十月さんのレビュー一覧

今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

文句無しに面白いです!

作者買いです。海野幸先生の作品はどれを取っても面白く安定した出来なので安心して読めるんですよね。

今回はタイムリープ物でしたが、海野幸先生がどう題材を料理するのかとても楽しみでした。

元彼に心を残したままの貴文が、その湯峰の死を友人から伝えられる事によってショックを受ける時の描写がリアルで読んでいて共感しました。

ここで不思議な人物に会ってタイムリープするのですが、その人物の言っ…

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今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

これは楽しめる作品

読み終わった後素直に「あー面白かったー!」と思える作品でした。今流行り?のタイムリープもの。過去に戻って生き直し、現在では死んでしまった元彼(攻め)を絶対に救ってやる!と受けが頑張る熱いお話です。

受けも辛い過去を持ってて、シリアスではあるんですが、少し過去を遡った2度目の人生が攻略ゲームのようで面白い。人の頼みを断れない行き過ぎたお人好しの性格の攻め、ブラック企業で自分も壊れそうなのにその…

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今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

お人よし

先生買い。男前受けが頑張るので、先が気になり読み止められなかったでした。攻め受けのキャラや恋心とかではなく、お話が面白かったので萌2にしました。本編290pほど+あとがき。

大学時代に付き合っていた湯峰が死んだと連絡を受けた貴文。衝撃が大きかったせいか、気が付いたらおでんの屋台で、見知らぬ男相手に、湯峰への恋心や「なんで死んだんだ」等と泣きを入れていたところ、その男が「こう見えて、私は天使と…

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今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

元カレを死から救う、やり直しストーリー

大好きだった元カレの死を聞き、もう一度彼が死ぬ前から人生をやり直すお話です。

亡くなった元カレ 湯峰は、ブラック企業に勤めて過労で亡くなった、お人好しで人に頼まれれば断れない優しい人。主人公の貴文は弁護士で、あまり社交的ではない、気持ちを押し殺すタイプ。2人は大学時代に付き合い、卒業前に別れました。やり直しは、大学時代、別れを切り出された時から始まります。友達として仲良くしたいと申し出て、湯…

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今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

泣きながら萌えと切なキュンを噛みしめた…///

昔の恋人を死を回避するために
過去に戻ってもう一度やり直す物語です。

中盤からずっと泣きっぱなしでした。
好きな人の死を回避したいという純粋な想いもですが、
人が支え合って生きている人間ドラマとしても泣けた。

贖罪、恩返し、生きることの意味。
ひとつひとつはよくあるシンプルな話運びではあるんです。
でも作者さんのリアルな筆致が突き刺さって涙・鼻水・涙。

そして…!
『…

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今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

貴文に号泣し湯峰にハラハラ

一周目は見てられない、二周目は目を離せない!

もう出だしから泣けて泣けて。読み進むと号泣ですよ。なぜかずっと涙と鼻水が止まりません。すごい緊張感のあるお話でした。

ちゃんと相手の顔を見ること、想いを言葉にして伝えること。大事ですね。

もう貴文が思い込みが激しすぎて不器用すぎて対人スキルが無さすぎて一周目は(回想も)見てられません!タイムリープのタイミングが26歳から大学4年生のあ…

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今度は死んでも死なせません! 小説

海野幸  十月 

本当の意味で助けられたのは誰?

わたし個人の好みにズドン!

めちゃくちゃ面白かったです!!
何度でも言う。お・ん・も・し・ろ・い。

時代背景は現代。タイムリープっていうちょっぴりファンタジー要素入ってるんですけど、ほとんど現代もの作品として読めます。
あいやー…大好物の現在もの作品とタイムリープの掛け合わせですか。最高です!
タイムリープ作品は好きな部類で、特に人生やり直しちゃうよ系の作品はおもしろ楽しくて大好…

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たとえ業火に灼かれても 小説

水壬楓子  十月 

サスペンス

既刊の「スキャンダル」が好みなら、この作品も面白いかも。

時代設定は、現代
高倉左季は、両親の死亡を機に、米国に居住する美貌の医師。
職業は、アメリカでライセンスを取得した法医学の監察医。
1年だけ日本の大学で特別講師として指導するために来日。

左季は大学の解剖室で、学生に実際に指導しながら仕事を行う。

日本で久しぶりに再会した幼馴染や、父の友人。
未解決の、両親の焼死、…

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たとえ業火に灼かれても 小説

水壬楓子  十月 

きたか…!

意味ありげなタイトルと表紙絵に、「もしかして、水壬楓子さんに、久しぶりに痛い期が来たかな?」と思いました。以前、ブログかあとがきで、「5年に一度くらいの割りあいで、非常に痛い話が書きたくなることがある」と書いていらしたので。「スキャンダル」しかり、「ラブシーン」しかり。

アメリカで法医学の研究をしていた高倉左季は、1年間の約束で日本の大学に招聘され、14年ぶりに帰国した。そこで、ずっと会って…

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たとえ業火に灼かれても 小説

水壬楓子  十月 

怖かったです!

サスペンス色が強い。中学生の時の同級生達が14年後、監察医・刑事・殺人事件の被害者として再会してしまうストーリー。シリアルキラーも出てきます。わりと読んでびっくりストーリーなので詳しくネタバレできませんが、ハラハラドキドキなかなか読み応えはありました。

こういうサスペンスって順序立てて読みやすくきっちり書くのは難しいと思うけど、水壬先生はさすがベテランなので最後までスムーズに読み切る事が出来…

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