオメガバース要素が入った王道シンデレラストーリーといった印象です。
読みやすい文章…

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水晶の国 運命の子は異世界の王子に溺愛される 小説

葉山千世  サマミヤアカザ 

異世界ファンタジーの王道

異世界ファンタジーBLの王道、たいへん読みやすい。
安心できるストーリーで、ハラハラ、ドキドキは少なめだけど読んだあとは、心が和む作品と思う。

サマミヤアカザ先生の表紙は美しい。
秋の夜長にいつまでも眺めていたい。
表紙だけでも神作品。

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